アチェールビ兄弟相続事件 - アルカナアリアwiki

共和国同盟、モンテカルロ共和国で発生したホテルチェーンの相続問題を発端とする大規模抗争。
姉のアルマと弟のバルトロメオの姉弟がホテルチェーン『グランド・イルニア』の後継者の地位をめぐって対立、最終的に両者ともにマフィアを動員して抗争を始めた。

この結果モンテカルロ共和国の路地裏の治安は更に悪化、表路地すら暗殺事件が発生する等露骨な治安の悪化が起きた。
が、姉のアルマが「事故死」、弟のバルトロメオが「暗殺」された結果、本来相続権第三位で後継者に興味のなかった次女のルフィナが『グランド・イルニア』グループを相続。その後先代の番頭であった男を指名して経営を完全に委任することで後継者問題は完全に解決した。
また、バルトロメオ暗殺事件の「犯人」として姉弟に荷担した両方のマフィアが摘発されることによりモンテカルロ共和国の治安は回復した。

――この事件の終結については自国観光業全体への悪影響を恐れたリリアーナ・ディ・ガスペリが両者死亡の手引きしていたとも、純粋な政治と治安の問題としてカルロ・ディ・ガスペリが介入したとも、ジャンヌ・ディ・ボルトロッティ中央情報室長が邪魔となる情報の漏洩を防ぐために介入したとも――兎に角、複数の疑惑が錯綜している。
だが、これだけは言える。「アルマとバルトロメオの両者の死によって得をした人物は多い」と。

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