近代素流構想と騎士団の違い - bnode-ta @ ウィキ

近代素流の始まり

元々の始まりは、貧困な新米の門下生に銃器を貸し与え、鉄火団を見本に効率のいいバロメッツ狩猟の仕事を修養合格証をもった門下生から集い参加させることで、
素流道場主導で食料調達による畜産業生計の確立と道場暮らしでの奨学金返済を解決させるものだった

期間を設けた準備段階で次々と銃剣格闘術との汎用性、戦闘育成データのフォロー、付与魔法の可能性とエンチャント強化装飾、思わぬ魔導銃器と素流の技能の親和性の発見
などが続々と見つかり、課題点もあったが一年ごとに中堅クラスの武芸者輩出を目指す対魔物討伐実働隊、近代素流の猟兵構想案が誕生
多額の資金を投じてギルド経由で用意した、真面目な新米冒険者に向けた慈善事業のブートキャンプも開始し、本格的な猟兵育成が始まった
とはいえ、第一期は試行錯誤だったので何を支給するべきか大いに迷った時期でもある　なので初期構想案が下着+ガントレットのみという秘密結社シャドルー痴女装備では断じてない

名声と確立
上流階級視点からすればアーチボルト家ともつながっている上流騎士たるビックボスの配下達に落ち着くと思うが
厳密には上流騎士の総隊長率いる少女救導騎士団、内約は開拓都市狩猟株式会社、近代素流門下生所属、狩猟団体兼自警団である　

第一期近代素流猟兵部隊が戦果を上げていく内に戦場の戦乙女達として知れ渡るにつれ、ゆくゆくは素流猟兵部隊所属することに価値が生まれ、徐々に名声が広がっていくと思われる

それに伴い世間一般的には彼女たちに巨額の資金を投じた真意と冒険者ドリームの熱況と風評からビックボスにスカウトされた従士かつ将来の妾達と、
噂であることないこと尾ひれもつくと予想される　　アインハルト曰く囲っても誰からも文句言われないほどの大金を投じてる云々

それでも、新米冒険者に向けた総隊長の慈善活動から道場の受け入れが始まったことで、無一文でも奨学金制度を通じて素流道場の門下生へとなる機会が訪れ、やがて猟兵部隊入りした色々訳ありかつ餓死寸前であったであろう闇深な少女達からすれば、信頼できる総隊長の配下として部隊に所属することになんら躊躇いもないといえる

騎士団との違い
詳しく書くときりがないため、簡略的に書くと

素流猟兵教導部隊２０人＋第二期猟兵部隊２０人(この世界線では血統猟兵５名も込み)で計４０人　
現代で言う少なめの小隊規模であるが、移民、ベルカ難民、身寄りなしの孤児、猟兵たちに拾われた少女といった農民階級より低い立場の集まりが多いので
従来の騎士団と比べ貴族関係者は０、強いて枠にはめるなら道場で修業した一般従士(少女)の集まり
中央から緊急時の即時対応戦力として勲章を渡されているため、表向きはパラディン(聖騎士枠)のような扱いである

その例にもれず戦争や災害に対する守護即応部隊として時には活動し、未曽有の危機に対してデス１３のアシストや分散して被害を抑え込むことを
担うのが猟兵部隊の役割の一つ
平穏な時は素流門下生として修練に勤しみ、ダンジョンで効率の良い狩猟を行う狩人集団として実りある素材を収集しながら活動する
それゆえに総隊長同意の下、土地を実効支配していけば総隊長の郎党ともいえるが、実際は第二拠点設立と素流カンパニー立ち上げに土地を確保し始めたら
希望を掴み取る企業素流カンパニーの正規従業員という肩書になる　(素流カンパニーの概要項目はおって待て)

外見的には魔導銃剣＋魔導甲冑＋ウォードレス＆装飾品＋フード付きの白いケープを纏った女性集団となる、モデルも北欧神話のワルキューレを意識している
ぶっちゃけ箱庭ゲーでいう魔物たちに敗れて、全員が敗北エンドメモリーで記されそうな立ち位置

基本的に町の外で活動する際、意思を持った魔導車両と共に高性能な猟兵部隊のエンチャント付与された戦闘装束一式を高度な科学魔法を用いた総隊長自ら設計、製出して支給されているが、
最終的に個人個人で買い取りとなるためウォードレス＆装飾品＋フード付きの白いケープなどは、戦闘外の目的でも自由に着用することが可能

取得する技能も多く、護身の看護知識と近接格闘技術体系に加え、斥候歩行と集団連携技術、科学魔法の錬金術と付与魔法の投影紋、
銃剣付き魔導銃器を軸に取り込み確立した遠近対応できる魔法戦応用の複合戦闘術である
副産物として科学魔法使いの二足わらじなので、魔導機械の修理及びアイテム作製も行えるため案外潰しが効く

離れれば十字射撃、寄らば銃剣格闘に薬品爆破、負傷すれば整体治療、錬金格闘こそ≪CQC≫の本領発揮といえよう

総評
社会階級からみれば素流猟兵は、上級騎士である総隊長が創設した子飼いの従士、私兵部隊であるため平民よりかなり上の立場にいる
(総隊長目線ではあくまで妹弟子と大きくずれているし、自己肯定感がのけなみ低く実感が湧かない猟兵部隊の面々も、帝国市民権を得て底辺層からようやく抜け出た認識らしい)

開拓地方の管理を任されているオイゲン公爵が抱える(鎌倉)騎士達の気質的には、上級騎士の従士なので十分仲間判定されるような立ち位置であろう

全てはやむを得ず、冒険者となったばかりの年端のいかぬ女性の子供達を救い上げる目的で、道場の受け入れが始まった経緯から
道場で修養試験をクリアし、素流の関係者で行われる狩猟同行クエストもある程度経験した門下生から、隊員を募り素流猟兵になるため
部隊の特質上、装備するものはほぼすべて支給、素流門下生として真面目に生き胸を張れるなら身分や出身なども問われない

逆に資金と身元の二つが揃っていても素流道場で礼法を学び、猟兵候補生として修練の下積みと戦う覚悟と本人の意思がない限りは採用されない
将来の妾になる風潮的誤解、格上と戦う必然性、資金と真っ当な身分で通えるなら西住流道場に通った方がはるかに安全である

ゆえに厳しい修練と数々の修養を乗り越え、猟兵隊員として身を投じる少女達だからこそ猟兵部隊の名声を広げているのかもしれない
なお、慣れるまでは羞恥するであろうボディラインの出やすい装飾品＋噂、魔導甲冑を着こなし戦闘に参加する職務等々

(まぁ、第一期猟兵部隊からして、総隊長に恩返しで喜んでもらうくらいしか生き甲斐がない哀しい生物とつぶやいており、特にやりたいことがないらしい娘が多いので将来妾を望まれるなら、謙遜しながら断らず応じそうな雰囲気である)