安定版0.Gを基にしています。
Note: 固有名詞の間違いなどあれば修正いただければ助かります。
CDDAにおいて厳密な「拠点」というシステムは「拠点の宣言」のものを指しますが、各々のプレイヤーが活動の中心する場所も専ら拠点と称されます。
ここでは主に後者の拠点における操作などを記載します。
また拠点機能の一部は車両に同じ機能を確保する事も可能になっています。ここではその差異は区別せず、また建物に拠点を構える事を前提として説明を進めていきます。
拠点の選定
安全の確保
拠点とする場所は安全であることが重要です。周囲にゾンビがうろついていては安全に作業をしたり眠ったりすることもも出来ません。
CDDAでは放浪スポーンOFF設定であればゾンビが無から湧いてくることは無く、画面表示範囲外のキャラクターは動きが停止するため、MAPで周囲2~3マスほどの範囲を掃除しておけば概ね安全と言えます。
ただし例外的にポータル風・ポータル嵐という天候の間は特殊なモンスターが屋外にスポーンします。
建物の選定
十分な物資集積用のスペースと寝床が確保できれば殆どの建物が拠点として運用できます。
また、ポータル天候対策の観点から地下がある建物がお勧めです。
基本となる操作
Shift+a キーのような操作を 操作キー: A として大文字を用いて表記します。
なお、以後の操作キー説明はデフォルト設定のものとなります。
多くの設備や建築物は キー操作: * で建設、設置します。
置かれているオブジェクトは主に キー操作: e でアクセスして使用します。
建築物を撤去や解体する際も キー操作: * から設置物の撤去などから行う事ができます。
また、適切な工具を持っていない場合、 キー操作: s で持っている武器で打撃して破壊する事ができます。
拠点機能とその構築
寝床
キャラクターが眠ることは何処でも可能ですが、ベッドやソファなどの家具地形であれば快適に眠る事ができます。
この際、寝具として使う家具の種類によって快適さの差異があります。
また、寝具地形に置いた枕やブランケットなどは睡眠時に快適な眠りや体温維持のために自動的に使用されます。
物資の蓄積
物資を蓄積する倉庫としての利用は誰もがすぐに行う事でしょう。CDDAでは所謂「チェスト」などにモノを入れなくても、床やテーブルの上に直接物資を積み上げる事ができます。
すぐに大量の持ち歩く事など不可能な量の物資が積み上がることでしょう。
一般的な地形であれば1マスあたり1000Lの物資を集積でき、金属棚など家具であればより多くの物資を1マスに詰め込むことが出来ます。
特殊な機能を持つ家具・設備
冷蔵庫や冷凍庫といった一部の設備は特殊な収納機能を持ちます。そこに物資をおけば「物資を設備に仕舞った」として扱われ、設備に応じた特殊効果を受けられます。
例えば冷蔵庫や冷凍庫に電源を供給すれば物資を冷蔵・冷凍保存する事ができますし、充電器は充電池の充電が行えます。
注意!: いくつかの電気設備は電力供給に加え、スイッチのON・OFFが切り替えできます。例えば冷蔵庫はスイッチをONにしなければ冷蔵を始めません。スイッチの切り替えは キー操作: e でアクセスして表示されるメニューから行います。
焚火用設備の設置
拠点内で安全に炎を使うには延焼しない設備が必要です。例えば薪ストーブがあればそれをそのまま使えます。
もしそうしたものがなければ火鉢、暖炉などを設置するのが良いでしょう。
火鉢は製作キー操作: &メニューから作成しキー操作: aで設置、暖炉は キー操作: * の建設メニューから建設する事ができます。
なお、このゲームでは煙の概念があります。火鉢は煙が広がりやすいため、薪ストーブや暖炉のような煙のあまり起きない設備を利用するか、室外に設置することをおすすめします。
焚火設備を設置したら、焚き物置き場を設定すると良いでしょう。 キー操作: * の建設メニューから"焚き物置き場の印を付ける"ことができます。
ここに木材などの燃料となるものを置いておくと、隣接する地形に火をつけた際に燃料をそこから自動的に供給します。
設備の移設
探索中に発見できる建物にはそのまま利用できる設備が置かれている場合があります。キー操作: * の建設メニューから設置物を分解するなどでそのまま取り外せる場合、撤去された設備を持ち込んで同様に建設メニューから設置することで利用が可能です。
建設する場合は適切な工具が必要になるでしょう。
また、拠点が近くであれば キー操作: G でつかんで引き摺る事も可能です。ただし設備によっては引っ張るために十分な筋力が必要になるでしょう。
拠点の電化
電源の供給
拠点では電力を使用する事ができます。
電化において最低限必要なものは発電設備と蓄電設備の2つです。
これらが電力線経路で電力を使用する電気設備と接続されている必要があります。
注意!: 蓄電設備は必ず必要です。発電設備があり電力が供給されていても、電気系統のどこかに蓄電設備が存在していない場合、電気を使用する事ができません。
ゲームシステム上、そうしたものだとご理解ください。
接続
発:発電設備
蓄:蓄電設備
設:電力を使う設備
ケ:電力ケーブル
壁:壁配線
延:延長ケーブル
車:車両
電力を使うには設備と発電・蓄電装置が接続されている必要があります。
接続には以下のような方法があります。
発蓄設
電力を必要とする設備が蓄電設備・発電設備に接隣していれば自動的に接続されます。
発ケ蓄ケ設
キー操作: e でアクセスして開くメニューから電力ケーブルを接続する事ができます。
電力ケーブルはキャラクターの周囲1マスに接続可能です。設備から設備が1マスの距離までであればそのまま接続する事が可能です。
発ケ壁壁壁蓄壁壁壁ケ設
キー操作: *による建設メニューから電力線を設置する事ができます。木製の壁面であれば「壁内配線を露出」させることができます。また石壁などの場合は「配線を設置」する事ができます。これらの作業には、適切な道具や材料が必要になります。
これらの配線からも電力ケーブルの接続が可能です。
発延←→延蓄延←→延設
電力ケーブルだけでは届かない離れた地点へは延長コード・野外用延長コード・ジャンパーケーブル系を使用して接続する事ができます。
延長コードは キー操作: a でポケットの中のものを使用するか、装備したものを キー操作: A で使用する事ができます。
使用すると接続先が選べるので、まず接続したい設備同士のうち一方の隣に立って使用し接続すると、アイテム欄 キー操作: i の中で延長コードの表示が黄色くなります。
この状態でもう一方の設備の隣に立ち、もう一度使用して接続先を選ぶと双方の設備が電気接続されます。
車延←→延壁ケ設
これらの接続は車両との間でも同様に行う事ができます。車両を拠点の電力供給源として利用したり、逆に拠点の電力を車両のバッテリーへ供給して充電する事ができます。
発電設備
発電にはソーラーパネル、風力タービン、水車といった設備を利用できます。
これらの設置は
キー操作: * の建設メニューから行う事ができます。また、撤去も同様に建設メニューから行えます。撤去して得られた発電設備は、そのまま異なる地点に設置する事が可能です。
なお水車の利用にはただの水たまりや湖ではなく、河川の「流水」が必要になります。「水車」は同名の
アイテムに穀粉加工用のもあるため間違えないように注意しましょう。
また、車両のオルタネーターを発電機として利用する事で車両エンジンと燃料を使用した発電も可能です。
こちらは車両として製造、配置し電力ケーブルか延長ケーブル系をつなぐことで拠点と接続します。
発電機の製造に関しては車両の説明に譲ります。運が良ければ街の中で完成済みの発電機や、エンジンのかかるバイクが見つかるかもしれません。
蓄電設備
車両から取り外したバッテリーや蓄電池を利用する事になるでしょう。設置は他の設備と同様に キー操作: * の建設メニューから行います。
建設
建物そのものを建設したり改修する事ができます。代表的なのは窓に施す補強です。そうした事は キー操作: * の建設メニューから行う事ができます。
注意すべき事は前提となる地形・建築物が必要になる場合がしばしばある事です。いくつかの建設物は段階的建設である事に注意してください。それらの段階は建設メニュー中に工程/バリエーションとして表示されています。
例えば前述の"窓を板で塞ぐ"補強ですが、前提条件として窓や窓枠といった地形が必要になります。
資源の獲得
拠点では活動に必要な資源を獲得する事もできます。代表的なものは水と農作物です。
水は拠点とした建物にプールなどがあればそれを利用する事ができます。(プールであってもこのゲームでは無限水源です)
また井戸を建設する事もできます。必要な
スキルも高く時間もかかりますが、一度設置してしまえば井戸は無限に水を供給する水源となります。
それらが不可能な場合は地面に落とした容器の上に漏斗を設置する事で雨水を溜められます。
農業
土地形やプランターがあれば農業が可能です。
土をシャベルや鍬で地面を耕して畝を作るかプランターを用意し、そこに種を植えて一定時間が経つと成長して収穫できるようになります。
収穫時には種も同時に得られるため、再び植えることが可能です。
植えた後の水やりといった定期的な管理は不要で、生育条件さえ整っていれば放っておいても成長しますが、収穫までにはそれなりの時間がかかります。
また植物の成長には一定の明るさと温度が必要で、屋根の下や冬のような寒い時期は成長がストップします。
大規模な農業を行うなら
区域を使うと良いでしょう。
ポータル天候対策
ポータル風・ポータル嵐はランダムで発生する特殊な天候で、野外を特殊なモンスターがうろつく危険な天候です。
外出が危険となるため、この間を安全に過ごせることが拠点には求められます。
0.G安定版では「モンスターが入ってこないようにドア・壁・窓などで全周を閉じ、地下に退避する」のが比較的安全な退避方法になります。
そのため予め拠点の割れた窓や壊れたドアの修復、板や家具などによる封鎖、地下の寝床の準備を行っておくと良いでしょう。
拠点の宣言
NPCの同行者がいる場合はここが拠点であると宣言する事ができます。
拠点を宣言するには同行NPCと拠点となる場所に行き、同行NPCと キー操作: C で会話して "やってほしいことがあるんだ" → "拠点について話そう" → "ここに拠点を作ろう" と進みます。
こうする事で拠点に名前をつけ、NPCに遠隔地からそこまで帰るように指示を出したり、その拠点で働いてもらう事ができます。
掲示板
拠点の改築やNPCへの指示を行えます。
拠点を作ったが掲示板が自動作成されない。そんな時は慌てず「*」で建設メニューを開き、「/掲示板」で対象を探し、建設を行ってください。そうすれば、NPCへの作業依頼を掲示板を通して行う事が出来るようになります。
宣言拠点の種別
- フリー拠点…どこでも宣言できる(道路でも)。道路での宣言は自動的にフリー拠点となる。拡張しなくても中央区画のレシピが多く資本があれば出来る事が多いが、逆に言えばメニューが整理されておらず他区画の施設と機能が重複し得る。
- モジュラー式平野拠点…平野で宣言できる。改良によって狩猟や農業任務を割り当て可能に。宣言時にテンプレートデザインを選べる。掲示板を自動で作成してくれる(ただし位置も自動)。
- 改造拠点…一部の既存建築物で宣言する。拡張性は建物の立地に左右される。宣言時に掲示板を自動で作成してくれる(ただし位置も自動)。
拡張
拠点の拡張は多くの人員・時間・資源を要する事に注意。ポータル嵐や彷徨う敵の群れによる損害をどう乗り切るかも考慮したい。
拡張は全体マップで言うところの平野タイルを指定する。道路などは不可。
伐採
森林伐採では全体マップでの森との距離が考慮される(中央区画から遠いと時間もかかる)。
放棄
掲示板メニューから拠点を放棄できる。建物や区画情報(例えば全体マップでのタイル名)は消えないが、勢力なし・全体マップ名無しの構造群となる。
再宣言
放棄された拠点では再宣言ができる。再宣言後は区画情報に沿った拠点となる。
最終更新:2024年12月11日 19:57