公式サイトからcdda-android-x64-*.apk(64bit)、cdda-android-x32-*.apk(32bit)をダウンロードしてください。
(Google Playでも公式から 安定版、開発版 両方出ていますが、更新は遅い)
PC 版の経験ある人がスマホタブでもプレイしたいと言う人向けで、割とプレイできると思います。 ちゃんと測ってないですが大体 5~6 時間、ゲーム内時間としても 1 日目も超えてない時点での感想にはなります。
全てを網羅している訳ではなく、自分がやってみて不便だと感じたものだけ挙げています。
Android操作 | キー | アクション |
---|---|---|
タップ | Enter | 各種決定 |
ダブルタップ | ESC | メニュー、キャンセル |
戻るボタン | - | 仮想キーボード表示 |
戻る長押し | - | ショートカットバー表示 |
スワイプ | - | 移動(8方向) |
ピンチイン | z | マップ縮小 |
ピンチアウト | Z | マップ拡大 |
2本指タップ | i | 所持品一覧 |
2本指スワイプ | - | 視点移動 |
これらは[t設定]
->[Oオプション]
->[Android]
->Androidジェスチャーから変更できます。
PC版同様のキーアクションは仮想キーボードからの入力で起こせます。 また、一度入力したのは自動的に画面下のショートカットバーに表示できる分だけ残ります。
スマホ用に表示最適化するとこうなります。埋め込み画像表示だと見切れるようですが、右クリックで新規タブで画像のみ開くと全体画像が確認できます。
PC ディスプレイと違い結構解像度やディスプレイサイズの環境が異なってくると思いますのでこの設定にしておけば ok と言うのはありません。ちょっと手間がかかりますが興味ある方は読み進めてみて下さい。
そのまま翻訳した訳ではないですが Reddit の以下のトピックを大いに参考にさせてもらってます。
Cataclysm DDA on Android: an in-depth tweaking guide
ここから本題です。
画面を少しでも広く使うため強制フルスクリーン
にはチェックを入れましょう。
[t設定]
->[Oオプション]
->[Android]
->バイブレーション持続時間
はさっさと 0 にする事をおすすめします。
この後で説明する設定でのカーソル移動もそうですし、プレイ開始後も1歩移動するだけで振動するのはさすがにうるさすぎます。
最初の Before 画像で分かるかと思いますが Android 版は初回起動時は 640x384 の解像度となってるため、マップの可視範囲がものすごく狭いものになります。これを調整して少しでも広くしましょう。
最初に持っているスマホのディスプレイ解像度を確認します。"モデル名 解像度"
とググれば簡単に出ます。
以降では自分の環境である (横x縦) 720 x 1280, 5 インチ を例に説明します。なお、Android 版は横向き固定でプレイするので (横x縦) 1280x720 と考えて以降の設定をする事になります。
ポイントは以下の5つで、全て 設定(t)
-> オプション(o)
にある設定となります。
略称は以降の説明で簡潔にするためこのページでのみ用意したものです。
オプションタブ | 設定名 | 略称 | デフォルト値 | 単位 |
---|---|---|---|---|
表示 | 画面サイズ/横幅 | 画面横 | ???? | 文字数 |
表示 | 画面サイズ/縦幅 | 画面縦 | ???? | 文字数 |
表示 | フォント/横幅 | フォント横 | 8 | px |
表示 | フォント/縦幅 | フォント縦 | 16 | px |
表示 | フォントサイズ | 16 | px | |
Android | ショートカットバー縦幅 | - | 130 |
画面設定におけるショートカットバー縦幅
はFalse
にした際に関係します。True
の時画面下部がショートカットバーと被るようになり、False
の時は指定縦幅分の領域をショートカットバーが固定で確保し、残りの部分で画面描画します。個人的には見え辛くなるので False
をおすすめします。
さて、画面設定のベースとなるのはフォント縦幅と横幅です。加えて、通常はフォント縦幅=フォントサイズになります。デフォルトでは(縦x横) 16x8 となってるので、まずはこれで残りを設定してみます。
解像度と上記設定項目の関係は以下となります(括弧内は現在決まってる値)。
横解像度(1280) = フォント横(8) x 画面横(?)
縦解像度(720) = ショートカット縦幅(?) + (フォント縦(16) x 画面縦(?))
簡単な横から行くと、決まっていないのは画面横だけなので 1280/8 = 160 と分かります。
縦はまず固定幅で陣取るショートカット縦幅をどのくらい取るか決めます。自分は大体 1 割くらいがまあ操作できるサイズかなと感じたので 72px と仮決めします。
これで画面縦は求められます。(720 - 72) / 16 = 40.5 とピクセルとしては 0.5 * 16 = 8px 余るのでとりあえずやっぱりショートカットバー縦幅は 80 とし、画面縦は 40 にします。
これで再起動して有効にしてみましたが自分には字を読むには小さすぎました。次にベースとなるフォントを大きくしてみます。
先に重要な事なのですが、Android 版ではフォント種類の設定はできません。(一応出来ました。しかし面倒)
なので、デフォルトで指定されている Unifont(日本語で遊ぶ場合。英語なら Terminus になりますがここでは省きます)を前提として進めます。
画面設定でも出てきたのですが、フォントサイズは基本以下の 3 つで決まります。
オプションタブ | 設定名 | 略称 | デフォルト値 | 単位 |
---|---|---|---|---|
表示 | フォントサイズ | 16 | px | |
表示 | フォント/縦幅 | フォント縦 | 16 | px |
表示 | フォント/横幅 | フォント横 | 8 | px |
ここでは横 1pixel 増やして縦はその 2 倍にして(縦x横) 18x10 にしてみました。Terminus だと固定サイズで作られたものがいくつかあり、参考にある Reddit のガイドではその中の内どれか1つを選ぶよう推奨されていましたが、Unifont ではどうなってるか分かりませんでした。とは言え ttf のようなので、適当にリサイズしてくれると期待して決めてます。
で、これに合わせて残りを設定して自分が丁度良いと思った設定が以下になりました。
設定(略称) | 値 |
---|---|
フォント横 | 9 |
フォント縦 | 18 |
画面横 | 142 |
画面縦 | 36 |
ショートカットバー縦幅 | 72 |
計算してみてもらえば大体解像度いっぱいになってるのが分かります。
一度cddaを起動すると/Android/data/com.cleverraven.cataclysmdda.experimental/files/
にファイルが展開されるので、MOD・タイルセット・サウンドは基本的にPC版と同様に導入できます。
しかしAndroidのバージョン(11以降?)によっては標準のファイルマネージャーではcddaのフォルダにアクセスできないので、PCに接続するか、別のファイルマネージャーでファイル操作をする必要があります。
内部共有ストレージ/Android/data/com.cleverraven.cataclysmdda.experimental/files/
にアクセススマホのみで導入しようとすると、ファイルを直接編集できず、コピーに失敗したり、勝手にリネームしたりする事があるので、PCが利用できるならそちらのほうが確実です。
フォントのttfファイルをfontフォルダにコピーし、config/fonts.jsonのフォントを適用する項目の先頭にttfファイルの絶対パス("/storage/emulated/0/Android/data/com.cleverraven.cataclysmdda.experimental/files/font/*.ttf"
)を追加。
!
)ショートカット自動登録して欲しいけどしてくれない。現状無効にしたい時だけは出る。デフォルトに入れておけば出る?