安定版0.Gにて突然変異のシステムが一新されました
過去Verからの復帰勢は仕様が変更されているので注意。
突然変異とは?
突然変異は身体の一部や性質が後天的に"変異"するシステムです。
これは、ゾンビや動物が日数経過で醜く進化していくのと同じように、あなたの身体も変わってゆくことが出来ます。
変異を取得していくことで、変異した動物と同じように、より醜く、より強くなっていきます。
変異を続けて行けばゆくゆくは人間を超えた力を手にすることも可能でしょう。
良い事?悪い事?
変異によってキャラクター作成時には選べない特殊な特質を得ることが出来ます。
例えば爪が生えて強力な近接攻撃が出来るようになったり、鰓が出来て水中呼吸が出来るようになったり等です。これらにより通常のプレイでは無しえない戦略が可能になることも多いでしょう。
逆にデメリットの特質を得ることもあり、肉以外の食べ物を受け付け無くなったり、特定部位の装備が出来なくなったりすることがあります。酷いものだと何もしなくてもHPが減っていくようなものもあります。
一部の変異とCBMは競合してしまうようで、あるCBMを移植すると特定の変異が起きない・逆にある変異が起きると特定のCBM移植できない等のことが起きるみたいです。
変異の種類
突然変異には良性、悪性、良性かつ悪性、良性でも悪性でもない、閾変異の5種があります。
良性の変異を集めれば強くなり、悪性が集まればその逆となるでしょう。
- 良性変異
特質欄で緑色で表示される変異で、プレイヤーにとって有利な効果をもたらします。
ただし部分的にデメリットを持つ変異もあります。
- 悪性変異
特質欄でピンク色で表示される変異で、プレイヤーにとって不利な効果をもたらします。
しかし一部の悪性変異は有用な効果を内包するものもあります。
- 良性かつ悪性変異
特質欄で紫色で表示される変異で、メリットとデメリットを併せ持ちます。
- 良性でも悪性でもない変異
特質欄で黄色で表示される変異で、メリットもデメリットもない、もしくはメリットデメリットの影響が非常に小さい変異です。
- 閾変異
特質欄で白色で表示される変異で、一定の条件を満たすことで1種類のみ取得できる特殊な変異です。
変異の発展、打消し
変異を進めることでより上位の変異を得る場合があります。例:夜目→高い暗視能力→完全暗視能力
また、一部の変異は先に特定の変異を得ている必要があるもの、別の変異を打ち消すものなどがあります。
突然変異のパッシブ、アクティブ
ほとんどの突然変異はパッシブであるため、常に有効であるか、条件付きでトリガーされますが、一部の突然変異は自由に有効化/無効化できます。
突然変異の有効化には使用コストが必要で、ほとんどは空腹、渇き、疲労を消費します。
突然変異の有効化は突然変異メニュー(デフォルト設定で"[")から行うことができます。
また、「跳躍」のような極一部の突然変異は呪文詠唱(デフォルト設定でキー未割当)から使用します。
変異のカテゴリー
突然変異は現在26種のカテゴリがあります
通常、突然変異をすると、最初にカテゴリーが選択され、そのカテゴリー内のランダムな突然変異を取得します。
突然変異の中には前提条件となる他の変異を持っていないと取得できない上位の突然変異が存在し、選択されたカテゴリーの中に前提条件を満たした変異があれば、その変異を高確率で取得します。
突然変異はマスクデータとして種類が設定されていて、同じ種類の変異を二つ同時に取得することはできず、すでに持っている種類の変異を取得しようとすると、変異を取得する代わりに先に持っていた変異が失われます。
ただしキャラメイク時に取得した良性特質、悪性特質は、打ち消し合うことはないようです。上位の変異にはなります(可憐で確認)
カテゴリー一覧
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トカゲ
: バランスの取れた近接系変異。優秀な攻撃系変異を持つが、変温のため冬に弱い。
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両生類
: 跳躍が使える。加筆求む。
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カタツムリ
: 移動速度が遅くなるが起伏の多い地形が得意になる。「伸びる歯舌」の追加攻撃が強い。うずまき。
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ウサギ
: マウスのマイナーチェンジ。速度と回避のボーナスが控えめになり、小柄が必須でなくなり、跳躍が使える。
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鳥
: 非常に高い移動速度を持ち器用感覚が伸びるため遠隔引き撃ちが強い、反面打撃に弱く接近戦は不得手、所持重量がかなり少ない。
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魚
: 水中に適した変異が多いが役立つ機会は少ない。地味すぎて色々テコ入れされたが使用感は不明。加筆求む。
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凶獣
: 戦闘能力は高めだが、デメリット変異が多く管理が大変。
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ネコ
: 凶獣のマイナーチェンジ。器用が高め。ネコミミや尻尾も完備。
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オオカミ
: 凶獣のマイナーチェンジ。筋力が高め。凶獣に比べると扱いやすい。肉食変異ながら社交性を失わない「集団狩猟」が最大の特徴か。
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クマ
: 大柄なため装備制限があり、移動も遅いが筋力が非常に高い。また冬眠が可能。上位の耐久と筋力から繰り出される超火力、おまけに戦闘スキルが育ちやすいのでNPC(戦闘用)向き。
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ウシ
: クマのマイナーチェンジ。地面の草を食べられるようになるため食料には困らなくなるが速度はクマ以下。最強の耐久と武器を選ばずそこそこの火力を誇るのでNPC(壁)向き。
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虫
: 戦闘系、生活系変異をバランスよく備える。欠点も少なく優秀な変異の一つ。
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植物
: 移動速度はかなり遅いが地面から養分・水分を取得できるようになる。土の上以外で寝る事が出来なくなるデメリットも。
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スライム
: 混沌とした変異の一つ。状況は限られるが有用な変異がある一方デメリット変異もかなり厳しい。
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地中生物
: 腐食性や夜目など便利な変異が多い。当然ながら日光には非常に弱い。
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頭足類
: 所謂イカ・タコ。多数の腕による追加攻撃や水中適正、足音低減など多くの場所で柔軟に対応できる。デメリット変異も控えめ。 知性が最も育つのでCBM埋め込みのお供や拠点任務でスキル習得速度に物を言わせた作業が可能。
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クモ
: 代名詞のクモの巣に加え動作制限は増えるが強力なキチン装甲、さらには一部の変異攻撃に毒が追加される。
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ラット
: 食料消費は多いが有毒や腐敗したものも食べることが出来、回復力も高い。壁を掘ることも出来る。
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マウス
: 速度と回避への大幅なボーナスが特徴。言わずと知れた強変異。小柄でXSサイズの装備を自作する必要があり、重量制限もキツい。
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医療
: 様々な耐性がつくが、精神系のデメリット変異が多い。最終的には苦痛を一切受けないという非常に強力な変異を取得する。
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アルファ
: ステータス上昇系変異が大半を占め、最終的にはかなり高くなる。デメリット変異も非常に少ないが、突出した性能もあまりない。変異原の製作が大変。他のエンドコンテンツに支障をきたさないほぼ唯一の変異。装備面でのペナルティが無いので武器や遠隔を活かしやすく、NPCの勧誘率という1点では最強の変異。
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エルファ
: 鳥とアルファを足して2で割って植物を少し足したような変異。比較的高いステータスに加え、睡眠時間が非常に短い。
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キメラ
: 超獣。非常に高い攻撃性能、回復力、食事性能を持つが、デメリットもトップクラスに多く、強烈。
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ラプトル
: 鳥とトカゲを足して2割ったような変異。近接戦闘に向くが筋力があまりあがらないのがネック。
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ミカズ
: キノコを弄ると取得できます。あなたは今、地球にやってきた菌類の侵略者の一部です。通常の方法では変異できない特殊な変異。
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マーロス
: マーロスベリー、種(マーロス)、マーロスゼラチンを食べると得られます。
突然変異するにはどうすればいいの?
突然変異する方法は主に2種類あります。
ランダムな突然変異
ランダムな突然変異は奇形の胎児・変異した腕・変異した脚を食べる、放射能を浴びる、突然変異の「不安定な遺伝子」・「無秩序な遺伝子」の効果等によって発症します。
これらを原因とする突然変異は完全にランダムに選ばれ、不安定を増加させない特徴があります。
変異原を使った突然変異
変異原と呼ばれるアイテム群を使用して変異する方法です。
この方法では狙ったカテゴリーの突然変異が取得でき、不安定を100増加させます。
以下の薬品に含まれる特殊な栄養素を体内に蓄積させることによって突然変異を発症させます。
アイテム名 |
栄養素:量 |
変異原物質(カテゴリ名) |
変異原物質:125, 変異原プライマー(カテゴリ名):225 |
変異原プライマー(カテゴリ名) |
変異原プライマー(カテゴリ名):450~550 |
変異原触媒 |
変異原物質:750~850 |
体内に変異原物質が450以上と変異原プライマー(カテゴリ名)が100以上蓄積された状態で30分~数時間経過すると突然変異が始まり、以後数時間ごとに変異を繰り返します。
突然変異のたびに、変異原物質が60~140、変異原プライマー(カテゴリ名)が100消費され、変異原物質が300を下回ると変異はストップします。
無印変異原物質について
変異原の中でもカテゴリー名の付いてない無印変異原物質はランダムな変異を発症させ、不安定を増加させます。
ご利用は計画的に。
「不安定」について
変異原を使用した変異の際に良性変異と悪性変異のどちらが発生するかは確率で決まります。
この時、体内の「不安定」という栄養素が少なければ高確率で良性変異になり、不安定の値が高ければ高確率で悪性変異になります。
不安定は突然変異を一つ取得するたびに100増加し、日数経過で徐々に減少していきます。
通常なら一日あたり12減少し、特質の「堅牢な遺伝子」があれば一日あたり24減少します。不安定の最大値は8000です。
不安定の正確な値を測ることはできませんが、ステータスの効果の欄に、抽象的な三段階の効果で表されます。
名称 |
不安定量 |
備考 |
表現型低落 |
0~899 |
軽度、高確率で良性変異を得ます。 |
表現型劣化 |
900~2799 |
中度、悪性変異を得ることが増えてきます。 普通の変異なら速攻で変異終わらせてもここで落ち着く。 |
表現型破綻 |
2800~8000 |
重度、良性変異を得る確率と同等か、それ以上の高確率で悪性変異を得ます。 あまりにも深刻になるとプライマー打ち込みまくってもプライマー不足で変異出来ないというログが出る現象を確認しています。 |
変異原物質使用時の諸注意
体内に蓄積する変異原物質と変異原プライマー(カテゴリ名)の最大値は2500です。2500を超えて摂取した変異原は無駄になります。
体内に蓄積する変異原物質と変異原プライマー(カテゴリ名)が2200を超えると時間経過で胴に次々とダメージが入りほとんどの場合死にます。例外は閾変異を得て変異原プライマー(カテゴリ名)を消費した場合です。
もし不安ならトランスコート物流で入るキレート剤を用意すると良いです。
変異源を高速で排出します。
閾
どれか一つのカテゴリーの変異を大量に取得すると、変異時に「何かが自由を求めて、体内の奥深くを締め上げています...」というメッセージが表示されるようになります。
この状態で体内の変異原プライマー(カテゴリ名)を2200以上貯めて変異を引き起こすと、変異原プライマー(カテゴリ名)を1500消費し、閾変異と呼ばれる特殊な突然変異を取得します。
この変異自体には何の効果もありませんが、閾変異を前提条件とした強力な変異を取得できるようになります。一度閾変異を取得すると元に(≒普通の人間に)戻れなくなり他のカテゴリーの閾変異も取得できなくなるので注意しましょう。
最終更新:2023年04月12日 20:32