プレイレポ/BtS/カタフラクトラッシュ!
ついにギルドが完成。カタフラクトが解禁になった。
艱難辛苦を乗り越えたビザンチンの逆襲が、今、始まる!
一方その頃
AD580 ハンニバルがユダヤに改宗。
「ハトの宣教師ラッシュによって、カルタゴ国内の仏教とユダヤの勢力図が
逆転したためと思われます。まだエリザベスとの戦争は続いているため
こちらに来ることはないのが救いです。厄介な火種にならなければいいのですが…」
そしてAD620。前述の通り、ビザンチンでギルドが研究完了。
他国と確認のため交渉テーブルを開く。
「ダレイオスが工学を研究した模様です。親しみにまで態度が上がっているので
独占技術ですが放出してくれるようですね」
「よし、リードをほとんど出してしまっても構わん。獲得せよ!」
哲学・演劇・羅針盤と交換で工学を入手。研究は神権政治のための神学に向かう。
どうやらキリスト教を創始したのはイギリスの模様。独占していてなかなか放出しない。
AD700。神学獲得。溶鉱炉・兵舎・厩舎を整えた第2都市でカタフラクト第1号が生産開始。
丁度、雑貨商の建設が終わった首都が空く。
「さて、後はいよいよカタフラクト量産だが……バチカンが残っているのか。7ターンだと?」
「官僚制+モアイの効果も大きいです。首都北部の森がまだ手付かずなので、伐採を使えば実質
4~5ターンといったところでしょうか」
「よし、失敗覚悟だ。5ターンなら賭けてみる価値はある。これを機に首都の森を全部伐採しろ!
不衛生が出ても構わん!鉱山と工房を敷き詰めるのだ!」
ニカエアで大科学者誕生。首都でアカデミーを建設。
以後、ニカエアでは可能な限りの聖職者と偉人を雇う。
そしてAD800、バチカン完成。仏教の各僧院・寺院に+2ハンマーが付与される。
次いで教皇選挙。スーリヤを抑え、難なく初当選を果たす。
「これで更に生産力アップと、ラッシュを止められる危険がなくなった。
未建の仏教施設を各都市にそれぞれ建設。終わったら神権政治に移行だ!」
この頃の世界地図。左にブルがいるが、まだ紙を持ってないので詳細な地図は獲得できていない。
紙は後に交換で入手。
AD840 ケルクアン(ハンニバル)がイギリスによって占領!
AD840 エレファンティネ(ハトシェプスト)がクメールによって占領!
「ハンニバルvsエリザベスは、エリザベスが優勢か。都市の陥落状況次第では介入せんといかんな」
「エレファンティネは、ユダヤ聖都メンフィスの南西にあたります。クメールが小出しに軍を送っていたせいで
今まで一進一退の膠着状態が続いてたようですが、これで一気に崩れるかもしれません。
我が国の研究は神学後、火薬→化学と進んでいます。狙いは化学の工房ハンマー更に+1ですね」
一方、スーリヤがギルドを研究した模様。ダレイオスは光学を完了。スーリヤに先に流されても仕方ないので
ダレイオスと光学を交換する。ニカエアに頻繁に蛮族ガレーがやってきてうざいので、どうせならと
キャラベルを作成開始。
AD880。ビザンチンは神権政治へと移行。衛生状況に合わせて雑貨商・水道橋を挟みつつ
カタフラクト量産体制に入る。
AD1020 テーベ(ハトシェプスト)がクメールによって占領!
「ハトシェプストの首都が落ちました……!もうこれ以上は降伏の危険があります!
現在、生産されて前線配備されたカタフラクトは……ッ、7体ですか……。陛下!!」
「我々の力は足りなすぎた。それを今、急速に補っているとはいえ、時間は必要だ。
──まだだ、まだ! 何。我々は半島に蓋をされてから2300年待った。
あと100年、200年、どうということはない。やるときはうまくやるさ」
だがAD1050、負傷兵イベントにより、ハトシェプスト、スーリヤ講和。
正直ラッキーではあったが、ハト属国化も覚悟していた。
中途半端な初期軍隊で戦端を開くのは、戦力の逐次投入という悪手にしかならない。
今はただ、一心不乱に軍拡を進める。
「次の研究は天文学だ。首都の天文台、外洋交易とガレオン・フリゲートを解禁させる。
フリゲートは沿岸砲撃が可能だ。侵攻先に余裕を持って先回りすることもできるし、何より
対抗してキャラベルなどの無駄な戦力を作らせることで、相手の陸軍増強を阻める。
それにMAP自体、パンゲアと思えないぐらい沿岸都市多いしな…ずっと活躍できるだろう」
「スパ帝の動画で言ってたアレですか。経験が生きましたね。防御度を崩すのに
トレブは馬と足並みが揃わないというのはわかりますが、スパイは使わないのですか?」
「使った方がいい。それは大原則だ。だが、ここで我が国の現状が絡んでくる。
スパイの元となる諜報ポイントは、この時代だと裁判所とスパイ専門家、および
研究を止めて諜報スライダーに頼ることになる。また、序盤からスコットランドヤードを
建てたり諜報経済に特化しない場合は、都市数が出力に比例するといっていい」
「確かに我が国にそれだけの余裕はありませんでしたしね……」
「スパイ自体も本来なら小屋都市などの少ないハンマーで、合間に作ってたりしてもよいのだが
この状況では、本土3都市はカタフラクト生産でフル回転だ。孤島でも自分のところの建物で
精一杯で、残念ながらそれだけの余裕がないのだよ」
「むむ……」
「それに、馬単一部隊を使った攻撃は進軍速度がとにかく早い。手薄な目標の都市を
その場で選べるため、仕込みにかかる時間のほうが長いのだ。スパイの仕込み先で
攻撃先を変えるのでは本末転倒だろう。あとぶっちゃけスパイの管理面倒くさい」
「最後の一文で全部台無しだよ!というか、ひょっとしてその本音が全部ですか!?」
「まあまあ。それで侵攻先だが、スーリヤヴァルマンで決定だ。確かにUUのクメール戦象は
厄介だが、ハト戦後で主力が首都から離れ、西方都市に集中しているのが一点。
ハト・ダレイオスを先に呑んでも結局国境問題と属国で関係悪化し、避けられないのが一点。
そして、ぐずぐずしてると強大になりすぎてカタフが通じなくなる。よって今しかない」
「わかりました。今スパイを使わないなら、今後の諜報はどうしますか?」
「エリザベスに集中だ。ダレイオスは進行速度の関係で間に合わん。ハトも同様だ。
使うとしたら、クメールの都市が機能し始めて、そこで生産したのが間に合う所からだろうな」
バージョンアップに従い、都市反乱のコストが上昇したため、確かに使い勝手は悪くなったが
今レポを書く段階で考えてみれば、スパイを1~2体作って、防諜・偵察などに
使ったほうがよかったかもしれない。だが、プレイ時にはそこまで気を割く余裕がなかった。
おそらく目を輝かせてカタフラクトを生産していたのだろう。
AD1060 進水したターンで蛮族ガレーを葬ったキャラベルが、
そのまま東回りで世界一周達成。
死にかけなので、素直にアンティオキアに帰港させる。
AD1120 エリザベスとハンニバルが調停者イベントにより講和!
「…良いとも悪いとも言えんな。技術を出さんで済んだのはいいが、これでユダヤつながりの
ハンニバルをも警戒しなければならなくなった」
AD1140 ダレイオスが自由主義を獲得! 仏教から信仰の自由に変更した模様。
「あのダレイオスだと……?」
「紙は結構前に開発していましたし、哲学やらなにやらはウチがあげましたからね」
AD1150。天文学獲得。第2、第3都市で1隻づつフリゲートを作成。
大商人の貯金を使って、アンティオキアで係留中のキャラベルと三段櫂船をフリゲートに
アップグレード。ニカエアのガレーもガレオンへとアップグレードする。
近づく蹄鉄の音
AD1160 ニカエアで大科学者誕生。
「聖職者は、大聖堂なしで他偉人も雇用じゃそうそう産まれんか。
せっかく仏教が布教された都市も25%と多いし、そろそろ大菩提寺を建てたい所だがな。
よし、こいつは即消費で、黄金期発動だ!一気に加速をかけるぞ!」
本土3都市は完全な量産体制へ。各都市2ターンないし3ターンで一体と、
それまでの貧弱な軍容が嘘のように、次々にカタフラクトが厩舎を出発する。
そして数ターン経過。黄金期も終了する。
「よし……動けるカタフラクトは何体になった!」
「36体であります!他に防衛用長槍兵2名、長弓兵1、フリゲート4艘、ガレオン1艘!
更に、カタフラクトは連続生産ならば1ターンあたり2体の補充が可能!
軍事科学の研究も終わりましたので、以後、擲弾兵(グレネーダー)も作成可能です!」
「大変結構!グレネーダーは必要によって防衛・遊撃に使う。攻撃のメインはカタフラクトだ。
あとは周囲の干渉を排除だ。外交画面を開け!」
「エリザベス・シッティングブルは交易態度ボーナスがついても『用心している』なので
交渉は難しいと思われます。ハンニバルは一応、態度ボーナスを上げれば
『不満がない』まではもっていけるかもしれません。あとハトは、いらだちなので無理です。
そもそも干渉する余力はないと思われますが。するとしてもスーリヤ側にでしょうね」
「ハンニバルの仏教への改宗は……流石に無理か。仕方ない。紙と神学を無償提供して、
関係改善。その後小銭をせびって10ターンの和平条約だ」
「はっ。関係が『不満がない』まで上昇。しかし文無しなのでせびれません」
「まあ、仕方ない。50ゴールドぐらいくれてやれ」
「了解です……。変化ありませんね。文無しのままです」
「ええい、では更に100ゴールドぐらい奮発してやるわ!」
「は、はい……ダメですね。変化ありません」
「…………。いや、そうだな…処理がまだなのかもしれん。
フフフ…ここは、寛大な心で、あと1ターン待ってやろうじゃないか…」
次ターン。
「相変わらず文無しのままです…」
「オレの…怒りが……有頂天に…………」
「わーっ!? ! そうだ!地図を貰いましょう!我が国の方が精密なので
カケラも価値はありませんが、どんな時でもAIは5ゴールドの値をつけてきますので!」
交渉成立。
「地図でも和平条約が結べるとは気づかなかったな」
「ともかく、こちらはこれでOKです。あとはダレイオスですね。信仰の自由を採択した
せいで、同宗教ボーナスはなくなりましたが『不満はない』を維持しています」
「やったー!あんな変態立地(その2参照)だったけど、頑張って自由主義一番乗りだよ!
これはもう勝ったも同然だね!お金だってコツコツやり繰りして、ようやく貯まってきたし──」
「やあ、こんにちはダレイオス君。君の210ゴールドなんだけど、くれないかな?」
「え……?あ、うん……」
「ありがとう。お礼に10ターン和平条約結んであげるね」
「あ、はい……」
その後、このことを根に持ったダレイオスは、泣きながら
『二度と仏教なんか信じるもんか』と誓ったそうだが、
それはまた別のお話。
「さて……前線配置は完了しましたが…やはり少し不安です。攻城部隊やスパイを
入れなくて大丈夫なのでしょうか?」
「確かにある程度の犠牲は出るだろう。だが、勝つための準備はしてきた。そうだな?」
「はい。その通りです」
「今、スーリヤは本土をがら空きにして象カタパラッシュに成功し、そっちに軍を向けたまま。
よーし、都市も増えたしこれから各地で大学建てて、OX作っちゃうぞー。という頃だ。
そこに騎士40体が反対の国境を越えてきたら\(^o^)/と思うだろう。オレだってそう思う。
つまり、今我々がやろうとしていることは、そういうことだ」
カタフラクトラッシュ!
AD1270。そしてその時がやってくる。
「えー、やらなくてもいい、というかやりたくなかったんですが
陛下の強い希望により、進軍前の演説を行うことになりました……」
「ご苦労。ご苦労。うん? 君は余り見ない顔だな。新兵か?」
「はいっ!若輩ではありますが、今日付けで報道部へ配属されました!
陛下の演説は世界に広められるよう、既に準備は万端整っております!」
「…………」
「さて……。スーリヤヴァルマン2世。貴殿には半島に蓋され続けた2500年間分の
恨みつらみを述べても良いのだが──ここは仏教の宗主らしく、ひとつ説法をしてやろう。
開祖、釈迦は、この世に産まれ落ちるとその足で7歩あるき、天を指してこう言ったそうだ。
天 上 天 下 唯 我 独 尊
──よって宣戦布告だ!」
──ぱぱぱぱぱうあー どどん!
ユスティニアヌスがスーリヤヴァルマンに宣戦布告!!
「エェェェェェェェェェ」
「まあ、いいか……」
「いいの!?(この人、あの酷い演説(?)に少しも動じてない……!!
いったい、どんな道を歩いてきたというんだッ……?)」
長年の雌伏の時を越え、総勢39体によるカタフラクトラッシュがついに開始!
ビザンチン南部で待機していたカタフラクト計26体が、速度2を活かして
1ターンで国境のアンコールトムへ進撃。同ターン、占拠する。
防衛部隊と戦傷部隊への護衛を僅かに残し、16体はそのままクメール首都へ1ターンで
届く場所へ直行する。歩兵混成部隊ならビザンチン領から4ターンかかるところを、
騎乗単一部隊ゆえに、開戦後次ターンには首都攻撃可能という早業だ。
それは言い換えれば、相手に集結の暇を与えないということでもある。
西部では、フリゲートと、一体だけだがトレブの砲撃後、カタフラクト13体が
ユダヤ聖都メンフィスへ進撃。
同ターン占拠。待機していた長槍兵、長弓兵など防衛戦力を移動・入城させる。
どちらも不意をついたため、完全に無防備。戦闘力12のカタフラクトに
レベル3までの2段階の昇進を使い分けながら、奪取に成功した。
これらの戦闘により大将軍誕生。厩舎から出たばかりのEXP7のカタフラクトと合流させ
衛生Ⅲ+移動範囲のユニットを作成する。これにより英雄叙事詩建設の条件を満たした。
「初戦は──大勝利です!」
「浮かれるのはまだ早い! ハトの首都、テーベにいたクメール主力と
エレファンティネにいた第二軍が、遊撃部隊と合流しメンフィス奪回に動いてくる。
そのためにも防衛戦力は西部に集中させたのだ。
さあ、ここからが正念場だ! この一戦が運命を分けるぞ!!」