プレイレポ/BtS/パイレーツ・オブ・Inland_Sea
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──運命を切り開くヒゲダルマがいる!
──天に背くヒゲダルマがいる!
それは、シド星2000年の宿命!
見よ! 今、その両者の戦いの歴史に終止符が打たれる!
死闘への序幕
AD1565.ラグナルはハンニバルに宣戦布告!
「いよいよあやつとの決着の時じゃ! 行くぞ、野郎ども、上陸突撃ぃ──!
ライフル兵に頼った防備では、水陸両用付き擲弾兵にとってはアダとなるわ!」
同ターン、オエア(カルタゴ)占領! そして破壊!
「よし、いつもの如く焼き払え!」
「貴様ならそうすると思っていたぞ。かかったな────伏兵!!」
「──レジスタンス! ハンニバルは民主主義も入手していましたか!
船長、いけません! これ以上町を焼くと相手にライフル兵が補充されてしまいます!」
「くそっ──、だが同じことじゃ! 放っておけば無傷の都市からユニットが出てくる!
徴兵や奴隷を使われたら、それ以上じゃ!戦果も上げられん!
わかっておる──わかっておるが、かといって半端な占領維持はできんのだ。擲弾兵の
対ライフル兵ボーナスは攻撃時のみ。防御時には逆に基礎戦闘力の差で不利になってしまう!」
そうなのである。例えば長槍兵は「騎乗ユニットに対し+100%」だが
擲弾兵の記述は「ライフル兵に対する攻撃+50%」。
同じ昇進を付けた場合でも、防御時には、その戦闘力の差は歴然として開く。
(参考画像)
「お、お頭、どうしたら──?」
「……。良い──ワシがなんとかしてやる。だから構うな、焼けい!!」
AD1570 マラカ(ハンニバル)占領! 破壊! レジスタンス発生!
AD1570 タエナエ(ハンニバル)占領! 破壊! レジスタンス発生!
「(なんと……! あえて燃やしてきたか。……どちらに転んでも構わぬとはいえ、『拠点』が
再び使えぬまま少なくなったのは、考えなければならん。増えたライフルもカノンでまとめて
砲撃されれば結局、同じことだからな。後は、アレだが……後方でやるしかないか)」
「陸軍主力は西から向かわせていますが──文化が厚く、首都に到着するのは上陸部隊の方が
おそらく先になります。まずはユチカを落とさなければなりませんが──」
ユチカに近接。まずは先発隊の砲撃で削り、その間に後続と合流する。だがカタパルトの襲撃や
遊軍の攻撃も激しく、多くの擲弾兵が負傷。おもいがけぬ苦戦に、本土で追加生産した
なけなしの兵もガレオンで必死に運ぶ。だが、
「──ッ、騎兵隊!!いかん! ライフルがあることで可能性はあったが、領内の騎乗ユニットが、
侵攻直前は騎士のスタックだったのを見て油断しておったわい! 対騎乗ボーナスのある
ライフル兵と違い、擲弾兵には騎兵相手のカノンの護衛は荷が重い!」
「いえ、戦闘術2をつければ、擲弾兵も、隊形(対騎乗+25%)の昇進がつけられます!
現時点で昇進に余裕のある擲弾兵になら──。!」
「気づいたか。このユチカは丘陵都市。しかも3方を川に囲まれ、また、首都カルタゴへの
最短ルートも、川に阻まれておる。隊形の昇進をつければ水陸両用の昇進はつけられんぞ。
さあどうする!」
世紀末を駆け抜けた漢達
「──よかろう。可能な全擲弾兵に隊形の昇進を付与! 騎兵隊の奇襲に備える!
後は──カノンに全てを任せる。これが首都カルタゴに届けばワシの勝ち。
着くまでに溶ければ貴様の勝ちじゃ! 川を越えてユチカに突入せよ! 犠牲に構うな!」
AD1585、ユチカ(ハンニバル)陥落! 占領!
西からの主力陸軍も、ようやく主要都市へと到達。
AD1595 レプティス(ハンニバル)陥落! 占領!
「朗報です! この2つの都市を落としたことにより、中立地帯で道路がほぼ連結!
両軍が合流可能になりました!」
「よしいいぞ! ならば負傷兵はユチカにて回復! 2スタックに分けて進撃じゃ!」
ここで思いがけず、一気に戦力が増強。上陸軍が主力に合流する形で、カルタゴへ向かう。
「……なんとか、カルタゴ首都が見えてきたぞ。ヤツの言うとおり、カノンは勿論
水陸両用がない兵も多いので、一歩遠回りしてきたが……この分なら、どうにか
なりそうじゃわい。あやつめ、ヒヤヒヤさせおって。 さあ、次のことも考えねばならんな。
アレクとガンジーをそろそろ講和させるか。アレクは次の獲物のチャーチルに専念しててもらおう」
AD1600 アレクサンドロス・ガンジー講和。アレクvsチャーチルは続行。
「アレクに化学を渡し、停戦させました。他は……。──!! 船長、大変です!!」
「なんじゃ、お主がそこまで慌てるなど珍しい。何があった?」
「我が軍は、対ハンニバルの諜報ポイントが足らないので、研究を見れませんでしたが──
外交画面で判明! 彼ら──大量生産の研究に入っています!」
「なんだとぉぉっ!? もうそこまで達しているのか! マズイなんていうレベルではないぞ!
スペインの城塞カノンならともかく、通常の、しかも上陸戦から持ってきた少ないカノンでは
都市駐留つきの歩兵相手は荷が勝ちすぎる! どこでこんな差が──そうか、ブレヌス戦か!
あやつのせいで余計な時間が──どこまでも、あんのヒゲダルマがぁぁあ!」
「これは時間との勝負です。諜報Pが足らない以上、いつ完成するか、こちらから図る術は
ありませんが──完成したら最後、徴兵・レジスタンス・アップグレードでも即座に歩兵が
出てきます。それまでに決着をつけねばなりません」
「くそ、余裕などないというわけか。だが──首都カルタゴに先着したぞ! ワシの勝ちじゃ!
占領せよ! これでどうだ! ヤツの心は折れたか!?」
AD1625 カルタゴ(カルタゴ首都・ヒンズー聖都)陥落! 占領!
「──占領! しかし、降伏を拒否しています! 次ターン──ダメです!
こちらの要求を受け付けません!!」
「くそっ、マズイ、マズイ、マズイぞ──」
「──そうか、首都が落ちたか。しかし、奴ら焦っているだろうな」
「首都が落ちても降伏する様子がないように見え──今頃、あの海狸、せわしく爪を
噛んでおりましょう」
「ははは。それは傑作だ。溜飲が下がるな。だが────潮時だ。
首都が落ちた以上、やはり研究は鈍化する。歩兵が揃わない以上、後は虐殺にしかならん。
民を無駄に犠牲にするのは本意ではない。現時点で降伏を受諾しよう」
「今回は、なかなか面白い戦にござりました」
「もう行くか? ──ならば、ついでにあの海賊に旨を伝えて来てくれ」
「承知。では御館様──ハンニバル様。縁あらば次のシド星にて」
「うむ、ではな」
そして更に1ターン経過──
「やりました! ついに──カルタゴが降伏を伝えてきました!」
「そうかそうか! よし、ワシ自ら会おう!」
AD1635 ついに勇将ハンニバル、降伏。まさにその名に恥じぬ戦いぶりであった。
「……。フッ。昔のハンニバルなら滅ぼせていたものを……」
「多くは語るまい。ラグナル…、貴殿が強かった。ただそれだけのことだ」
因縁の対決、ついに決着。最大の難敵を倒すことに成功した。
そして宿命の幕は閉じる。
──かつて、男達は戦い……この世に一時の平安を残し、天に地に散っていった。
世紀末救世主伝説 完
「いや、完、じゃないよ! もうちょっとだけ続くよ!」
混沌(カオス)を越えて終末が近づく
一方。他では。
「さて……カルタゴ戦中にライフリングを開発したラムセスですが、次に天文学を
研究しようとしています」
「やらせはせん! やらせはせんよ! 外交画面から『話題をかえよう』→『研究してほしい』を
選び、違う適当な研究に変えてしまえ! 天文学は何としても可能な限り独占状態を維持せい!
既知率すらあげてやるものか!」
ラグナルが海を完全支配してきたのは、この天文学の独占が大きい。
キャラベルしか作れない相手では、どうやっても私掠船すら打ち払うことができず、
ましてや戦列艦やそれに守られた上陸部隊を載せたガレオンを沈めることもできない。
「その海なのですが……少々、問題というか異変がありまして。元はといえば、
カルタゴの激戦に気を取られていて、動かさず放置していた私の責任でもあるのですが……
こちらをご覧下さい」
「ぶふぉっ!? なんじゃこりゃあ!?」
「私掠船に手を出せず見守る、英国キャラベルの群れ……実に30隻であります。
同様に、ガンジーの湾内にも、印国キャラベル28隻を確認……違った意味で制圧されそうです」
「……キャラベル一隻のハンマーが60ハンマーだから……メイス約25体分ぐらいか。
そりゃ大抵、常に1隻しか出してこないアレクにもすぐ負けるわな」
アレクのキャラベルは目に付き次第沈めていたが、イギリスのキャラベルは気が付いた時には
流石に数が多すぎて、2隻のスタックでは負傷が引き金になる気がして、結果更に増大。
後で考えれば他から1~2隻回せばよかったと思うが、その時点でも生産量には限界があり、
実際には余裕があるわけでもなかった。ガンジーは作っても目前の私掠船に怯えたのか
港から出てこなかったので、レポ書くまで気づかなかったという酷いオチ。
(追記)結局のところ、キャラベル撃破総数は、最終の時点で95隻。
いかに私掠船が多くの無駄を出させているかがわかると思う。
詳しくは本レポの最後におまけを用意したので、興味があれば読んでいただきたい。
「ま、まあそっちは後じゃ。まずは、手近なニューキャッスルからいくぞ。
ここを拠点、軍港として開設。手近な所で自由な編成等を可能にして、
チャーチルを切り取りに行く。……しかしなんだな、あの光景は。まるで海釣りじゃ」
「だれがうまいことを」
AD1645 ラグナルがチャーチルに宣戦布告!
同ターン、ニューキャッスル(イギリス)陥落! 占領!
残りの戦力はそのまま魚群を突っ切り、イギリス主要都市沿岸へ。遅れてやってきた
対ハンニバル陸軍主力部隊もニューキャッスルで、ガレオンへの積込の用意をする。
ターンエンド。戦列艦一隻がキャラベルに撃沈のお知らせ。
「ムラサじゃ! ムラサのしわざじゃ!」
「移動力の残りを忘れて、適当に突出するからですよ……。しかしかなりの数を
道連れにはしてくれたようですが。沿岸の攻撃目標の候補としてはヨークとヘイスティングの
どちらも主要都市がありますが、ヨークは丘陵ですね。先に奇襲上陸するならヘイスティングの
方がよろしいかと」
AD1660 ヘイスティング(イギリス)占領! 破壊! レジスタンス発生!
「ちぃ、こいつもか。チャーチルは防衛志向付なので、レジスタンスは厄介だ。
残りは自重するとしよう」
AD1575 ヨーク(イギリス)占領!
「よし、問題ない! 今ターンでは降伏しないようだが、後続も、首都ロンドン付近に
上陸済みだ! 流石にコレを落とせば心も折れるじゃろ! さあ、ターンエンドじゃ!」
──ぱーぱぱぱぱぱぱぱ
「!?」
突如鳴り響いた、いつもと違うラッパの音!
それは、誰もが思いもしなかった、想像を絶する光景へと繋がる鐘の音であった!
次回、パイレーツ・オブ・Inland_Sea その6(終)
続く!