プレイレポ/BtS/神聖ローマは十字軍の夢を見るか?
・あらすじ
Amen! 見渡す限り全部敵だぜ!
始まり
「さて……何回かのNGと再生成を経て、ここへたどり着きました。
求められるのは色々あるでしょうが、最重要なのは丘上への各都市建設です。
不意も何も出あった瞬間に襲われますので、これは外せません」
「きれいな水はなくなるが、金と牛、トウモロコシ、氾濫原が入るいい丘の位置に建設ができた。
移動で1ターンロスしたが止むをえまい。そして、我々は初期技術に神秘主義を持っている。
あとは…わかるな?」
「どこをどうしたらわかるんだと言いたいですが…瞑想を選択、宗教を創始ですね。
わかります……。狩猟があるので何よりも先に弓術を研究しておきたいのですが」
「いや、都市の南に大理石が見えるだろう。あれを使って美学・文学ルートを進むぞ。
なので前提にもなる多神教にしておけ。どうせ創始できれば宗教選択チェックのおかげで、
こっちの好きな宗教が獲得できる。弓もそう1桁のターンで攻めてくるわけではないからな」
「瞑想を選んでいれば1ターン差で絶望を味あわせてやったのに残念デース」
そしてBC3480、多神教獲得。選択によりキリスト教創始。
「よし、勿論即改宗だ! これよりキリスト教を最後まで我が国教とする!」
「流石に全国と戦争状態だと、他からは宗教は流入しませんので、誠に遺憾ではありますが
こればっかりは仕方ありません。他との態度の兼ね合いも何もありませんし、改宗します」
一方では、他の文明に先駆けてマンサが瞑想を取得し、イスラムを創始した模様。宿敵決定。
そして斥候と斥候が出会う度に響き渡る戦争ラッパ。目と目が合った瞬間に、こんにちは死ね。
技術は、労働者製作中に農業、金のための採鉱、そして弓術へ。
「本来なら帝国志向を活かして開拓者量産、といきたいところなんだがな……。
弓兵を十分に作っておかないと余裕で死ねる。そして、何よりアポロ封建を決めないと
物量に耐え切れん。改善も前面に出したのは遠慮なく壊されるしな。僅かな維持費であっても
前提の君主政治が完了するまでの鈍化はなるべく避けたい。1~2都市が限界だろう」
「とりあえず、南東の丘に第2都市を建設。豚もありますが、ジャングルの中なので当分
使い物にならないでしょう。ここがまずは東方への防波堤となる予定です。
離れすぎても援軍が追いつかず、近すぎても通過して後方を狙われ、難しい所ですね」
防波堤としてならばもっと良い丘もあるのだが、流石に資源のない砂漠の真ん中に
第2都市を建てるわけにもいかず。我慢する。首都と共有の牛、大理石と当分先の豚以外に資源はないが
オアシスがあって衛生が楽なのがせめてもの救い。
研究は更に、畜産・青銅器・車輪・筆記・大理石のための石工術・聖職へと繋ぐ。
水がないせいで衛生がつらく、大理石に道路をつなげる必要もあったので、車輪を先にする。
海と丘のせいで遠く離れてはいるが、金による研究加速は大きな助けだ。
追加の開拓者の代わりにひたすら弓を作る。いくらあっても困ることはない。
筆記後、図書館を建てるまでは0%にするという小技、通常プレイでは余り意識しないこともあるが
こういうシビアな状態ではかなり有効。その差は目に見えて違う。
聖職を研究したあたりからは相手もチャリオットなどで散発的に侵攻開始。
丘陵や防衛志向を利用した、防御ボーナスと先制を活かして自滅を狙う。
都市では石工術で解禁された防壁を作成。防衛志向なのでボーナスもつき、
伐採と奴隷の同時であふれを狙いつつ建設。
一方では、MAP小ということもあり、早々に他勢力とも勢力圏が衝突し始める。
「メフメドめ。なんてとこに都市を建てるんだ…。弓兵を派遣しろ!なんとしても金を守れ!」
「研究の命綱ですからね。国境ですが、南にマンサを確認。東にスレイマン、さらに東に
サラディンの模様です。マンサとは幸い一本道で繋がっているようなので、森丘に弓兵を置き
これ以上の開拓者の侵入を塞いでおきます。数に余裕もありませんので、偵察はやめておきましょう」
斥候はこの時代だと流石に生き残ってはいないが、西と東のある程度は把握させてくれた。
南のマンサがどのくらいの規模だかわからないが、4~5都市以上分の領域はありそうだ。
なんだか海に囲まれてそうなサラディン先生は北に伸ばせるかが勝負。
そして、MAPを見るとどの国にも一つ馬がありそうな気配が痛い。
NG集で猛威を奮われた、騎乗ユニットの改善破壊・労働者拉致の悪夢が蘇る。
また、2都市で抑えた神聖ローマはアポロ建設開始と共に君主政治への研究と移る。
図書館の科学者なども雇用しつつ同時に完了するように調整。
大理石の伐採ボーナスが大きいので、他のユニットなども挟みながら作る。
そして──
BC850 君主政治・アポロ神殿完成。無償技術のボーナスで封建制を獲得。
「よし、即座に世襲制・主従制へ変更! 長弓兵を先に1体緊急生産!
まずは最前線の第2都市へ移動させろ! それとようやく一息つけたところで西に第3都市を建設するぞ。
それが終わったらしばらくは長弓兵の生産だ!」
弓兵の矜持 騎兵の意地
研究は宗教の組織化を使いたいので一神教へ。既に宗教創始権は取られた後だが、次の神権もしくは
平和主義までは間が開くため、何らかの宗教制度は欲しいところだ。
その後は美学→文学でアレク図書館を狙う。相手の厭戦を増加させるゼウス像が
欲しいところだが、象牙がないので今回は見送り。
この頃から、怒涛のように敵が波状攻撃を仕掛けてくる。しかし、丘都市に篭った先制持ち
防衛志向の長弓兵は、古代ユニット相手には流石の強さを誇る。そして最初の大将軍ティムール誕生。
第3都市に派遣した長弓兵と合体させ、スーパー長弓兵を作る。
西方面にはそいつと、もう一人の弓兵しかいないが、各地にも援軍を送る必要があり、数が揃うまで
なんとかしのぎ切ってもらう。
「守るのはいいが──別にあいつらを全部倒してしまっても構わんのだろう?」
「おお、頼もしい限りだな。最初に出したNG集その3の大将軍長弓兵・山本五十六なんかも、
EXP351まで行ったからな。こいつも末永く活躍してもらおうか」
「貴重な大将軍ですが、それを使用するだけあって、まさにその信頼度は抜群です。EXP倍化の
昇進と防衛志向とが重なることで、先制や都市駐留の昇進も付けやすく、また防壁もありますので、
カタパルトの大群が来るまではどんな軍でも余裕で弾き返します。この時代ではまさに無敵ですね」
BC100。文学研究完了。通常のシド星では遅いペースだが、技術交換のできないこの星では
致し方なし。即アレクサンドリア図書館の建造に入る。研究は数学へ。完了までは、都市圏外の
森に道路と伐採ターンを入れて周り、取得と同時に一斉に伐採する。都市圏の森、特に首都に隣接する
森も防衛のことなど考えて一気に切ってしまいたいところだが、衛生が辛すぎて断念。
ああ、もう一つ穀物系があれば。他国から資源を輸入もできないというのが、なお痛い。
外交の重要性を思い知る一瞬だ。
「一方、サラディンが象を繰り出してきました。南のマンサはカタパを。西のメフメドは弓騎兵ですね。
今のところ、大した量ではないので良いですが、そろそろ、長弓兵の神通力も消えてくる頃です。
これからが本当の地獄だ……というところでしょうか」
「だが、強力であることは間違いない。今までの経験からして防衛志向の長弓兵は、大事に使えば、
騎士・胸甲騎兵の登場までは十分、防衛の主力足りえる。そして、その頃には、我が国には
それら騎乗ユニットに対するカウンターユニットUU、ランツクネヒトが登場だ!」
「つまりは、通常の文明ならライフル・擲弾兵が出てくるまでは十分にいけるというわけですね。
…あれ、なんか忘れてる気がするんだけど。気のせいかな……?」
そしてAD100。研究の要、アレクサンドリア図書館完成。
研究に必要な下準備が終わったところで、官吏の研究に入る。
また、ようやく追加の開拓者を生産。首都の北に第4都市を。しばらく後になるが
南のマンサとの国境を結ぶ一本道の丘に第5都市を建設する。
続いて首都は英雄叙事詩の建設に入る。というか、第2都市は東半分が荒らされまくるため、
第3都市は逆に西が使えず、第4都市は海沿い、第5都市予定地は、北はジャングルと海で、
南半分が侵略で使えないと、まともなハンマーを出せるのが、首都しか選択肢がない。
首都のもう一つの国家遺産は、偉人をブーストさせる民族だ。
もっとも自力研究な以上、遠回りをして石もないOXを建てる余裕はハンマー・研究・前提条件共に
なさそうではあるが。そもそもアルファベットすら取得していないし、他に研究すべき物が
ありすぎて、大科学者の電球を活かそうにも、そこまで回らない。
産まれる偉人は、一人目の科学者はアカデミー、預言者は聖廟を立て、残りの科学者・預言者は定住へ。
何よりも首都にハンマーが欲しい。
AD520。アレクの助けもあり官吏完成。ひとまずの長弓兵・槍兵を配置し終えてから、
首都は民族へ。研究は帆走の後、通貨へ進む。財政状態は現状、ただでさえカツカツだが、
官僚制と市場が出来ればかなり楽になるはず。
一方、敵の襲来は激しさを増す。
「象を都市の周りでうろつかせてみるよ。おやおや、反撃しないのかい? 改善破壊もつまらんしな。
こいよ長弓兵! 丘都市なんか捨ててかかってこい! 一対一じゃないけどな!」
「弓騎兵もまとめて投入するよ。カタパも一緒だ。というかあの忌々しい大将軍長弓兵が
いなければ、お前の第3都市、九度は滅ぼせてお釣りが来るというのに」
「さっさとその一本道あけてくだサーイ。余り私を怒らせない方がいいデス。
今のうちに滅ぼされておかないと、後で凄い新兵器で蹂躙しにイキマスヨ?」
「よしじゃあ俺は首都を直接狙ってやるぜ。流石にあそこらへんの改善破壊されたら
泣くだろう。ざまあみろ、異教徒どもめ。無理して反撃したいならすればぁー?」
「畜生、この蛮族どもめ! 特にスレイマンとかあいつら悪魔だ! サタンの手先だ!
覚えておれよ。この恨みはいつか万倍にして返してやるからな! 絶対だ!
カタパも出せない今は耐えろ、耐えろ、特攻して弱ったやつにのみ追撃だ!」
「了解です……。しかしカタパが複数くるようになり、みるみる防御値が減っていきます。
追撃はしておかないと回復されて、後の展開が辛くなるだけですし、追撃とて無傷ではありません。
最後の一人を倒しきり、突出などの無理はしないようにしておりますが……。あ、また80%↑の
勝率での追撃に失敗しました。仕方ないのでもう一人……あ、これも失敗です」
「OH MY GOD!」
そして、通貨後は鉄器へ。第5都市あたりがジャングル地帯なので必須。
一応、第2都市西の豚があるジャングルも伐採できるようになるが、襲撃が激しく
そんな所に労働者を向かわせたり、改善破壊を止めたりするのは今は不可能に近い。
ひとまずはおあずけ。
「さあ、鉄よ、沸いてくれよ!ランツクネヒト・騎士・カノンを使うには絶対必須条件なのだ!」
「鉄器完成です! 都市近辺に鉄は見当たらないようですが……あ! 一つだけ!
一つだけありました! 領内です! スレイマンとの国境に隣接する場…所に…。
雲霞のごとく敵が湧き出してくる中心、ですが……」
つくね終了のおしらせ。
「ま、まだだ! まだ終わらんよ! 都市を直上に建てて確保するという手もあるが
無駄な維持費と、丘でもないので長弓兵が活きず、それでは半端な防御が通じん!
奴らが自滅して一瞬空白になった瞬間を狙って労働者と長弓兵・槍兵を一気に投入!
道路と要塞を建築しろ!」
「なるほど……。考えましたね。要塞は25%の防御ボーナスを持ちますが、その他に
領内であれば、該当技術と連絡路を持っていればその下の資源を獲得可能という性質を持ちます。
労働者を自由行動にさせておくとよくやる手ですね。要塞も破壊されますので、確実な手では
ありませんが、スルーしてくれる率は高く、街や鉱山を建てるより安全です」
とはいうものの、そんな瞬間がそうそう訪れるわけもなく、ひたすら時を待つ。
首都で2人目以降の大将軍定住&英雄叙事詩が完成しているため、必要施設が終われば、ユニット
制作は首都に任せて、第2、第3都市では大理石で倍速のパルテノンとアルテミスを適当に制作。
できればいいし、換金になってもいい。
官僚制を入れ主従制がなくなったので、錬度の低い兵の量産よりは、精兵の集中の方が役に立つ。
この頃になると、総ユニット維持費も考えなければならない。
一応、長弓兵をいつでも奴隷で緊急生産できる人口の確保はしておく。
「大変厳しい状況だが、何とか踏ん張れ! 信仰心があれば何でも出来る!
やれる、やれる、気持ちの問題だって! 諦めるなよ! それまでは長弓兵頼りだ! 特に
大将軍ティムールには八面六臂の活躍をしてもらう! もうそろそろ彼もEXP60を突破だ!」
「連戦に次ぐ連戦で休まる暇もないのでは。たまには代わりますよ」
「何、まだいける。あんなやつらどもが束になっても、先制4、都市3、丘2を持つこの私は
そう簡単に倒せんよ。君達は都市の皆を安心させてやるがいい。何、英雄叙事詩のある首都から
すぐ援軍も来るし、金を守っていた兵もこちらに向かっている……痛っ?」
「ほ、ほら! ティムール将軍、どこかお怪我を!?」
「いや、木に触った所で少し指にトゲが刺さっただけさ。…ありがとう。その心だけで十分だ。
大丈夫だよ。俺はこれからも頑張って行くから──」
「…やれ、俺達弓騎兵は、ラッシュもできずロクに防衛にも使えず、穀潰しだとか産廃だとか
使うに使えぬ無敵の弱さPart2だとか、散々言われ続けてきたが──俺達にも意地がある!
この時代に作成直後から先制攻撃無効を持っているのは俺達、弓騎兵のライダーだけだ!
行くぞ──長弓兵!!」
「報告! 首都に向かいスレイマンの象・カタパルトを含む混成スタックが侵攻中!
防御度は十分ですが、万一があります! 兵力増強を!」
「よし、西は一旦片付いたろう。第3都市から大将軍を移動させ……あ、あれ? ティムール?」
「おおい! 何があった!? 何か答えを得たような、空に爽やかな笑顔とかいらないから、
今頑張っていってくれよ! 戻って来い、ティムール! ティムーール!?」
この前後のセーブデータがないので直前直後を出せないのだが
リロードしてどうやっても、大将軍は生き残り、再現が不可。他の兵は生き残っていたので
どうやらかなり薄い所を引いてしまった模様。運が悪いとしかいいようがない。
「スレイマンの軍に首都の脇の森に入られました。こちらからは敵の象・斧兵の組み合わせで
槍兵や長弓兵では討って出ることができません。じわじわとカタパの砲撃で防御が下がっていきます。
これはもう駄目かもわからんね……ちなみに第2都市ではこの光景が日常茶飯事です」
「フォォォォ! 決めた、この終わりなき防衛戦に生き延びたらコイツらは絶対に許さないよ。
絶対にだ! 神の裁きを泣くまで思い知らせてやる! 生き延びたらな!」
「はーい、皆サン。ギルドの研究に向かいますヨー。戦闘力10の騎士を解禁デス。カタパを付ければ
ただの槍兵では相手にならない、先制攻撃無効の頼もしいユニットですヨー。どこぞの先制昇進頼りの
お馬鹿さんには丁度いいデスネー。では皆さん頑張って研究してくださいネー」
頼みの綱の長弓大将軍も失い、迫り来る敵は留まることを知らず。
はたして神聖ローマは目指した夢を追うことが出来るのか。
その2へ続く