FfH2 040p タスンケさん、馬で大陸制覇するの巻 その4
テッサへの侵攻
前回はカプリアを滅亡寸前に追い込み、10ターン後に滅ぼす準備をはじめたところまででした。
大陸の西部をおさえた大国、均等のヴァレディア(アムリテ文明)に対抗すべく、こちらは可能な限り早く大陸の東部を制圧する必要があるでしょう。
258ターン。傭騎兵を大量に雇うべく、全土で金銭系の施設を建築しているところでしたが、ここでテッサからの予期せぬ宣戦布告が。
いずれ宣戦布告されることは予想していましたが、大きなスタックをこちらの都市に寄せてくることもないので、今ひとつ意図の見えない行動です。
こんなスタックではこちらの都市、トリニティの弓兵3体を撃破するのも困難でしょう。
こちらはカプリアを攻めるために用意していたスタックの移動を開始。自国領土の反対側ですが、馬の足なら2ターンで戻れます。このあたりの速さもタスンケさんの強みのひとつです。
259ターン。テッサのスタック。緑葉の司祭がメインでしょうか。かなり微妙な戦力です。
同ターン。テッサのスタックを、鎧袖一触で撃破。同時に、防衛のために他の都市から弓兵を移動中。
現時点でもテッサの軍事力評価はこちらの倍ですが、これなら併呑してしまえそうな気がします。
261ターン。ブルティを占拠。こちらの被害も小さくはありませんが、テッサの軍事力評価は一瞬にして落ち込みました。
いける!!
ブルティにも弓兵を移動し、防衛する体勢です。
こちらはビーカーを0%まで落とし、お金をあつめて傭兵を雇うつもりですが、現在はアムリテの世界魔法により、詠唱ができず傭兵が雇えません。
アップデートはできるので、一部のユニットに適用しました。
スタックは回復を促進する施設「薬草師」のある首都に移動しています。回復施設のある都市に移動するのも1~2ターンで済むのがよいですね。この後「診療所」や「宿屋」などのさらなる回復施設を建造すれば、こういった回復用都市を活用する機会も増えるでしょう。
265ターン。ヨンナを偵察。薄いですね。
こうした偵察行動を兼任できるのも侵略志向により特別奇襲を持つ騎兵の強みです。
266ターン。回復したスタックを使い、首都から1ターンでヨンナを陥落。
273ターン。ヒールを偵察。周囲に敵ユニットがいます。足が早ければ、わずかな隙間から攻めることができます。
同ターン。ヒールを占拠。敵ユニットが都市に戻る隙を与えません。同時に防衛のための弓兵も移動開始。
テッサに残されたのは、いまや首都エヴァーモア1都市のみです。
軍事力評価でも、いまやテッサはタスンケ以下に落ち込みました。
停戦交渉も可能になっています。技術をもらって停戦するか、それとも滅ぼすか……
しかしここで私はやっと気づきました。隙を与えれば、テッサはヴァレディアの属国にされる可能性があるということに。
ならば余計なことはせず、滅ぼすべきなのか?
274ターン。首都エヴァーモアを偵察。英雄ギルデンを含む弓兵のスタックがいます。回復を促進する司祭がいるので、一撃で落とせなければ回復してしまうでしょう。
ところが、こちらにはこのスタックを一撃で破壊できるような戦力はありません。
ここで私がとった選択は、このまま戦争状態を維持し、税制の研究を進め、すでに封建制を持っているソーンと技術交換することでした。
AIは封建制を優先してくることが多いので、ヴァレディアが獲得するのも時間の問題でしょう。
戦争状態を維持しておけば、ヴァレディアもテッサを属国にしにくいかもしれません。(このあたりの詳しいシステムはよくわかりませんが、プレイヤーが戦争中に他の小国を属国にしようとすると、「戦争相手が恐ろしい」といって属国になってくれないことがあることからの推測です)
もしこちらとヴァレディアの仲が悪ければ、ヴァレディアがテッサを属国にすると同時に、こちらに宣戦布告してくるという展開もありうるかも。
ヴァレディアとテッサの関係は互いに「親しみ」です。
279ターン。交換用の税制を研究している間、既に和平条約の切れているカプリアをサクっと滅ぼすことに。
こちらも放置しておく理由はありません。テッサ側からスタックを移動しました。向こうには弓兵を残してあるので、落とされる心配はないでしょう。
同ターン。カプリア滅亡。お疲れ様でした。
281ターン。税制の研究を終え、ソーンから封建制を入手。
研究はエススの創始に向かっています。今回エスス創始に走らない文明ばかりだったようで、まだ創始されていません。エススの世界遺産の効果は非常に強力なので、取れたらラッキーです。
同ターン。テッサを属国に。これからよろしくお願いしますよ、と。
ここではじめて、他の文明と相互通行条約を結ぶことにしました。交易路の収入アップです。
戦争状態の国など仲の悪い国があると、「交易をきれ」といわれて面倒なのであまり通商は結びたくありません。今はもうどこもそこそこ仲良しなので問題ないでしょう。
その他、テッサにもらったお金でマンモンのバザールを完成させました。これでさらに収入アップ。
ここからはしばらく内政タイム。
次のターゲットは既に決まっています。ソーンです。
実験コーナー
仮にテッサを属国にせずに停戦していた場合、どうなるか試してみました。
275ターン。ヴァレディアが封建制を獲得し、テッサを属国に。
ただでさえ大国化しているヴァレディアにさらなる領土(属国の50%)が加わることになっていたわけです。
さらに、テッサを属国にされると、テッサとヴァレディアのこちらに対する外交感情が、和の半分になっていたはず(多分)
ヴァレディアとの関係は悪くありませんが、テッサとの関係はよくありません。つまり、結果的にヴァレディアとの関係が悪化し、攻め込まれる危険性が高くなっていたと考えられるわけです。
内政時代
ここからしばらく内政です。ソーンに侵攻するための戦力を整えなければなりません。
軍事力評価でも、ソーンはこちらより上。ヴァレディアに至っては比較になりません。
282ターン。まずはエスス創始を見越して、偉大な預言者獲得のため聖都を偉人都市に。聖職者を配置します。
エススが創始できたら、ノクス=ノクティスを建造する予定です。
289ターン。エススの創始に成功しました。
研究は「工学」に向かいます。主に首都に「広大なスラム(都市圏を広げる)」を作るためです。研究の条件となる「数学」を持っているのがこちらとソーンだけなので、おそらくは間に合うでしょう。
そのほか、ビーカーを一旦0%に落とし、首都を中心に金銭出力の高い都市に、両替商のような金銭系施設をお金で建てていきます。
また、社会制度を「軍事国家」から「カースト制」に変更。タイル改善を急ぎます。
現在の社会制度は、「都市国家」「大量消費」「カースト制」「軍需優先」「無所属」です。
また、主な都市では長老会議や図書館により、科学者を雇っています。ビーカーの%を落としても、研究を進めるためです。
@ある程度科学者を雇っている場合:ビーカー0%で金銭+332/ターン。ビーカー+112/ターン
@科学者をまったく雇わない場合:ビーカー0%で金銭+339/ターン。ビーカー+65/ターン
都市の成長やハンマーが犠牲になっていると思われますが、とりあえずお金とビーカーがほしいので、しばらくこれで行きます。
ソーンへの侵攻
303ターン。金銭出力も毎ターン500弱になり、お金をためて傭兵を雇う準備をしていました。
ソーンの領土を見ると、デンドロムに大量のパラマンダーが。この都市を落とすのはかなり厳しいでしょう。
それにしてもこの集まり具合。下手をすると、こちらに宣戦布告するつもりだったのかも?一応「親しい」なのでまずないとは思いますが……
同ターン。ためたお金で傭騎兵を雇いました。これでこちらの戦力は、傭騎兵12に戦車兵が14。
304ターン。宣戦布告前に、敵都市を偵察。パラマンダーが集まっているデンドロムに対し、カエレスティスやリィロッドは手薄です。
何度も共同戦線を張り、何度も技術交換をしてきた仲ですが、ヴァレディアに食われる前に、こちらの属国にしなければなりません。
周辺をパラマンダーなどのユニットがウロウロしていますが、騎兵なら無視して隙間から都市を攻撃できるので、無視してかまわないでしょう。
同ターン。おもむろに宣戦布告。これまで仲良くしてきたソーンとの、最初で最後の戦争です。
一気にカエレスティスを占拠。リィロッドを占拠・破壊。ついでにハロウェルを占拠しました。
わずか1ターンで複数の都市を落としてしまえるタスンケさんの驚異的な足。
しかし、さすがに大量のパラマンダーを抱えるソーンから3つの都市を防衛するのは不可能。かく乱を中心に、相手を翻弄して削っていく戦略をとることにしました。
305ターン。一部都市の防衛を放棄。まともに戦う気などありません。
とにかく、奪った都市など落とされてもかまわないので、相手をボロボロにしてやりましょう。
デンドロムから大量のパラマンダーが移動してきましたが、足が遅いので、こちらに届く前に逃げてしまうつもり。正面から相手をする義理はありません。
306ターン。パラマンダーが迫っているハロウェルを放棄。手薄になったデンドロムを陥落し、さらに放棄。主力部隊を自国領土にまで待避しました。1ターン中にここまで動けるのがタスンケの騎馬部隊です。
都市を落とせばある程度のお金が手に入りますし、建設されていた施設が壊れてボロボロになります。(世界遺産などが壊れたところは見たことがありませんが)
相手はかく乱されて右往左往しています。
今回はやってませんが、タイルから略奪してもいいでしょう。
307ターン。いまさらながら、テッサが鉄を持っていることに気づきました。
こちらはまだ鉄器の技術を持っていないのですが、テッサから鉄を輸入すれば装備できるはず。
308ターン。こちらの戦車兵・傭騎兵に鉄が装備され、より強化されました。
ソーンのパラマンダーがこちらの都市ヒールに侵入してきていますが、ヒールにはそれなりに弓兵がいるので、すぐには落ちないでしょう。
こちらは手薄になったカエレスティスを再び占拠。時間を稼いで停戦できるタイミングを待ちながら、お金で傭騎兵を増やしています。
狙いは、"停戦できるタイミングになった時、ウロウロと都市から離れているパラマンダーを無視し、手薄になった都市を複数占拠。その後停戦することにより、戦闘を最小限にして最大の利益を得ること"です。
無駄な戦いは、しないに越したことはありません。
309ターン。カエレスティスに防衛のための弓兵を移動中。
また、平地に迷い出てきたパラマンダーのスタックを撃破。都市の外なら大した防御力はありません。
鉄を手に入れたおかげか、割と楽に撃破できました。
この時点で軍事力評価は逆転しました。
312ターン。手薄になっていたハロウェルを再び占拠。もはや迷い出てくるパラマンダーさえいなくなってしまったようです。
314ターン。
ここでひとつ問題が。死んでいく兵と都市の占拠により、厭戦感情が爆発。地下牢のある首都でも、+10の不幸がついているようです。社会制度の都市国家によって厭戦+20%がついているのも影響しているでしょう。
数を頼みにする傭騎兵にとって、厭戦感情こそが最大の敵かもしれません。
ぶっちゃけ私のユニット運用がヘタクソなだけかもしれませんが、それはそれで。
同ターン。ついにソーンとの和平交渉が可能に。素直に降伏してくれるようです。
ついでに首都カザックも落とし、ソーンを小さな島国に追いやろうと考えましたが、防御力の高い英雄マロスが控えているため中止。これを倒すために傭騎兵が何体犠牲になるか分かりません。
デンドロムを陥落。予定通り停戦しました。
この時点でヴァレディアの領地は大陸の46% 対して、こちらは37%
ちまちまと文化侵略して覆せるレベルではないようです。
はるかに進んだ研究と、数倍の軍事力を持つアムリテ文明の均衡のヴァレディアとの、最終決戦を行うしか制覇への道はないようです……
なかなかどうして、ひどい差ですね。
- コメント欄です
- 撹乱戦術見事すぎる --
- これはひどい戦力差、ガチ勝負しか残されてないが、これを覆すことができるのか? --
- スパイ帝動画の大ロシアを髣髴とさせる軍量だなー --
- 傭兵は死んでも厭戦でないはずだよ。普通に都市落としたり焼いたり敵殺した分の厭戦だろうね --