ヴァーンの戦争経済~S.S.T~
はじめに
Sidar Always War OCC。
我々に戦争経済の面白さを教えてくれた偉大なる先人である。
このプレイレポに触発され、FfH2の新たな楽しみ方を見いだした方も多いことだろう。
かくいう自分もシダーのせいで多くの睡眠時間を奪われた人間の一人である。
しかし、である。
「サンダルフォンではなく、カリスマや適応持ちの指導者を使えばもっともっと絶頂に戦争経済を楽しめるのではないか」
と思った方もまた多いのではなかろうか。
これを実行してしまったのが今回のプレイレポである。
さて、戦争経済向きの指導者としては、
国立公園もリサイクルセンターも無いエレバスにおいて、衛生ボーナスの付く拡張志向のファラマー
指揮所を確実に建てられる組織志向のサバシエル
とにかく偉人が欲しいOCCで特に光る哲学志向のカーディス・ローダ
信奉ユニットに潜在力の付加される宗教志向のヴァーン・ゴッサム
この辺りが候補に挙がると思われる。ネタに走るならパーペンタクも悪くないかもしれない。
このプレイレポでシダーを率いて祭壇勝利を目指すのは、
やたらと胡散臭いしろがねOの図
このヴァーン・ゴッサムである。
文明に恵まれなかった強指導者と指導者に恵まれなかった強文明は、エレバスに奇跡を起こせるのか。
名付けて「ヴァーンの戦争経済~スーパー・サンダルフォン涙目・タイム、略してS.S.T~」の開幕である。
カニ女の時同様微妙なレポになるかもしれないが、ご笑覧して頂ければ幸い。
あ、それと。
「神権+徒弟+指揮所+軍事優先+ティターン+ナズグルもしくは高位のルオノンタル」
これらを組み合わせた上でカリスマ志向にすると生産即影人化が成立して戦争経済もへったくれも無くなるので、
とりあえずティターンとナズグルは建てない事にした。まぁ、いつもは建てる事すら出来なかったりするのだが。
…でもヴァーンが可哀想なので信奉ユニットは使います。ごめんなさい。
設定
FfH2 040z、天帝、パンゲア、迅速、マップサイズ大。好戦的AIと破壊的な蛮族もセットしている。
今回も原則ノーロード。そして懲りずにビルダーをロックし忘れるのであった。でもビルダーは使ってないよ!
今回の舞台
青が善、緑が中立、赤が邪悪。善、中立、悪がきれいに別れた。
【ヴァーン・ゴッサム シダー】
今回の主人公。実は生っ粋のマラキム人ではなく、もとは外から流れ着いたスヴァルトアールヴだったらしい。
OCCでなければ広大な空き地を確保できる立地だったので、ちょっと悔しい。
【キャラドン ドヴィエロ】
過去からのゲストキャラらしい。いっつもやられ役なツンドラ蛮族である。
…同じ蛮族でもユニットでしかないオルタス様の方が恐ろしい気がしてしまうのは正直どうなんだろう。
戦争経済においては時代遅れのユニットを大量に持ってきてくれる有難いお方。大体の場合、勝手に仕掛けてきてくれるし。
【カーディス=ローダ クリオテイテ】
他民族国家を率いる永遠のショタ指導者。日本人がイラストを描けばさぞかし面白い事になっただろう。
AIが担当すると大体他文明に飲み込まれる…のだが、何かの間違いでマーキュリアンを召喚すると大変なことになったりもする。
ユニットがどうしても少なくなるので戦争経済の相手には向かないか。交易相手としては便利。
【ファラマー ラヌーン】
前回に引き続いて登場する伊達男。
ハンナ同様、「苛立」でも相互通交条約や技術交換に応じてくれるので、その意味では扱いやすい。
AIが使ってもするするするっと伸びていくことが多いが、さて、今回はどうなるか。
【サバシエル バンノール】
大天使の内では唯一真面目に仕事を頑張っている人。
尖っている方が強いエレバスにおいて可も無く不可も無くな文明を割り当てられた可哀想な人でもある。
しかし組織/カリスマという志向は優秀なので、一度波に乗れれば結構手強い指導者である。
祭壇勝利を狙う場合は属性の関係で仲良くなりやすい事は覚えておいてもいいかもしれない。
【キーリン バルセラフ】
父親のアレさは引き継がずに才能は引き継げたラッキーな少女。ぶっちゃけ邪悪な子には見えない。
人間が使うと召喚祭りが出来て超強力なのだが、AIでも創造志向のおかげで結構優秀である。
カタパルトを早く出してくる戦争経済の天敵でもある。なので仕掛けるタイミングが難しい。
この子も描く人によっては人気が出ただろう。言動は可愛いし。
【フラウロス カラビム】
ファラマーに並ぶもう一人のイケメン。
ただしこちらはファラマーとは異なり真性の異性殺しである。吸血鬼的な意味で。
シングルでもマルチでも猛威を振るう超強力指導者、なのだが…
【ガリム=ギュール ルシュイアープ】
ルシュイアープの親方ドワーフ…らしい。ペディアではそれ以上を読み取れなかった。
AIはバルナクサスを犬死にさせる事が多いので、ゴーレムは意外と怖くない。
ただしOCCにおいては工学やギルドといったあると便利な技術、遺産を真っ先に狙ってくる。
技術で先行し始めたら気をつけよう。
【テッサ リョースアールヴ】
リョースアールヴの為に婚約者を自らの手で殺めた女性。
拡張は緑葉のせいで影が薄くなり、秘術はAIだと死ぬのに、それでも内政力でしぶとく食い下がってくる。
逆にいうと緑葉を取り上げられるととても可哀想な事に…
なお攻城兵器を作れない=戦争経済のカモになりやすいので、見つけたら小躍りしよう。
FfH2では「指導者制限なし」にしても、AI指導者に影響が出てくれない。
一族を率いる白のエスネとかになったら笑えるんだけどなぁ。
戦略方針
何を優先するかを考えるのも、戦争経済の醍醐味である。
私の場合、弓術→筆記で大図書館→騎乗を経由してエスス創始→卓越で鉄確保→精神操作で愉悦の塔→弓師と毒物、宗教法でハリッド→
余裕があれば貧民街、ハンマーズ、情報網を拾いつつ秘術の知識で奨学金とアハリエン→高潔の証と全知で勝利
を狙っていくことが多い。今回もそうなったかどうかは…まぁ、見てのお楽しみで。
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