魔女の国ベルナ

(まじょのくに)



概要


「偉大なるエルフの女王を擁する魔法大国」

首都はフラウベル
東西にフラウベル港と港湾都市トルエノがあり
他国との交易も活発
オウカ、フィラル、アインブラッド、ゴルディアと商業交易があることが語れれている

公式冒険者ギルドは首都に本部フラウベルギルドを置き
トルエノギルドとウェンスターギルドの2支部がある
途中ラドボードギルドも追加された

国家元首等は明確にはされていないが
四魔女が国の代表であり、四魔女の筆頭である
女王ソフィリアの統治ということでいいはず

女王とは付くがベルナという国の女王ではなく
あくまでリューシュやエルフの女王という意味
ベルナは王の治める国、王国ではない

国政は四魔女が務める
貴族院もあるようだが政治の形態は不明
軍事部門がリズベル
行政部門がラクシャ
外相相当がベアトリス
またそれ以外に
キリエが法の番人を
ミューズが経済顧問を務めている

国として教育熱心らしく
全土各地に学校があり、識字率も高い
(現実世界での中世の都市部でさえ識字率は2~3割ほど)

なぜか男性が少なく女性が多い
どれくらいの男女比なのかわからないが
ベルナは重婚が認められているので
一夫多妻と言う状態もあるのかもしれない
コロンの嫁候補が多数いたり
第二夫人以下を志望したりする発言も
ここに由来するのかもしれない



地理


首都フラウベルを第1都市として
第2都市がエルハイムからトルエノにかけて
第3都市がウェンスター学園都市という所だろう

この3都市を結ぶようにして街道が整備されている
またフラウベルのそばにはフラウベル港があり交易も活発
港湾都市トルエノフラウベル港をまっすぐ結ぶ街道の中間には
城郭都市ゼラスがあり、ベルナで唯一の通行税を取っている

交易港が2つしかない理由だが
ベルナの南北の海は海流が激しく
船の往来が難しいためらしい


距離感だがストーリー中で
ゼラスまでならその倍くらいとの発言があり

そこから大雑把に算出するとこんな感じ
フラウベル ~ エルハイム  6~7日
フラウベル ~ ウェンスター学園都市  9~10日
エルハイム ~ ウェンスター学園都市  7~8日
意外と遠いことがわかる
ベルナ横断ゲートがいかに凄まじいものかよくわかる



フラウベル地方



首都フラウベルを擁するベルナの中核地域
フラウベル港や大聖堂等があり活気がある

首都を擁するため警備隊などもしっかりしており
全体的に治安は良い方

魔物の被害をコントロールするためにも
首都近くに人工の迷宮を作り管理している

フラウベル

魔法の国ベルナの首都
軍事や行政の中核部もある
かなり広いようで貴族たちの邸宅も多数ある模様
おそらく必要に応じて拡張してきた街なのだと思われる
コロンは街の印象を「雑多な感じ」と言っている

ベルナの冒険者ギルド本部である
フラウベルギルドがある

フラウベル港

フラウベルより馬車で1日ほどの位置と思われる
港を中心とした港町で商業が活発

商店や露天が立ち並び
大きな倉庫などもひかえている

漁港でもあるようだ

流石に首都近くなので港町とはいえ
治安は良い方のようである


ホルスタ村

フラウベルとゼラスを繋ぐ街道沿いから
少し外れたところにある村
フラウベルからは馬車で1日ほどか(?)

フラウベルからは割りと近いはずなのだが
のどかな農村といった感じである

ベルナ大聖堂

神の眼を保管してある場所
かなり昔にフィラルからの移住者が建造した建物らしいが
ベルナは国教を持たず無宗教の人も多いため
現在は宗教的意義はない

神の眼という国宝を管理していることもあって
警備は厚い方で おそらく警備隊等が駐留してるものと思われる


茨の館

元々はリズベルの祖母の邸宅
美しい薔薇園があるので茨の館というらしい

街道からは少し離れた山近くにある
とても広い邸宅だが周囲は木々に囲まれているようで
その存在を知る人は少ない模様
街道と茨の館の間には小さな村が存在するらしい


トルエノ地方



港湾都市トルエノを中心に
城郭都市ゼラスと交易都市エルハイムが栄える

フラウベルとウェンスターを繋ぐ街道があり交易が活発
人口もこの地域が一番多いようだ

交易が活発で人口も多く
少々地方行政に問題があるので
比較的治安は悪い
ブラックギルドを初めとした非合法組織も存在する

トルエノ火山も近くにあるが
火山活動による影響や被害といった話は今のところ聞こえてこない
活火山ではないのだろうか?


港湾都市トルエノ

トルエノ地方の中心都市
冒険者ギルドの支部であるトルエノギルドもある
交易港の大都市で、街中まで水路が走っている

おそらくエルハイム等は交易によって後から出来た街で
まず港の整備のためにトルエノという街が作られ
そこに地方の中心機能やギルド支部が作られたのだと思われる

ギルドや警備隊があるため
トルエノ地方の中では比較的治安が良い方らしい


城郭都市ゼラス

フラウベルとトルエノを結ぶ街道にある要衝の関所であり警備所である
ベルナで唯一の通行税を徴収している場所でもある

またトルエノ闘技場があり
カジノなどもある娯楽の街でもあるようだ


交易都市エルハイム

フラウベル、トルエノ、ウェンスターを繋ぐ街道の集まる場所にあり
ベルナ最大の交易都市である

1日ではとても回りきれない程の露店通りが名物
とにかく商品の幅が広いのが特徴とのこと

また治安は良いとは言えず
南地区にはスラム街もある

ブラックギルドもこの街を拠点に活動している


ウェンスター地方



ウェンスター学園都市 や ウェンスターの街は栄えているが
街や街道から離れると
あまり整備が行き届いているとはいえないらしい

特に南部や西部ではそれが顕著な模様




ウェンスターの街

ウェンスター地方の中核都市で
ウェンスターギルドはここにある
冒険者ギルド支所は地方行政も担うはずなので
行政的にもこの街が中核と位置されるはず

落ち着いた雰囲気の街並みで
平和で住みよい街らしい

「学問の街」として有名だが
現在のウェンスターの街はそれほど学問の強いイメージがあるわけではない
ベルナで初めての学び舎が作られたことから呼ばれているとのこと


ウェンスター学園都市

ウェンスター魔法学園を中心とした学術と研究をもっぱらとする学術都市
どうやらかなり大きい街のようで
おそらくベルナの第3都市扱いだと思われる
ウェンスターを付けず「学園都市」だけで呼ばれることも多い

中央には時計塔がある
塔としてもかなり大きいらしく街中からよく見えるらしい
また時計塔の名前通り上部には大きな時計が付いている

時計塔
ウェンスター学園都市にある研究機関
おそらくウェンスター魔法学園とは別の組織



ミゼット地方



全体的に発展の遅い地域
田舎感があると言ってもいい

炭鉱都市ラキアはある程度発展しているが
炭鉱や鉱山の関係で僻地にあたり
主要都市からは外れている模様

この地域には冒険者ギルドの支部がなく
フラウベルギルドの管轄になっているようだ

中央にある湖がミゼット湖
炭鉱都市ラキアの背後にそびえるのがラキア山である
ミゼット湖を上流にしてフラウベル地方へ川が流れているので
相対的にミゼット地方は少々高い位置にあるようだ

旅の宿の近くにある橋が
おそらくミゼット大橋
この街道はフラウベルとウェンスターを繋ぐ街道で
ミゼット大橋は検問所的な要素もあるようだ



ミゼット村

ミゼット地方の名を冠する村なのだが、それほど発展しているわけではない
リナリーが「寒村」と表現しているシーンが有るほど

ただミゼット村郊外に居を構える業者も多いらしい
おそらく大きな街道とラキアを結ぶ道の交点だからだろう


炭鉱都市ラキア

炭鉱と鉱山と工房の都市
草木の少ない高山地帯に位置することから
石造りの建物がメインになっている

ラキア工房は歴史も古く街の中心的存在のようだ
冒険者ギルドの支所が街にないため
ラキア工房が冒険者の寄合所になっている


リューシュ地方



エルフの治める地域
女王ソフィリアも普段はここに居る

女王という称号もベルナという国の王ではなく
リューシュやエルフの王という意味
リューシュの王政開始はベルナの建国より古く
約800年前とのこと

そもそもエルフが保守的かつ排他的な種族なので
リューシュ地方自体に他種族が入ること自体が難しい

もちろんここもベルナ国内なのだが
実質自治領のような扱いとなっている

またエルフは自給自足で質素な生活を好むため
開拓や開発というものを好まない
そのため地域全体が自然のままに近い状態となっており
街道の整備すらされていない
もちろん冒険者ギルドの支所もない

リーシュという地域は非常に歴史が古い
ソフィリアの年齢が2122歳なので、それよりさらに古くから存在する


森人の里

エルフの里で女王の住まいもここにある
「中央区」と呼ばれることもある

森人とは上位のエルフのこと
ハイエルフとも言う
(何を以て上位なのかは不明)

この里には多くのエルフが暮らしているらしい
エルフはあまり大きな集落を作らないらしく
リューシュの中で大きな集落とは
この森人の里とダークエルフの集落くらいらしい

他のエルフは森の中で小さな集落を作ったり
そもそも単身で森の中に暮らしていたりするらしい

店などは一切ない


ダークエルフの集落


エルフとダークエルフで多少気質に違いはあるが
やっぱり根っこは同じなので質素な生活を好む
そのためお店などは一切ない
また住居なども非常に簡単な作りのようだ


神霊の森(世界樹)

「ベルナの深奥、生命の大樹!
エルフが守り続ける奇跡の聖域!
でも他種族が濫りに近づけば
射殺されてもおかしくないと・・・!」(リコッタ談)

樹齢数千年~数万年の世界樹の大樹がある
またこの森の大半が世界樹の若木らしい

エルフの聖域にして
森人にとって天然にして最強の要塞でもあるらしい


天元の霊泉(聖域)

エルフが「聖域」と言うと世界樹ではなく
この天元の霊泉を指す

泉とは言うが静かに湧き出ているようなものではなく
大瀑布のごとく迫力満点らしい

ソフィリアが聖域陥没事件なる事件を起こしているらしいのだが?


ラドボード地方



「森と山が多く、荒い海に囲まれ、
都会へ通じる道は少ない。
ベルナで一番に過疎が酷い地」(エルザ談)

未だにあまり開拓がされていない地域
村なども点在するが人口はそれほど多くない

しかし迷宮等は多いようで
とにかく稼ぎたいならラドボードというのが
冒険者全般の認識らしい

開拓村の近くには孤児院ベルガーデンがある

またニーベン村から西に離島があるが
ここは現在は人は全く住んでいない
腐食の酷い土地柄と
交通の便の悪さから放置されているようだ

しかし島の北部、南部、東部には
大きな集落の跡は発見されているので
ここに住んでいた人たちも過去には居たようだ

また北の地ではあるが別に寒くはない



ラドボード地方の開拓が非常に遅い理由だが
おそらく積極的に開拓する理由がなかったためだと思われる

首都をフラウベルに置き
フラウベル港とトルエノ港を東西の海の玄関口として整備すると
それらを繋ぐように東西横断の街道が整備される

リューシュはベルナ建国より先にあった地域で
ベルナの四魔女の1人であるソフィリアが居る
するとフラウベルとリューシュを繋ぐ道は必ず用意されることとなる
それがミゼット地方である
また炭鉱や鉱山、工房なども近いとなれば利用価値は高い

約300年前に学園都市が発足し発展すると
それに伴って街道も整備され発展してくる

ところがラドボードは特に人が集まる要素がなかったらしい
ラドボード周囲の海は荒く港には向かない
広い土地が魅力かもしれないが
首都のあるフラウベル地方ですら、街道からはずれれば田舎である
土地はまだまだあるのだ

そんな感じでラドボードには開拓をする理由が薄かったと見られる


ニーベン村

ラドボード領主が住む村

ゲーム内で見る限りまだ多少活気はある方に見える
ラドボード領主は居るのだがラドボード村ではない
なぜだろう?


開拓村

元々はオデットが中心になって地方の開拓をするために拓いた村

グエン達の騒動の折に冒険者が多く集まり急速な発展を遂げた
またこの時にラドボードギルドも新設されている


歴史

建国は約500年ほど前

ソフィリアがエルフの女王に即位したのは800年ほど前らしい
つまり真歴が始まる辺り?

ベルナ建国はフラベルたち勇者の一党が混沌の魔王を倒した少し後のこと
混沌の魔王を倒したことが契機かもしれない?

風習
最終更新:2022年08月18日 14:47