RocketLauncher

ロケット弾はオブジェクトや敵に当たると爆発し、その周囲に甚大な爆風ダメージを発生させる。これによって複数の敵をまとめて倒すことが出来る反面、自爆によって即死することも容易である。
直撃した敵にははさらに爆風ダメージと同等のダメージが追加されるため驚異的な破壊力を誇り、その割には連射力も意外と低くはないため、直撃させ続けるとシークレット武器のBFG 9000に次いで高い(レギュラー武器では最高峰の)単位時間威力を発揮する。プレイヤー程度であれば、2~3発も直撃させれば簡単にミンチにすることが出来るだろう。
E1M3: Toxin Refineryのシークレットエリアにおいて初めて手にすることができる。シークレット以外ではE1M7: Computer Stationが初出だ。
DOOM2ではMAP1のシークレットでいきなり手に入る。シークレット以外ではMAP3が初出。
特徴
ロケット弾は直撃により一発あたり20-160ポイントのダメージを与える。爆風ダメージの範囲・一辺は128ユニットである(Doom2 1面の通路幅同程度)。直撃すればさらに128ポイントの爆風ダメージを与えることができる。これはスーパーショットガンの直撃と同等の破壊力であるが、中・長距離での戦闘なら、ロケットランチャーのほうがはるかに効果的である。サイバーデーモンとスパイダー・マスターマインドには爆風が効かないので、直撃によるダメージのみが有効となる。爆風128ダメージが消えて直撃分の平均90ダメージしか通らないため、その威力は半分以下になると考えて差し支えない。
ジャンプの使用できないエンジンにおいては、ロケットジャンプ(Rocket jumping)と呼ばれる、爆風による反動を利用してジャンプするテクニックが存在する。ただしダメージが非常に大きいため、スピードラン以外で使われることは稀である。
なお、ドラム缶の爆風の性質はロケットランチャーと同じである。
サイバーデーモンのロケットは発射間隔が少々長いことを除いて、プレイヤーのものと全く同等の性質を持つ。
使い方
エネルギーセルが少ないとき、かつ遠くの敵が密集している場面で使い勝手のいい武器となる。爆風によって複数の敵をまとめて倒すことが出来るので、撃ち方次第で弾薬を節約することも出来る。
しかし、狭いところや近距離で撃つとこちらにまで致命的な爆風が及ぶことがあるため、用いるタイミングには慎重な注意を払う必要がある。壁に密接した状態で発射すれば、通常状態のプレイヤーを即死させるには充分な爆風が返ってくる。
こちらに向かって突進してくるロストソウルや、それらを吐き出すペイン・エレメンタルにも注意を要する。auto-aim(自動照準)をONにしている場合もうまく敵に向かって飛ばず、誤爆の原因になる場合がある。くれぐれも誤爆の心配のないように徹しよう(→RL Tips)。
爆風が効かないサイバーデーモンとスパイダー・マスターマインドを相手にする際は他の武器で臨んだほうがよい。
しかし直撃ダメージだけでもコンバットショットガンより高い平均火力を遠くから打ち込める為、ロケット弾が豊富にあり、かつエネルギーセルの用意がない場合は選択肢になりうる。
実際、特にサイバーと対面する直前にはロケット弾が大量に用意されていることが多い。
些細な事ではあるがロケットランチャーには「安全装置」がついている。発射キーを押したままの状態でこの武器に切り替えると、キーを押し直さないかぎり発射されず誤爆を予防するようになっている。誤爆することはないものの、消費の激しいBFGにも同じ機能がついている。
よもやま話
BFG9000やチェインガンと同じく、ロケットランチャーの画像は少々大きすぎるため画面に入りきらない。完全な画像が見たければエディター等で確認するしかない。Doom64では外見が少々異なっており、発射の反動でノックバックするようになっている。透明になった状態でロケットを撃つと、ロケット弾も半透明になって飛んでいく。
データ
番号 | 5 |
ダメージ | 20〜160 +〜128(爆風) |
収容弾数 | 4 |
使用弾薬 | ロケット 1発 |
タイプ | 発射弾+爆風ダメージ |
弾速 | 700 |
1分あたりの発射数 | 105発 |
1分あたりの攻撃力 | 2100〜16800 +〜13440(爆風) |
外部リンク
Doom wikiの記事:https://doom.fandom.com/wiki/Rocket_launcher/Doom
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