Shotgun

このポンプアクションのショットガンはDoomシリーズを通して最も汎用性が高く便利な武器である。
E1M1: Hangarのシークレットエリアで最初に手に入れることができる(上位2スキルレベルではこれをドロップするゾンビ軍曹が早々に登場してくる)。それ以外ではE1M2で手に入る。
ショットガンは至近距離では有効な打撃となり、中距離からでも弾が適度に拡散することで狙いが甘くても攻撃になる武器だ。遠距離ではダメージがずいぶんと落ちるものの狙撃武器としても使うことはできなくもない。
縦方向にも弾が散らばるDoom2のスーパーショットガンとは異なり、ポンプショットガンはピストルと同じ範囲で水平にのみ散らばる。
(ゲームエンジンの大部分が平面マップ前提で設計されている都合上、この欠点の影響は少ない。)
弱い敵の群れに対してはショットガンが有効で、一撃でゾンビ兵を2体倒すこともできる。
多少硬い敵に対しては、攻撃する時は近距離まで突っ込み、リロードの間に走り回って敵の攻撃を避けるのがいいだろう。この戦術は円陣掃射と併せて使うとより効果的である。
ショットガンの主たる欠点は連射の遅さ(反撃のチャンスを与えてしまう)と、射程距離の限界である。
また使いやすいとはいえ、序盤に手に入る低級武器であることに変わりないので、火力不足に悩まされやすい。
CombatShotgunが登場しない初代DOOMの各エピソードだと、後半ではshellを持て余すかもしれない。
ノート
このショットガンのモデルはthe Strombecker Corporation of Americaによって製造された「TootsieToy Dakota」というおもちゃのショットガンである。
ショットガンはDoomで一番初めに登場した武器で、1993年2月にプレリリースされたα版(Doom 0.2)にさかのぼる。
データ
番号 | 3 |
ダメージ | 5〜15 x7 |
収容弾数 | 8(ゾンビ軍曹の落とす物は4) |
使用弾薬 | ショットシェル 1発 |
タイプ | 即着弾 |
1分あたりの発射数 | 56.8発 |
全弾ヒット1分あたり攻撃力 | 1988~5964 |
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