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武将名 |
りくそん |
黎明の将軍 |
陸遜 |
統一名称:陸遜 生没年:183~245
「この陸遜がいる限り、 孫呉の地は踏ませぬ」
字は伯言。夷陵の戦いに際し大都督となるも、 参戦した将の中では功績と身分で劣っていたため侮辱を受ける。 しかし冷静に指揮を執り続け、劉備軍の挑発に乗らず、 消耗を待ったのち反撃に転じて大勝を収めたことで、諸将から畏敬された。 |
勢力 |
蒼 |
時代 |
三国志 |
レアリティ |
SR |
コスト |
2.5 |
兵種 |
槍兵 |
武力 |
8 |
知力 |
9 |
特技 |
伏兵 |
計略 |
火焔の大号令 |
【ため計略】(使用すると移動と兵種アクションができなくなり、一定時間後に計略が発動する。この計略は反計されない) 蒼の味方の武力と知力が上がり、知力による戦闘ダメージを与えるようになる |
必要士気 |
7 |
効果時間 |
知力時間 |
Illust. |
風間雷太 |
声優 |
掛川裕彦 |
計略内容
カテゴリ |
士気 |
武力 |
知力 |
速度 |
兵力 |
効果時間 |
備考 |
号令 |
7 |
+5 |
+4 |
- |
- |
11.5c(知力依存0.2c) |
ため時間は5.8c |
計略範囲は縦幅5.8部隊分、横幅?部隊分
(最新Ver.2.0.0D)
調整履歴
修正Ver. |
変更点 |
内容 |
備考 |
Ver.1.5.0E |
計略範囲 縦幅 5部隊分 → 5.8部隊分 中心を0.4部隊分奥に調整 |
↑ |
計略範囲が前方に0.8部隊分伸びた |
Ver.1.5.0H |
ため時間 6.7c → 5.8c |
↑ |
- |
Ver.2.0.0D |
効果時間 11c → 11.5c |
↑ |
- |
所感
蒼の2.5コスト槍兵。
武力8・知力9と安定した数値に、高知力を活かせる伏兵を備えた優秀なスペック。
計略の「火焔の大号令」は士気7のため号令。
ため時間の後に範囲内の蒼の味方の武力と知力が上昇し、知力による戦闘ダメージを与えられるようになるというもの。
この知力による戦闘ダメージは乱戦のみならず、突撃など各種兵種アクションにも乗る。
一見すると武力・知力共に士気やため時間に比べて上昇値が低めだが、知力ダメージのおかげで数値以上の破壊力を見せる。
とはいえ高知力相手や武力・知力両方が上がる計略に対しては、思ったほどの戦果を得づらい。
戦器や各種計略と組み合わせて、試合終盤のラストアタックで全てを叩き込むような戦い方が強力。
その際には武力以外に知力も上がる、
呉夫人や
羽柴秀吉と組むと良いだろう。
攻城速度も上昇するため、敵を一掃さえできれば一気に落城まで持っていけるポテンシャルがある。
欠点となるのは、陸遜自身の兵種と長いため時間。
ためている最中は槍オーラが出ず突撃され放題になるうえに、陸遜を守ろうとすると自然と足の遅い陸遜が後方に位置する形となってしまう。
そうなると敵城に辿り着くまでに時間が掛かるうえに、壁役になって欲しい高コスト槍兵の陸遜が後方のため敵に削られやすい。
範囲も広いとは言えずVer.1.5.0Eの調整でいくぶん改善されたとはいえ、縦幅の足りなさが特に痛い。
潰されないよう後方でためを開始すると戦場の高いラインの味方にかけることができず、数値以上に効果が短く感じられてしまう。
かといってあまり前に布陣しすぎると、今度はため時間中に撃破されるリスクが高くなる。
総じてやや扱いが難しいものの、試合を決めるだけの破壊力は持っている計略。
敵の撤退に合わせてカウンター気味にため始めることを意識するなど、広い戦略眼を持って運用していきたい。
解説
元の名は陸議。改名の理由や時期の詳細は不明である。
主家の「孫」の字を含み、「
遜る」という意味を持つ名にしたのは意図的なものか否か。
正史では皇帝以外では彼と
諸葛亮のみが、単独で列伝を立てられるという特別な扱いを受けている。
ちなみに
孫策の
娘を娶っており、主君・
孫権から見れば義理の甥でもある。
元々は孫家とは敵対していた地元の豪族であった。
「呉の四姓」と呼ばれる有力豪族の出身であり、陸遜の育ての親でもある陸一族の長を孫策軍に殺されたという因縁がある。
それにも関わらず、孫家に仕えた後はまさに諸葛亮と同様に政治・軍事両面において国家の中心として活躍した。
その能力のみならず、その忠義・実直さも高く評価されている。
仕官当初は山越族との戦いに明け暮れていたせいか、荊州での
関羽との戦いや夷陵の戦いでは若輩と侮られていたとされる。
しかしながら実のところ、年齢で言えば孫権や先輩格の
周瑜、
魯粛、
呂蒙とそこまで大きく離れてはいない。
創作などでは、上記の逸話から若き青年として描写されることが多く、「りっくん」という呼び名は大戦シリーズに限ったものではない。
呉王朝成立当初までは孫権との関係も良好であったが、太子・孫登が父に先立って死去してから運命が暗転。
孫峻、孫魯班(大虎)などの皇族たちや呉王朝を支える豪族らそれぞれの思惑により、後任の太子・孫和と魯王・孫覇の間で後継者争いが勃発。
陸遜は長幼の順を重んじて孫和派に付くものの、孫覇派による讒言で孫権からの信頼を失い憤死という形でこの世を去ってしまった。
贈り物(バレンタインデー)の発言「人の思いは容易くすれ違ってしまう」はこの最期を受けてのものであろう。
大戦シリーズにおいて
三国志大戦では新旧ともに陸遜と言えば火計、そして号令でも様々なカードが存在した。
火計は計略名「夷陵の炎」に統一され、スタンダードな「赤壁の大火」に対して範囲が異なったり追加効果が備わっていたりしていた。
号令は三国志大戦2の「孫呉の大号令」を皮切りに「孫武の大号令」「駿才の号令」「火焔の大号令」等、ため号令が多く見られる。
イラストはDaisuke Izuka氏(旧okome氏)の通称「りっくん」と、風間雷太氏の通称「りっさん」が代表的。
今作の陸遜は後者。上記の「孫呉の大号令」、3の「英魂の号令」に続いての担当となる。
髪色や口髭などが当時と良く似たテイストなのはもちろん、ボイスも当時と同じ担当である。
ちなみに
孫武と
呉起の功績を踏まえ、兵法そのもののことを「孫呉の術」と呼ぶこともある。
上記の「孫呉の大号令」がどちらの意味合いでの計略名なのか、定かではない。
台詞
\ |
台詞 |
開幕 |
この陸遜がいる限り、孫呉の地は踏ませぬ |
計略 |
孫呉の天下を我が手で掴まん! |
└絆武将 |
我が胸に消えぬ火と、孫呉の滅びぬ業火を見よ! |
兵種アクション |
甘いな |
撤退 |
私が倒れては… |
復活 |
まだ戦えるようだ |
伏兵 |
相手になろう! |
攻城 |
我らの勝利は近い |
落城 |
この戦、制した。孫呉の旗を高らかに掲げよ! |
贈り物① |
この品が、貴方からの思いやりであるという 事実こそが、皆を励ますのだろうな。 |
贈り物② |
皆に心配りをして疲れてはいないか? ……すまん、我が国の司令は皆短命だったのだ |
贈り物(お正月) |
新たな年も、兵と民が一つとなって励み 孫呉の土地が安らかであれ。 |
贈り物(バレンタインデー) |
人の思いは容易くすれ違ってしまうものだ。 こうして確認し合えるのは幸いだな。 |
贈り物(ホワイトデー) |
龍のように伏せ、鳳凰のように留まっているだけではいかんな。 貴方のように、心は伝えねば。 |
贈り物(ハロウィン) |
政務の邪魔とは決して思わん。孫呉の民にまつわる ことで、私に無関係なことなど、何ひとつないのだ。 |
友好度上昇 |
まだ戦えるようだ |
寵臣 |
今度こそ、私が最後まで膝を屈しなかったと信じられるような、誇りある戦いをしたいのだ |
贈り物の特殊演出
①
情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。
最終更新:2024年12月26日 23:39