蒲田行進曲 - 首都圏駅メロwiki【11/10更新】

蒲田行進曲（かまたこうしんきょく）は、川崎豊と曽我直子が作詞、堀内恵三が1929年に作曲した楽曲。映画「蒲田行進曲」の主題歌であるが、この曲自体は映画「蒲田行進曲」のために作曲されたものではない。
1997年2月22日より、蒲田駅でJR東日本のご当地メロディとして使用されている。

なお、「JR東日本初のご当地メロディ」と呼ばれる場合があるが、1992年に使用が開始された山形駅の「花笠音頭」の例が存在するため、正確には間違いである。しかし、JR東日本としては比較的早期に採用されたご当地メロディであることは事実である。

詳細

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この曲に関する経緯は複雑である上発車メロディとは関係ないので、読み飛ばしても構いません。

1925年、チェコ生まれのルドルフ・フリムルがオペレッタ「放浪の王者」を制作した。
この第一幕「放浪者の歌」部分に日本の堀内が歌詞をつけ、「蒲田行進曲」という曲名で1929年公開の映画「親父とその子」の主題歌として使用されることとなった。
同曲は松竹キネマ蒲田撮影所の所歌としても採用された。

その後50年程度が経過し、1982年公開の映画「蒲田行進曲」では、出演する3人がカバーした当曲が主題歌として使用された。
なお、この「蒲田行進曲」の原作はつかこうへい作の戯曲であり、これをつか自身が脚色して深作欣二が監督を担当、制作されたのが映画「蒲田行進曲」である。

これらの経緯から、当曲が所歌として使用されており、映画の舞台でもある蒲田撮影所の最寄り駅であることにちなみ、蒲田駅で当曲がご当地メロディとして使用された。

VerA

路線	使用箇所	使用開始日時	備考
京浜東北線	蒲田3・4	1997年2月22日始発～

VerB

路線	使用箇所	使用開始日時	備考
京浜東北線	蒲田1・2	1番線：1997年2月22日始発～ 2番線：2007年12月16日始発〜	2番線は、ベルスイッチ設置後〜2007年までは Water Crownを使用していた。