※バージョンアップにより、名前の変更などもありますのでご注意ください。
訂正&追加大歓迎です。
[PCSX2 0.9.6]
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※このページは[PCSX2 0.9.6]を元に説明します。
1.主なファイル&フォルダ構成の説明
直下
PCSX2の実行ファイル。(VTLB)
以前はVM版(VirtualMemoryBuild)とTLB版がありましたが、Playground r459以降、TLB版は動作速度や安定性を改善したVTLB版に置き換えられ、rev650以降はVM版の開発が打ち切られ、VTLB版のみになりました。
公式のFAQです。英文です。
公式のreadmeです。英文です。
PCSX2が初めてリリースされた日などが書かれてあります。
bios
ここにPS2のBIOSファイルを入れてください。
「Put_your_BIOS_here.txt」というファイルは消しても問題ありません。
dumps
詳細はわかりませんが、知らなくても特に問題はありません。
inis
pcsx2本体の設定ファイルです。
各プラグインの設定はすべてこのフォルダ内のiniで管理されているようです。
Langs
PCSX2の言語ファイルが集まったフォルダです。
logs
エミュの起動履歴やその他いろんなログがこのフォルダの中に残ります。
memcards
メモリカードです。このファイルの中にセーブしたデータなどが入ります。
最近のrevから、[memcards]のフォルダを自動的に圧縮するようになりました。
[memcards]フォルダの文字が青くなるのが特徴で、特に気にしなくてもいいです。
※バージョンによっては、メモリカードのファイルが入っていない場合もありますが、
BIOSでメモリカードの初期化
をすれば作成されます。
スロット1=Mcd001.ps2
スロット2=Mcd002.ps2
patches
ゲーム毎のパッチファイルが入っています。MiscメニューのEnable Patchesがチェックされているときは、ここに該当するゲームのパッチが入っていると適用されます。パッチはムービースキップをはじめ、ゲームの特定の場面における不具合を解消するものが多いです。
パッチ自体はかなり昔に作られたものが多数で、現在のバージョンのPCSX2では不要のものも多いです。副作用を起こす事もあるので、ゲームがうまく動かない場合はEnable Patchesオン/オフの双方を試してみましょう。
plugins
ここに音声プラグインや映像プラグインなどのプラグインファイルが入ります。
プラグインファイルの詳細の説明については プラグイン設定に記載しています。
snap
スナップショット(SS、スクリーンショット)のファイルはここに保存されます。
「Snapshots_go_here.txt」というファイルは消しても問題ありません。
sstates
クイックセーブ
のファイルはここに保存されます。
「Savestates_go_here.txt」というファイルは消しても問題ありません。
2.最新のファイルに更新
実行ファイルの更新
ダウンロードした新しい実行ファイルを、PCSX2直下フォルダに入れてください。
プラグインの更新
ダウンロードした新しいプラグインを、pluginsフォルダに入れてください。
biosファイルの設置
ついでにここで用意したPS2のBIOSファイルも入れておきましょう。
用意したPS2のBIOSファイルを、biosフォルダに入れてください。
BIOSファイルがないとエミュは動かないので、必ず入れてください。
※BIOSファイルがない人は
こちら
を見て実機から吸い出してください。
3.初期設定
1.初回起動&プラグイン設定
初めて起動した時は、このような画面が表示された後
※後で[設定->設定]で同じ画面が出せます。
このようなプラグイン設定の画面が出ると思います。
※コンソール画面も出ると思いますが、消さないでください。(消すとpcsx2が終了します。)
ここでは各プラグイン&BIOSの種類を選んだり、各プラグインの設定を行うことができます。
[Configure...]:選択したプラグインの設定画面を表示します。各プラグインの設定は プラグイン設定からどうぞ。(日本語では[設定...]と表示されます)
[Test...]:選択したプラグインが機能しているかをチェックします。押さなくても問題ありません。(日本語では[テスト...]と表示されます)
[About...]:選択したプラグインの制作者などが表示されます。押さなくても問題ありません。(日本語では[アバウト...]と表示されます)
[Set Plugins Directry]:プラグインディレクトリ(初期設定ではpluginsです)の変更ができます。(日本語では[プラグインディレクトリ]と表示されます)
[Set Bios Directry]:BIOSディレクトリ(初期設定ではbiosです)の変更ができます。(日本語では[BIOSディレクトリ]と表示されます)
設定が終わったら、右下の[OK]を押してください。
この設定をしないと
2.日本語化
の画面すら出ないので、必ず設定してください。
2.日本語化
日本語化は[Language->Japanese]をクリックしてください。
3.CPU設定
[設定->CPU]をクリックすると、このような画面が出ます。
ここではフレームリミットなどの設定ができます。
- EERec - EE/IOP recompiler (need MMX/SSE)
- VU0rec - enable recompiler for VU0 unit
- VU1rec - enable recompiler for VU1 unit
リコンパイラの有効/無効を設定します。ゲームを十分な速度でプレイするには、3つすべてにチェックが必要です。
- Multi threaded GS mode(MTGS)
チェックすれば、PCSX2本体とGSプラグインが別のスレッドで動くようになります。
デュアルコア&マルチコアCPU、HTT対応CPU(Pen4やi7)を使ってる人はチェックすると速度が向上します。ただし、不具合が出るゲームもあります。
今のところ、GSdxのソフトウェアレンダリングモードを使わない限り、最大で2スレッドまでしか使いません。4コア以上のCPUを使ってる人は、これをチェックしても負荷がかかるのは2コア分までです。
※チェックした後画面を閉じると、自動的にPCSX2が終了します。
Normal:ゲームを可能な限りの速度で動作させます。
Limit:ゲームを通常の速度(60fps)以上で動かさないようにします。間に合わない時は、ゲームがスローダウン(処理落ち)します。
Frame Skip:通常はLimitと同じですが、間に合わない時は描画を省いて(コマ落ちさせて)ゲームの速度をできるだけ保つようにします。
VU Skip:Frame Skipと似ていますが、間に合わない時にベクトルユニット(VU)の処理もスキップすることで、フレームレートの低下を防ぎコマ落ち感を軽減させます。ゲームによっては不具合が出ます。
【Frame SkipとVU Skipの違い】
Frame Skip:VUは飛ばすべきフレームも含め通常通りグラフィック計算を行いますがGSプラグインは該当フレームを表示しません。表示はしないが計算はしているので、速いCPU+遅いビデオカードという環境に有効です。
VU Skip:VUにダミーパケットを送る事で該当フレームの計算自体を行わずVU・GS両方でフレームをスキップします。表示も計算もしないのでCPUも遅いという場合に有効です。
VU Skipは計算ごと省略するため高速ですが、重要なフレームであっても丸々飛ばしてしまうので、ライフバーといった重要オブジェクトが消えたり画面のゴミやちらつきが出ることがあります。特に古いGSDXではVU Skipに対応していないため激しいちらつきが出ます。
VU Skipのオート設定値(0-0-0-0)は60-55-2-2 (PALの場合は50-45-2-2) です。デフォルトの0-0-0-0設定は無難にスキップしてくれますが、ゲーム毎に最適な設定は異なるので一番しっくりくる数字を探ってみてください。
他の設定例として60-55-1-1(1フレーム表示し次の1フレームを飛ばすのを繰返す。スムース)、60-55-2-4(2表示して4飛ばす。FPSは上がるがカクカクしたりちらつきが目立つ事も) 等があります。
4.メモリカードの初期化
※今回説明に使っている
PCSX2 0.9.6
では、初期化は済んでいますが、PCSX2のバージョンによっては初期化されてない場合もありますし、ここまで順調にできているかどうかをたしかめるためにもここで紹介します。
メモリカードを初期化するため、PS2のBIOSを起動します。
ここで起動できなかったり正常に動作しなかった場合、今までの設定でどこかおかしいところがあるはずなので原因を調べてください。
表示がおかしかった場合、グラフィックプラグインの設定が間違ってる可能性がありますので、もう一度プラグイン設定を見てください。
ディスクを検出しないように、あらかじめ[設定->設定->CDVD-ROM]から
CDVDnull Driver
を選択してください。(メモリカードの初期化が終わったら、必ず元に戻してください。)
いよいよ初起動です。起動方法は[ファイル->Run CD/DVD]で起動できます。
このような画面が出たら起動成功です。
また、速度が60fpsを上回っていた場合、もう一度
ここ
の「Frame Limiting」を見て調整してください。
起動ができたら、ブラウザを○で選択してください。
次の画面でメモリカードを選択すると
このような画面が出ると思いますので、「はい」を選択してください。
初期化ができたら、PCSX2を終了しましょう。
終了方法は、キーボードの「Esc」を押してポーズ状態にします。
この状態で[ファイル->終了]をクリックするか、メイン画面の右上の×をクリックすると、ゲーム画面とコンソール画面も同時に閉じて終了します。
4.実際にプレイ
※さきほどのBIOS画面では正常に動いていたのに、ここでプレイできなかった場合はエミュが動かそうとしたゲームにまだ対応してない場合もありますので、エミュのバージョンアップやプラグインの追加&変更などを行ってみてください。
また、最新のプラグインでは動かないゲームもあるので、 PS2ソフト動作報告を参考に
http://www.pcsx2.net/downloads.php?p=plgn
ttp://re4rainbow.4shared.com/
ttp://tinyurl.com/42f8gb/ (4sharedのmirror)
↑から古いプラグインなどを拾ってきて動かしてみてください。
それでもダメだった場合は、プラグイン&本体の更新を待ちましょう。
1.PS2のゲーム(ディスク)をDVDドライブに入れる
実ディスクの場合
※2層DVDはうまく読み込めない事が多いため、あらかじめイメージ化して「イメージファイルの場合」でプレイする事をおすすめします。
CDVD-ROMプラグインがGigaherz's、もしくはP.E.Op.Sのいずれかになっていることを確認します。
今から動かそうとしている手持ちのPS2ディスクを、
ここ
で指定したドライブに入れてください。
(たとえばPCのDVDドライブがEドライブだとすると、CDVD-ROMのプラグイン設定でEドライブを指定し、そのドライブにPS2ソフトを入れるとOKです。)
イメージファイルの場合
PS2ゲームをイメージファイル化(iso化)してる場合は、CDVD-ROMプラグインでLinuzappz Isoを選択し、設定画面でisoファイルを選択してください。なお、仮想ドライブソフトがインストールされている場合は、マウントした上で「実ディスクの場合」と同じ方法を使ってもOKです。
2.ゲームを起動する
起動方法はBIOS起動のときと同じく[ファイル->Run CD/DVD]です。[起動->実行]でも起動できますが、こちらはBIOS経由での起動になり、やや時間がかかります。ただし、BIOS経由でないと起動できないゲームもあるようです。
このような画面が出たら起動成功です。しかし、プラグインの設定or本体の設定によっては途中で強制終了してしまうこともありますので、セーブはこまめに行ったほうがいいでしょう。
※プレイ中、画面が上下にブレる場合は[F5]キーを何度か押してみてください。直ることがあります。
※プレイ中、[Esc]キーを押すとポーズ状態になります。再開したいときは[起動->実行]をクリックしてください。
※プレイ中、上の画面のようにfpsが下がる場合はスペック不足か、プラグインor本体の設定をもっと詰める必要がありますので、 詳細設定や プラグイン設定を見て調整してください。
限界まで詰めてもダメだった場合は、プラグインor本体の出来がまだ良くないということもありますので、プラグイン&本体の更新を待ちましょう。
3.ゲームを終了する
BIOSを終了したときと同じように、[Esc]キーを押してポーズ状態にします。
この状態で[ファイル->終了]をクリックするか、右上の×をクリックするとコンソール画面とゲーム画面も同時に終了します。
便利な機能
クイックセーブ
いわゆる「どこでもセーブ」です。
その名の通り、普通ではセーブできないところ(戦闘中など)でもセーブできてしまう機能です。
スロットは全部で10個あります。操作は主にキーボードの[F1]、[F2]、[F3]を使います。
まだ不完全な部分もあり、ロードした時にバグが発生してゲーム続行不可能になる可能性もありますので、通常はゲーム内で普通にセーブしてください。
[F1]:[F2]で選択したスロットにセーブします。選択したスロットに既にセーブされているファイルがあった場合、強制的に上書きされますので注意してください。
[F2]:セーブorロードしたいスロットを選びます。コンソール画面で選択中のスロットを確認することができます。
[F3]:[F2]で選択したスロットからロードします。
ゲーム進行を一時的に高速化
プレイ中にキーボードの[TAB]を押すと、FPSのリミッターが解除され、ゲームの進行を高速化することができます。
[TAB]をもう一度押すと、FPSのリミッターが再度かかり、元に戻ります。
これは、
ここ
で設定した[Frame Limiting]がNormalになり、ゲームを可能な限りの速度で動作させるようになるためです。
ですので、 リミッターがかかってるときでも60fpsを下回っている場合は、効果がありません。
なお、キーボードの[F4]を何度か押すことでも同じことができます。
これは、
ここ
で設定した[Frame Limiting]のNormal、Limit、Skip、VUSkipが[F4]でそれぞれ切り替わるためです。
ゲームの一時停止
どんな場面でも一時停止することができます。
キーボードの[F10]を押せば一時停止します。
キーボードのキー(なんでもいい)を押すか、画面をクリックor切り替えをすると再開します。
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[PCSX2 0.9.8(r4600)]
※このページは[PCSX2 0.9.8(r4600)]を元に説明します。
1.主なファイル&フォルダ構成の説明
Program Filesに作成されるファイル・フォルダ
Langs
PCSX2の言語ファイルが集まったフォルダです。
plugins
ここに音声プラグインや映像プラグインなどのプラグインファイルが入ります。
プラグインファイルの詳細の説明については
プラグイン設定に記載しています。
ドキュメント(マイドキュメント)に作成されるフォルダ
bios
ここにPS2のBIOSファイルを入れてください。
現在はデフォルトでこちらを使用します。
設定(後述)にて変更可能です
inis
pcsx2本体の設定ファイルです。
各プラグインの設定はこのフォルダ内に保存されます。
このフォルダの場所は設定から変更することができません。
logs
エミュレータの起動履歴やプラグインのログファイルがこのフォルダの中に保存されます。
memcards
仮想メモリカードのデータファイルです。このファイルの中にセーブしたデータなどが入ります。
フォルダ内はNTFS圧縮されているため、文字が青くなっています。
メモリカードのファイルが入っていない場合もありますが、
BIOSでメモリカードの初期化
をすれば作成されます。
スロット1=Mcd001.ps2
スロット2=Mcd002.ps2
設定にて使用するメモリカードが保存されているフォルダの場所やメモリーカードの指定が可能です。
snap
スナップショット(SS、スクリーンショット)のファイルはここに保存されます。
2.最新のファイルに更新
本体もしくはプラグインを更新(あるいは古いバージョンへ戻す)には下記の方法で行います。
実行ファイルの更新
ダウンロードした新しい実行ファイルを、PCSX2直下フォルダに入れてください。
プラグインの更新
ダウンロードした新しいプラグインを、pluginsフォルダに入れてください。
言語ファイルの更新
ダウンロードした言語ファイルを、フォルダごとLangsフォルダに入れてください。
biosファイルの設置
用意したPS2のBIOSファイルを、biosフォルダに入れてください。
BIOSファイルがないとエミュは動かないので、必ず入れてください。
※BIOSファイルがない人は
こちら
を見て実機から吸い出してください。
portable.iniの設置
以前までのバージョンでは設定ファイルの保存先を選択できましたが、
現在はドキュメント(マイドキュメント)がデフォルトの保存先になっており初期設定ウィザードから選択することができません。
これを回避するには空のportable.iniを用意しpcsx2.exeと同じディレクトリに入れる必要があります。
Vista/7の場合はエクスプローラーを右クリックし、新規作成→テキストドキュメントをクリックすると「新しいテキスト ドキュメント.txt」が
作成されるのでこれをportable.iniにリネームすればOKです。XPの場合もほぼ同じ動作で可能です。
3.初期設定
pcsx2.exeをクリックして初めて起動すると、↑の初回設定画面が表示されます。
二回目以降はClear All settingsを選択するかをレジストリを消さないとこの画面は表示されません。
Language selectorで言語を選択できますが、デフォルトで日本語になっているので通常はそのままで問題ありません。
英語やその他言語を使用したい場合はプルダウンメニューから変更し適応ボタンを押せば即時変更されます。
この画面でやることが終わったら[Next >]をクリックしてください。
※後で[Config->Plugin/BIOS Selector]で同じ画面が出せます。
この画面では、各プラグイン&BIOSの種類を選んだり、各プラグインの設定を行うことができます。
設定したいプラグインの右側にある[Configure...]を押すと、そのプラグインの設定を行うことができます。
ただしパッドの設定が初回は保存されない場合があるので、PCSX2側がプラグインを認識しているのを確認したら設定は行わずそのままにしておきましょう。
※プラグインの設定については
プラグイン設定を見てください。
[GS]:グラフィックに関するプラグイン。
[PAD]:コントローラーパッドに関するプラグイン。
[SPU2]:サウンドに関するプラグイン。
[CDVD]:CD/DVDドライブに関するプラグイン。
[USB]:USBに関するプラグイン。
[FW]:Firewireに関するプラグイン。
[DEV9]:HDDエミュレーションに関するプラグイン。
[Plugins Search Path]:プラグインの入ったフォルダを指定することができます。このままで特に問題ありません。
この画面でやることが終わったら[Next >]をクリックしてください。
※後で[Config->Plugin/BIOS Selector]で同じ画面が出せます
この画面でBIOSを指定します。
BIOSが表示されない場合は、「BIOS Search Path」で指定されているフォルダにBIOSが入っているかを確認してください。
もしそれでも表示されない場合は、BIOSの吸い出しに失敗しているか、未対応のBIOSを使っているかもしれません。
[BIOS Search Path]:BIOSの入ったフォルダを指定することができます。デフォルトでは起動しているユーザのドキュメント(マイドキュメント)にフォルダが作成されます。
変更が必要な場合は各自選択しましょう。
この画面でやることが終わったら[Finish]をクリックしてください。
4.初回起動
「3.初期設定」の最後に[Finish]をクリックすると↑の画面が表示されます。
ここで一度PCSX2を使ってPS2を起動した後、メモリカードの初期化を行ってみましょう。
ディスクを検出しないように、あらかじめ[CDVD->No Disk]を選択してください。(初回起動が終わったら、必ず元に戻してください。)
動作が遅かったり早かったりする場合:
詳細設定のGS・Speedhacksを見ましょう。
音が出ないor画面が出ないorコントローラーやキーボードが効かない場合:
プラグイン設定を見ましょう。
画面がぶれる場合:[F5]キーを何度か押してみてください。
起動方法は[System->Boot CDVD(full)]で起動できます。
このような画面が出たら起動成功です。
起動できたら、ブラウザを○で選択してください。
次の画面でメモリカードを選択すると
このような画面が出ると思いますので、「はい」を選択してください。
初期化ができたら、PCSX2を終了しましょう。
終了方法は、キーボードの「Esc」を押すかウインドウの右上にある[×]をクリックしてコンソール画面に戻ります。
この時、起動したPS2はポーズ状態になっているので、[System->Shutdown]を選択してPS2を終了してください。
5.実際にプレイ
※さきほどのBIOS画面では正常に動いていたのに、ここでプレイできなかった場合はエミュが動かそうとしたゲームにまだ対応してない場合もありますので、エミュのバージョンアップやプラグインの追加&変更などを行ってみてください。
また、最新のプラグインでは動かないゲームもあるので、
PS2ソフト動作報告を参考に
http://www.emucr.com/search/label/PS2/
↑から古いプラグインなどを拾ってきて動かしてみてください。
それでもダメだった場合は、プラグイン&本体の更新を待ちましょう。
1.PS2のゲーム(ディスク)をDVDドライブに入れる
実ディスクの場合
※2層DVDはうまく読み込めない事が多いため、あらかじめイメージ化して「イメージファイルの場合」でプレイする事をおすすめします。
CDVD-ROMプラグインがGigaherz's、CDVDOlioのいずれかになっているのを確認します。
今から動かそうとしている手持ちのPS2ディスクを、
ここ
で指定したドライブに入れてください。
(たとえばPCのDVDドライブがEドライブだとすると、CDVDのプラグイン設定でEドライブを指定し、そのドライブにPS2ソフトを入れるとOKです。)
イメージファイルの場合
PS2ゲームをイメージファイル化(iso化)してる場合は、[CDVD->Iso]を選択し、[CDVD->Iso Selector->Browse...]を選択して起動したいisoファイルを選んでください。
なお、仮想ドライブソフトがインストールされている場合は、マウントした上で「実ディスクの場合」と同じ方法を使ってもOKです。
2.ゲームを起動する
起動方法はBIOS起動のときと同じく[System->Boot CDVD(full)]です。[System->Boot CDVD(fast)]をチェックするとBIOS画面を飛ばして早くプレイすることができますが、BIOS経由でないと起動できないゲームもあるようです。
ゲーム画面が出てプレイできる状態になれば起動成功です。しかし、プラグインの設定or本体の設定によっては途中で強制終了してしまうこともありますので、セーブはこまめに行ったほうがいいでしょう。
※プレイ中、画面が上下にブレたり縞模様が出る場合は[F5]キーを何度か押してみてください。直ることがあります。
※プレイ中、[Esc]キーを押すかウインドウの右上にある[×]をクリックするとポーズ状態になります。再開したいときは[System->Resume]をクリックしてください。
※プレイ中、fpsが下がる場合はスペック不足か、プラグインor本体の設定をもっと詰める必要がありますので、
詳細設定や
プラグイン設定を見て調整してください。
限界まで詰めてもダメだった場合は、プラグインor本体の出来がまだ良くないということもありますので、プラグイン&本体の更新を待ちましょう。
※ゲームタイトルによってはEnable PatchesにチェックをいれるとGame Fixesや従来のバージョンにあった
パッチが適用されることがあります。これは初期設定でONなので通常は気にしなくてもよいでしょう。
3.ゲームを終了する
BIOSを終了したときと同じように、[Esc]キーを押すかウインドウの右上にある[×]をクリックしてポーズ状態にします。
この状態で[System->Shutdown]をクリックするとPS2が終了します。
ショートカットキー
F1,F2,F3 クイックセーブ
いわゆる「どこでもセーブ」です。
その名の通り、普通ではセーブできないところ(戦闘中など)でもセーブできてしまう機能です。
スロットは全部で10個あります。操作は主にキーボードの[F1]、[F2]、[F3]を使います。
まだ不完全な部分もあり、ロードした時にバグが発生してゲーム続行不可能になる可能性もありますので、通常はゲーム内で普通にセーブしてください。
[F1]:[F2]で選択したスロットにセーブします。選択したスロットに既にセーブされているファイルがあった場合、強制的に上書きされますので注意してください。
[F2]:セーブorロードしたいスロットを選びます。コンソール画面で選択中のスロットを確認することができます。
[F3]:[F2]で選択したスロットからロードします。
F4,TAB フレームリミッターのON/OFF
プレイ中にキーボードの[TAB]を押すと、FPSのリミッターが解除され、ゲームの進行を高速化することができます。
[TAB]をもう一度押すと、FPSのリミッターが再度かかり、元に戻ります。
これは、
ここ
で設定した[Frame Limiting]がNormalになり、ゲームを可能な限りの速度で動作させるようになるためです。
ですので、
リミッターがかかってるときでも60fpsを下回っている場合は、効果がありません。
なお、キーボードの[F4]を何度か押すことでも同じことができます。
F5 インターレース解除方法切り替え
ゲーム中にF5キーを押すとインターレースの解除を行うことができます。
F5キーを押す度に解除方法が切り替わり、6種類+OFFの7パターンが選択できます。自分で納得するのを選びましょう。
この機能を使用しても解除できない場合もあります
F8,スクリーンショットの撮影
ゲーム中にF8キーを押せばスクリーンショットを撮影できます。
マイドキュメント内のsnapshotフォルダにbmpで保存されます。
ただしウィンドウのサイズではなく内部解像度のサイズになります。
F9,ソフトウェア描画とハードウェア描画の切り替え
ゲームプレイ中でもソフトウェア描画とハードウェア描画を切り替えることができます。
キーボードの[F9]を押せばいつでも切り替えられます。
ソフトウェア描画でないとムービーが正常に再生されないゲームなどで有効です。
F10,ゲームの一時停止
どんな場面でも一時停止することができます。
キーボードの[F10]を押せば一時停止します。
キーボードのキー(なんでもいい)を押すか、画面をクリックor切り替えをすると再開します。
F12,ゲームの録画
F12キーを押すとゲームの録画を行うことが出来ます。
エミュレーションが一時停止し保存先と解像度・コーデックを選択するダイアログが出るのでBrowseから保存先を選択します。
次にその下のプルダウンメニューでコーデックを選択しConfigをクリックすることで設定が行えます。(設定の存在しないコーデックもあります。)
次に一番下のボックスに縦横の解像度を入力します。内部解像度がここで設定した値より高い場合は縮小され録画されます。
最後に色情報をYUV2かRGBで選択します。動画を編集するならYUV2がより扱いやすい場合が多いですが色は(恐らく)劣化します。(特に赤色)
設定が完了したらOKボタンを押して録画を開始します。停止するには再びF12をクリックします。
生成されるファイルは(Uncompressedの場合)無音avi+record.wavです。
コーデックのによるCPUの負荷は無圧縮(Uncompressed)が一番低く、圧縮する場合はコーデックによりマチマチです。
PCSX2は未だに負荷の高いエミュレータですのでよほどスペックに自信が場合を除いて無圧縮(Uncompressed)を選んでおくのがベターでしょう。
最終更新:2014年02月16日 03:10