期間限定イベント「バレンタイン2018 ~繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン~」と共に実装された星5サーヴァント。
ATK寄り型のステータスを持つ。ATK偏重型の多いアサシンの中では平均よりHPが高く、ATKが低い。
アサシンとキャスターのダブルクラス召喚という設定に基づき、アサシンクラスながら「QAAAB」のキャスター型のカード構成。
また、「道具作成」や「陣地作成」を有し、特に「陣地作成」はEXランクとなっている。
N/Aは適正値0.36に対し0.39と僅かではあるが上方調整されており、「陣地作成」と後述の「二重召喚」でNP獲得量を底上げ出来るため、総合的にはA3枚のサーヴァントとしては高めのNP効率であると言える。
一方で、アサシンとしてのクラススキル「気配遮断」はランクC+と平凡。Qも一枚のため、多くのアサシンが取り柄とするスター稼ぎが苦手。
属性は秩序・悪・地。〔王〕特性を所持。
【スキル1】使い魔(鳩) D CT:7-5
自身にNP獲得(20-30%)+敵全体に1Tの弱体耐性ダウン。
最低LvでもNP20%獲得できるので、カレイドスコープとの併用ならスキルレベル1でも十分な効果がある。
マスタースキルや他サーヴァントのNP付与は20%が多いため、合わせて50%にできるようスキルレベル10にしておくとグッと汎用性が高くなる。
弱体耐性ダウン効果も減少量が大きく、「対魔力」持ち相手にスキル3を通したい場合や、味方サーヴァントの確定でない弱体スキルを通すための補助として有用。
ただし、この効果自体も弱体効果なので耐性持ちには無効化される事があり、また1ターンしか効果が無いためCTが溜まり次第打ちたいNPチャージとは若干噛み合わせが悪い面もある。
クラススキル「道具作成」によって弱体成功率が上昇しているので、相手の耐性のランクを考えて運用したい。
【スキル2】二重召喚 B CT:7-5
自身に3TのNP獲得量アップ+キャスターへの相性不利を打ち消す状態の付与。
1つ目の効果はArts・Quick・被弾などのNP獲得量を増やすことが出来る。最短CT5で倍率も高いため、使い勝手は悪くない。
ただし、それ以上に第1スキルと第3スキルの重要度が高いため、スキル上げの優先度は低い。
2つ目の効果はキャスターへの相性の不利を打ち消し、等倍相性にする効果。
キャスタークラスであれば攻撃相性&防御相性ともに等倍になる。エネミー混成のクエストにおける事故防止・ダメージ量の安定に役立つだろう。
似た効果に「七つの冠」や「混元一陣」の防御不利の打ち消し効果があるが、バーサーカーやアルターエゴを含む代わりに防御相性不利のみを打ち消すので効果範囲が異なる。
【スキル3】驕慢王の美酒 B+ → A CT:8-6
シクラ・ウシュム。本来は宝具の一つ。
敵全体に3Tの毒付与とBuster耐性ダウンの付与。ただし、発動にはクリティカルスター8個の消費が必要となる。
敵全体に毒を付与する効果は最大1000×3T。そこまで大きなダメージ源にはならず、ガッツ潰しになる程度。
静謐のハサンやロビンフッドと併用しない限りはオマケ程度に考えていい。
敵全体のBuster耐性ダウンは最大50%・3Tと広範囲に付与できる破格の効果を持つ。
「魔力放出」相当のデバフであるため味方全体の火力を大幅に底上げできる。
ただし、強力なスキルであるものの、弱体効果なので相手のスキルなどで無効化されてしまう可能性がある。
低ランクの「対魔力」程度ならば「道具作成」の効果で相殺できるが、高ランクの「対魔力」「女神の神核」などの高耐性クラススキルを持つサーヴァントや、弱体耐性アップ状態にある相手には第1スキルを併用し、確実に通したい。
セミラミスの仮想敵であるライダー(およびキャスター)の中で、最もデバフが常時通りにくいのはケツァル・コアトル(50%)。
女王メイヴ、マルタ、マリー・アントワネット〔キャスター〕、玄奘三蔵、レオナルド・ダ・ヴィンチ、アスクレピオス、レオナルド・ダ・ヴィンチ/ライダー、エウロペは弱体無効・耐性向上スキルを持つため、相性が悪い。
スキルを使われる前にデバフを決めたり、弱体解除スキルを使われないよう行動したい。
難点はスター8個消費というデメリットで、NPと違い1ターン目に補える手段が少ない。
1ターン目に発動したい場合、ゴールデン捕鯉魚図などの礼装や「直感」系の即時スター発生スキルに頼ることになる。
長期戦の場合も、2030年の欠片や「無辜の怪物」など、礼装やスキルでうまくカバーしよう。
+ | セミラミスのスター発生率の考察 |
2025/2/12実装の強化クエスト実装後は、スターの起動条件・消費デメリットがなくなり、自身に〔毒〕特攻(3T)と「攻撃時のダメージ前に対象に毒状態(3T)を付与する状態」を付与(3T)が追加される。
〔毒〕特攻は最大で1.5倍のダメージ。毒は対魔力などで弾かれる可能性はあるが、弱体耐性ダウンと付与成功率アップ持ちスキルと攻撃のたび付与判定を行うので、弱体無効でない限り成功率は高い。
アサシンとしては貴重な全体攻撃Buster宝具。
追加効果は自身の宝具威力アップ(OC100で10%)、味方全体の防御力アップ(3T・20%)、
強化後は味方全体に強化解除耐性アップ(1T・100%)が追加される。
A3枚でありながらNP効率は悪くなく、積極的にAチェインを組むことで複数回宝具を発動させ、ダメージを与えつつ持続的に防御バフをかけることができる。
宝具威力アップの倍率はあまり高くないが、アサシンクラスのマイナス補正を埋める程度にはなる。
OC対象であるものの、100%→200%での火力の伸び幅は1.09倍程度しか無いため、他にOCを優先したいサーヴァントが居ればそちらを優先していいだろう。
また、強化クエストをクリアすることで希少な「強化解除耐性」が1Tの間付与される。
長期戦で致命的になりうる強化解除に対しての数少ない対抗策として機能し、PTを支える屋台骨としての適性が更に上がった。
難点であった威力の物足りなさも大幅に改善されるため、周回・高難度問わず運用の際は是非強化クエストをクリアしておきたい。
ちなみに、昨今の高レアサーヴァントとしては宝具演出が比較的短め。
セミラミスは宝具を合わせてもB2枚しか持たないため、「Buster耐性ダウン」を有効に使える"B宝具かつBカードが多い"サーヴァントと相性が良い。
一方、Aチェインによる宝具の複数回発動を狙う場合は、Aカードが多いサーヴァントと組み合わせたいと言うジレンマがあるため、
B2+1/A2枚の標準型と組むのが最もバランスの良い組み合わせといえるか。
ただし「驕慢王の美酒」の発動にはスターが必要となるため、良性能のQuickが2枚以上あるサーヴァントか「直感」や毎ターンスター獲得系のスキル持ちがいないと使えるタイミングを縛られやすい。
特に意外でもないが、最大のパフォーマンスを発揮するための相方にはこだわるタイプ、と言える。
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