バサーク

バサーク(杖)

聖戦から登場した杖および状態異常の一種。
勿論名前の由来は「バーサーク」だが、FE用語としては「バーサーク」や他作品で度々使われる「バーサク」表記ではなく「バサーク」が正しい表記となる。

バサークの杖は射程内の敵1体に数ターン状態異常「バサーク」をかける。
聖戦ではシャルローのバサークの杖の他、子世代から入手可能なバサークの剣の追加効果としてもバサーク状態をかけることが可能。
あまり使用する機会は無いが、村を略奪するマウンテンシーフをこの状態にすることで無害にすることが可能であり、十二魔将ツェーンにヘルを使用させて同士討ちする場合にも使用される。

バサーク状態はいわゆる混乱状態であり、効果中は操作を受け付けず、敵にも味方にも襲いかかるようになる。
レストを持ってない時に味方がこの状態になると、非戦闘員をかばったり、
誤って返り討ちにしないように周りが気をつけたりと進軍を中断して対応しなければならない。
またトラキアでは射程が無限な上にターン経過では回復しないなど、
スリープサイレスと並んで猛威を振るっていた。

味方にのみ襲いかかると勘違いされがちだが
正しくは『バサーク状態のユニットにとって最も有利に戦える相手』に襲いかかる。
なので付近の味方が余りに強いと敵や中立軍に攻撃することもある。
ただ勝手な行動をされることに違いはないので出来れば喰らわずに済ませたい。

敵がこの杖を持っていた場合は使わせる前に倒すか囮で使い切らせるかの対処が求められる。
囮を使う場合は聖水などで魔防を上げたユニットを使うのが無難。
使わせずに倒すには遠距離攻撃で射程外から狙うか
再行動を利用して一気に距離を詰めるのが良いだろう。

また作品によっては周りと武器を交換して無抵抗になったユニットや
その他の状態異常(毒など)にかかったユニットで相手の懐に飛び込む方法もある。
これは上記のユニットがバサークのターゲットに選ばれにくい事を利用している。

一部の作品では自軍が入手できることもある。
烈火の終章におけるロイドライナスの同士討ちが代表的な使用例として知られている。

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最終更新:2025年04月15日 00:44