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***支援C
【セルジュ】
はっ! ふっ!
【フレデリク】
すばらしい技ですね。
【セルジュ】
あら。見ていたのなら
声をかけてくれれば良かったのに。
【フレデリク】
失礼しました。
お邪魔をするつもりはなかったのですが…
見事な技につい
見とれてしまいました。
【セルジュ】
ふふふ。あなたのような達人に
お褒めの言葉をいただけるなんて、
とても光栄だわ。
【フレデリク】
その技は、ヴァルム大陸では
一般的なものなのでしょうか?
【セルジュ】
いいえ。これは我が家に伝わる
秘中の技なのよ。
【フレデリク】
そうでしたか。それは重ね重ね失礼しました。
そのような大切な技を盗み見てしまうとは。
決して他言はしませんので
どうかお許し下さい。
【セルジュ】
そんなに気にしなくてもいいのよ。
なんだったら、
この技の出し方を教えましょうか?
【フレデリク】
いえ、ですがそれは…
【セルジュ】
遠慮しないで。
これもお互いの主君のためだもの。
この先の戦はなにかを出し惜しんで
勝利できるほど易しくはないでしょう?
【フレデリク】
では…お言葉に甘えさせていただきます。
ご指導のほど、よろしくお願いいたします。
【セルジュ】
えぇ、承知したわ。
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***支援B
【フレデリク】
セルジュさん、
先日はありがとうございました。
【セルジュ】
ふふ、お役に立てたならよかったわ。
【フレデリク】
なにかお礼をしたいのですが…
【セルジュ】
そうねぇ…じゃあ、次の戦では
そばで戦い方を学ばせてくれないかしら。
【フレデリク】
そんなことでよろしいのですか?
女性へのお礼は、贈り物が
義務だと聞いていましたが…
【セルジュ】
まあ、だめよ。女性に気安く
贈り物をするものではないわ。
ヴィオールさんと同類だと
思われてしまうわよ?
【フレデリク】
それは失礼しました。気をつけ…
ああ、いえ、訂正します。
貴方の主君に対して
無礼な発言をしてしまいました…
【セルジュ】
構わないわよ。
我が主はそういう方だから。
祖国が滅んで…
私たちは主従の関係も失ったわ。
【セルジュ】
もうあの方のそばを離れても、
一向にかまわないのだけれど…
【フレデリク】
それでも、
そのおつもりはないのでしょう?
【セルジュ】
ええ、不思議なものね。
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***支援A
【フレデリク】
ああ、セルジュさん。
良いところに。
ヴィオールさんを
お見かけしませんでしたか?
【セルジュ】
さあ…あの方の行方は、
探すだけ無駄というものよ。
どこかの女性の所で
無駄な努力でもしているんじゃないかしら?
【フレデリク】
間もなく出発の時間ですが、
大丈夫でしょうか?
【セルジュ】
ええ、準備は私が整えてあるわ。
【フレデリク】
そうでしたか。
さすがはセルジュさんですね。
あなたのような騎士がいてくださるから、
私も多くを学ぶことができます。
【セルジュ】
そんなことはないわよ。
私なんて、あなたと比べたら
騎士としての忠義など、
あってないようなものだもの。
【フレデリク】
そんなことはありませんよ。
主君への忠義について言うなら…
私はあなたを尊敬しています。
【セルジュ】
尊敬…? 私なんかを?
【フレデリク】
セルジュさん。
騎士の忠義とは、何に
向けられるべきだと思いますか?
【セルジュ】
それは…騎士であるならば、
国に対してでしょうね。
【フレデリク】
では、国が滅んだ後は
どうすべきなのでしょう?
【セルジュ】
それは…
【フレデリク】
その時、騎士が
忠義を尽くすべきものは…
家でも位でもなく…
人、なのでしょう。
あなたが今なお騎士であるのは、
ヴィオールさんや祖国の民たちのため。
あなたのような騎士と
共にいられることは、光栄です。
【セルジュ】
うふふ。
そんなに褒めても、何も出ないわよ?
でも、あなたの言葉…
ありがたく頂戴するわね。
私こそ、あなたのような騎士の
そばで戦えることを…光栄に思うわ。
【フレデリク】
これからも、よろしくお願い致します。
【セルジュ】
ええ、喜んで。
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***支援S
【セルジュ】
フレデリク…
どうして私なんかを庇ったの…
【フレデリク】
う、…不覚でした。
まだまだ私も未熟ですね…
【セルジュ】
あのような相手、
私のことを気にしなければ
無傷で退けることもできたでしょう?
【フレデリク】
戦場で起こり得るすべてのことを
予測できなかった私が悪いのです。
主君を守るためには、
あらゆることを想定せねばなりません。
【セルジュ】
私はあなたの主君ではないわ。
私なんて放っておいてくれれば――
【フレデリク】
そんなことはできませんよ。
【セルジュ】
なぜ?
【フレデリク】
主君と同じように、
大切な人だからです。
【セルジュ】
そんな冗談を…
【フレデリク】
いえ…冗談のつもりはないのですが、
このような情けない姿で
言うことではありませんでしたね。
【セルジュ】
情けなくなんてないわ。
すべての傷が、私にとっては…
【フレデリク】
………
セルジュさん…
【セルジュ】
何か?
【フレデリク】
…最初にあなたに感じた気持ちは、
志を共にする騎士としての共感でした。
それが共に戦ううち、
仲間としての連帯感となり…
そして、いつの頃からか…
私の気持ちはさらに変わったようです。
セルジュさん。
これを受け取っていただけますか?
【セルジュ】
まぁ…これは、指輪…?
【フレデリク】
一生の縁を結ぶ証のつもりです。
【セルジュ】
フレデリク…
もちろん…よろこんで。
【フレデリク】
良かった…これで私は
いつ死んでも悔いはありませんね。
【セルジュ】
まあ、そんな…
大丈夫よ。私が死なせないわ。
私がすべてを捧げるべき人は、
今ここにいるのだから…
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