倭符「邪馬台の国」

No.1918

倭符「邪馬台の国」
スペルカード
攻撃4 迎撃2 命中4 集中
条件:慧音 慧音
呪力4

[充填フェイズ]常時
このスペルは相手のイベント・特殊能力の目標にならない。
[戦闘フェイズ]呪力2・手札1
フェイズ終了時まで、このスペルは「貫通」または「誘導弾」を得る。
(フェイズにつき1回まで使用可能)

イラスト:だいん

考察

耐性を得る効果、色々引き換えに基本能力を得る効果を持つスペル。

上効果は土着神「ケロちゃん風雨に負けず」と同じ。
こちらは攻撃スペルとして使う事が多いため、特に畏怖すべき存在が打たれなくなるのが大きい。

下効果は手札と呪力を引き換えに貫通または誘導弾を得る効果。
回避3相手に高速移動1あるだけでも決死されてしまうのをカバー出来るのは良いのだが、そのための呪力2手札1は重く、一旦命中させたとて呪力損は免れない。
慧音2以下では貫通スペルがこのカードしかないため、防壁を貫くために貫通を付与した方が良いだろう。
なお、1ターンにつきどちらか一つしか得られないので注意。

転世「一条戻り橋」と同様、攻撃スペルとしては変身を優先して新史「新幻想史 -ネクストヒストリー-」を補助した結果、このスペルを立てる必要性が無くなりやすい。
永続効果により迎撃にも使えなくない転世「一条戻り橋」と違い、こちらは攻撃一辺倒なのもマイナス点。
貫通付与についても新史「新幻想史 -ネクストヒストリー-」が自前のスペル能力で強化出来るため、ある程度は上から殴り倒せるようにもなってしまったのも、このカードにとっては逆風である。

上効果で弾きたい効果があり、防壁を貫きたい相手にようやく優先して起動出来るか否かといったところ。
永遠を斬るで破壊されず、貫通を自前で確保出来るので御庭番にも対抗できる永遠を斬るデッキなどが狙い目か。
最終更新:2020年08月08日 00:08