新史「新幻想史 -ネクストヒストリー-」
No.1907
新史「新幻想史 -ネクストヒストリー-」
スペルカード
攻撃4 迎撃2 命中4 通常
条件:慧音 慧音
呪力5
防壁(1)
[戦闘フェイズ]誘発
このスペルで相手にダメージを与えた場合、戦闘フェイズの終了時、自分のリーダーの『慧音』を自分の『慧音』ひとりに変更する。
体力・配置されているサポートは引き継がれる。
[戦闘フェイズ]呪力3
フェイズ終了時まで、このスペルは「攻撃+1」「迎撃+1」「命中+1」を得る。
(フェイズにつき1回まで使用可能)
イラスト:九重遊葉
考察
変身する効果、自己強化する効果を持つ最重要スペル。
単体性能は
符の弐「坤軸の大鬼」を一回り大きくして防壁を追加したもの。
起動呪力が重くなった分殴り損は若干緩和されており、防壁はあるため迎撃点を抑えやすい。
上効果により戦闘ダメージを与えると変身できる。
ダメージを与える必要があるので、回避されたり防壁などで遮断された場合は適用されない。
ただ、遮断される場合は一時的なものが多いので、そのまま変身できるまで立てればよい。
なお、誘発自体は強制だが現時点でのリーダーと同じリーダーに変更可能で、変身状態を維持したり変身を解除したりする事も可能である。
下効果はEX慧音リーダー能力と同一のもの。
罔両「八雲紫の神隠し」などで回避+1して決死を睨まれた場合でも自己強化して対抗出来る。
コストが重いため積極的には使えないものの、最後の一押しとしても優秀。
一度変身してしまえば回避4になるため、相手により高命中のスペルを強要しやすくライフレースで楽になる。
それだけに重要度が高く妨害が集中しやすい。
リーダー能力で呪力回復出来るとはいえ
根性避けを打たれるとカバーが難しく、慧音のスペルは性質がバラバラなので
EXアタックも現実的な対抗手段とは言えない。
そして、性質を問わない命中補正を入れようとすると構築が限定される。
妨害サポートによるものなら
三種の神器の先張りで対抗出来る。
但し鈴仙3以上の場合は今度は
散符「真実の月(インビジブルフルムーン)」の妨害対象になるので、誘発はどのみち容易ではない。
歴史喰いで起動を封じやすいとはいえ
化猫「橙」も天敵であり、命中補正なしではまず当たらない。
その他、
天竜「雨の源泉」で受けられると変身不可となる。
継続的に起動可能であるため対峙したら諦めるしかない。
レベル3以上では一度変身し終えたら
虚史「幻想郷伝説」などに交代してお役御免となる事もあるが、レベル2では下効果で強化出来る点でフィニッシャーとしても需要がある。
その有用性の高さゆえ、
倭符「邪馬台の国」は存在意義が危ぶまれるほどである。
付記
最初期のテキストは戦闘さえすれば変身出来た。
その後ダメージを与えないと変身出来なくなったが、この頃はまだ下効果がない。
2019年7月末のリニューアルにより現在のテキストに修正。
最終更新:2023年09月08日 01:38