鳩鞁羅宝蔵業力

アーラカマンダー

アヴァターラ
使用者 トウリ
発動方法 常時発動型 能力系統 基本系(仮名)
能力 自分の気力体力を外部に保存し、適時取り出して運用する

能力詳細

見た目上としては、(やしろ)の形をしたペンダントを常時出現させる常時型能力。
このペンダントは(コウハと同じで)使い手の力で具現化した疑似物質でしかないため壊れることは無い。

ペンダントの能力は、トウリから受け取った気力体力の保存。
もともとトウリはシャクラも手を焼く激情家で、見境なく暴れた果てに動けなくなる悪癖を新世代(クリシュナ)になる前から持っていた。そんな弱点を、平時にペンダントへ少しずつ力を移しておき非常時に力を適宜取り出して使用することで補えるため、使い手の望みが能力となっているアヴァターラの典型例とされる。

力を取り出している時は、ペンダントは光を放ち心臓のごとく脈打って、凄絶さを増していく。

保存できる力の許容量については不明な点が多く、常識的には使い手と同じくらいでなければおかしいとされる。

代償

ペンダントから取り出して使用した気力体力は、使い捨てなので無くなってしまう。
ここでの「気力」には、に対する愛と感謝や、シャクラたちを大事に思う気持ち、そして不遇への怒りなどのアヴァターラの源とされる感情をも含んでいる。
そのためか、これらをペンダントに喰わせることでトウリの感情は年々薄くなっており、どこか冷めた目で兄弟たちを見るようになってしまった。
ゆえに普段の状態ではペンダントがトウリをトウリと認識できず、自分の欠落に激怒(自己嫌悪を鍵とする)しなければ力をペンダントから取り出すことができなくなっているほどである。
そしてそうなっている自分に対して離れたところから見下ろすような冷めた思いしか抱くことができない。

条件型とは違う意味で、能力の使用に構造的な手順が必要となっており、瞬時に保存した力を開放ということができない。

恩恵

力の源を使い捨ての爆弾にしている恩恵として、取り出した力の燃焼はまさに爆発的であり、ルドリヤ戦群が持つ起屍鬼雷轟嵐群帝釈天妃の出力にもこれは適用される。
ただでさえ起屍鬼の出力が群を抜いて強大なトウリだが、過去に発揮された瞬間最大出力は素のトウリが二十人集まっても実現できないほどであった。純粋にパワーの面で、ルドリヤ戦群の最強である。
解放したときは事象の激しさがトウリの心情を表す反面、本人の様子はさらに無感動なものとなる。

星をも蒸発させる宇宙戦艦の主砲発射から、乗っていた戦艦ごと防いだ空処無色界天でも、使い手の周囲数センチにまで密度を上げなければ薄紙でも破るように貫かれてしまう。


備考

鳩鞁羅はインド神話の神クベーラを音訳したもの。富と財宝の神であり、別名はヴァイシュラヴァナ。仏教では多聞天や毘沙門天で知られる。アーラカマンダーは毘沙門天が持つとされる都市の名前。

業力とは善業には善果を、悪業には悪果を生じる力を指す仏語。


  • なんとなく生死之縛・玻璃爛宮逆サ磔を思い出す、自分で自分の感情を奪ってる… -- 名無しさん (2023-05-24 12:31:26)
  • サムルークっぽい状態になりそうな予感 -- 名無しさん (2023-05-24 17:46:13)
  • 噛み合いすぎて使いづらくなってるのがなw -- 名無しさん (2023-05-24 20:19:52)
  • クワルナフの作った孔雀王ってこのアヴァターラから着想を得たのかな? -- 名無しさん (2023-05-29 21:58:40)
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最終更新:2024年11月19日 21:30
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