能力詳細
自分の心臓が止まるほどの攻撃を加えた相手と入れ替わる条件型能力。
基本自分が壊れることを積極的に行うような者などいないはずなので、サティーが15年間自分の能力を気づけるはずもなかったのも当然な条件。
ガネイシャが暗殺者の業を使っていたのはそもそもがサティー本人だったからで、不自然に無防備だったのはおそらくわざと壊されようとしていたからだろう。
作中で
壊葬されて
壊者となったのは、ガネイシャの精神。
入れ替わった肉体に残った情報(記憶や技術)は自分のものとすることが可能なので、本人のように振る舞える。
新世代の力は精神に宿るため、入れ替わった相手が常人でもサティーの精神がその肉体に入れば、新世代の身体能力が覚醒し、このアヴァターラも消えることがない。ただし元の身体のアヴァターラも移動しているのでその能力を使うことはできない。
病や天災、自損事故などでは発動しないが、人間に壊され続ける限り死なないという、限定的な不死身を体現している。 別人に新生すると考えれば、輪廻の
聖賢に近いのかもしれない。
第八章でガネイシャ(中身はアリヤ)にアリヤの能力が移ったのも、ガネイシャの肉体に宿ったアリヤ本人に力が戻っているというだけ。それでも力の2割がアリヤの肉体(中身はサティー)にあるのは、直前まで
コウハの
アイオーンで
ミトラにアリヤの能力を譲渡していたことによるバク。
作中でガネイシャが執拗に
ミトラ達を挑発していたのはサティーの意思というわけだが、その真意は不明。入れ替わったことを秘密にし、彼女がこの能力を得てどのような心境でいるのかは謎に包まれている。