ファウストの遺産

推奨Lv	通常：Lv75  上級：Lv150
攻略Lv	通常：Lv85  上級：Lv170
階層数	8
階層時間（踏破前）	67分
階層時間（踏破後）	33分

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道中出現モンスター

[種族] 名称	種族／Lv	HP	Exp
[不死] コープス	戦士 Lv60	3294	300
[不死] バンシー	賢者 Lv60	1761	300
[不死] ミスト	盗賊 Lv60	1566	300
[不死] スピリット	侍 Lv60	2366	300
[不死] シルフ	僧侶 Lv60	3048	300
[不死] サイコドッグ	魔法使い Lv60	1569	300
[人型] サイボーグ052	剣聖 Lv60	1985	600
[不死] 失敗作・翼竜	修道者 Lv72	76381	1440

レアモンスター

[種族] 名称	種族／Lv	HP	Exp
[人型] タイタン	戦士 Lv99	102162	999
[魔物] ミラクルラビット	修道者 Lv77	1000	77777

ダンジョンボス

[種族] 名称	種族／Lv	HP	Exp
[神魔] 失敗作・堕天	ロイヤルライン Lv78	301567	1560

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レアアイテムの編集

レアアイテム

名称	罠難易度	ドロップモンスター
★軍神の剣	-	コープス
ドラゴンキラー	-	バンシー
神聖教典Lv3『治癒の力』	-
神の杖	-	ミスト
魔道教典Lv1『魔法の矢』	-
ナイトソード	-	スピリット
呪文書『炎の玉』	-
忍者の手甲	243	シルフ
呪文書『眠りの雲』	-
不死者の剣	-	サイコドッグ
ウィザードワンド	-
パワーリスト	373	サイボーグ052
古びた鉄板	-
マジックソード改	-	失敗作･翼竜
忘却の書	357	失敗作･堕天
核暴走	-
★天使の翼	212
成長と財産のお守り	584-672	タイタン
守りの極意	666
座敷童子の頭巾	-
★大地のドラム	200
奇跡のコイン	584	ミラクルラビット
★うさぎのしっぽ	-

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ダンジョン内イベント

入り口

ファウストの遺産。

冒険者たちはファウスト家の老執事バトラーが示した場所へと向かった。

目的の場所が見えて来たが、そこには荒野が広がっているだけであった。

本当にこんな処にファウストの遺産があるのだろうか？

そう疑いかけた冒険者たちであったが、間もなく驚くべきものを目撃した。

10数メートル先に、突然と建物が現れたのだ。

実際には現れたのではなく、その建物は遠くからは見えなくなっているものであった。

幻術の類いであろうか？

仕組みは分からないが、きっとここにファウストの遺産があるのだろう。

建物の中には地下への入り口があった。

2F到着

地上とは別世界のような、整然と整えられた通路が続く。

これは古代遺跡だ。

地上の見えない入り口もきっと古代の技なのだろう。

そのおかげで賊に発見される事も無く、荒らされぬまま残っていたようだ。

何かの文字が書かれているが読めなかった。

『新人類・・研・シェ・・ー』

3F到着

区切られた部屋には死神の遺跡で見たようなパネルやガラスケース、透明な板が置かれている。

透明な板に触れると映像が浮かび上がり人間の姿が映し出された。

いや、よく見ると人間にはない身体的特徴が見える。

ワーウルフやドラゴニアンだろうか？

翼の生えた姿もある……


映し出されるものはどれも、人の姿をした何かであった。

ダンジョンボス戦前

見渡すような広いフロアに出た。

部屋の壁全体が光っているようにうっすらと明るい。

しかし、目を引くのは部屋の中央の発光体だ。


明るく光る者が居る。

それは四枚の翼を広げ、美しい輝きを見せている。


その姿を見て冒険者たちの脳裏に一つの言葉が浮かんだ。

『天使』

しかし、近づいてその姿をはっきりと見たとき、脳裏からその言葉は消え去った。

ダンジョンボス戦前―NPCイベント:アルガード

翼ある者を見て、一人のサイボーグが拳を強く握った。


「なんてことだ……
　まだ、生きていたのか！」


サイボーグは怒りの表情を見せて剣を抜き放った。


翼ある者が雄叫びを上げた。

……ォォォオオオ！


「もういい、わかってる。
　今、終わらせてやる。」


走り出したサイボーグは目で追えぬほどの速さに加速し、その刃を翼ある者に向けた。

ダンジョンボス撃破後

翼を全て落とされ、それは地に伏し動きを止めた。

ようやく活動を停止しようとしている。

その表情には安らぎを得た喜びが浮かんでいるように見えた。

そして、それは動かなくなった。


奥へ進むと明るく開けた場所に出た。

上からわずかに光が差し込んでいる。

地面には土があり、その日差しを受けて花が咲いている。


中央の地面に何かが刺さっている。

十字に重ねられた木だ。

墓標に見える。

そして、黒い布が被せられていた。


冒険者たちは被せられていた布を取ってみた。

姿を現した墓標を見ると、そこには文字が刻まれていた。

「アイーシャ」と。


被せられていた布を見るとそれはマントであった。

ダンジョンボス撃破後―NPCイベント:アイーシャ

アイーシャは静かに墓標の前に立っていた。

その墓標には「アイーシャ」と書かれている。



墓石には文字が刻まれている。

アイーシャは墓石に刻まれた文字を読んだ。


「俺が示せるのは道だけだ。

　アイーシャよ
　好きなだけ生きよ。

　そして、好きな時に眠れ。

　お前は自由だ。」


それは誰が書いたものか。

そして誰に書き残したものか。

アイーシャにはわかった。


アイーシャはファウストの遺産を胸に刻みこんだ。

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冒険の手記（全2）

手記コンプリート報酬：壊れた盗賊の小道具

文字の浮き出る板1

必要な事は歴史的経験。
それも中途半端な経験ではダメだ。

争いを拒み続けた経験。
争いの限りを尽くした経験。
その二つを民族的、歴史的に経験し尽くす。

白き民と黒き民よ。

森と剣を象徴とせよ。

争いを超え、自然との調和を知る。
人間の成せなかった道を歩んでくれることを願う。

文字の浮き出る板2

ついに人類の夢、不老不死へと近づいた。

寿命素子の排除、遺伝子損傷の復元、超高速分裂の制御。
この体はいつまでもその形を維持するだろう！

しかし、生命活動に必要な重要な酵素が生成不能となった。
これだけは外部からの摂取が必要となる。
他の人間種の血液から摂取することになるだろう。




失敗作と言われた。

とても完成した新人類とは言えない、と。

だが、私はそうは思わない。

この不完全性があってこそ、完成だと思っている。