ましんたんちき
魔力を使った機器や生物の魔力を探知する計測器と思われる。魔力探知レーダーとも呼ばれる。
第零式魔導艦隊の魔信探知機は、
グラ・バルカス帝国の艦隊を距離60kmほどで探知。艦種の判別も正確だった。
駆逐艦でも乗員が200人くらいいると思われるので、これくらいの人数が乗船しているなら60kmで探知できるもよう。
この探知距離は、
地球における大型艦に対するレーダー見通し距離である40km前後を凌駕している。ただしこの世界では水平線が地球より遥かに遠いため、単純な比較は出来ない上に仕様上魔力を感知するので地球のレーダーとは別物である。
アメリカ合衆国のCXSM、SC-2、FC Mark 3といったレーダーの地球における水上艦探知距離を1.5倍として比較すると、大型艦は大体互角、駆逐艦に対する探知距離は魔信探知機が2倍ぐらい優れている。
魔信探知機に射撃レーダーとして使える精度があるか不明だが、警戒レーダーとしては十分実用になる。従って、魔法動力船を使った場合の夜間肉薄攻撃は、地球におけるそれより困難と思われる。
その反面、科学動力の航空機に対する探知能力はかなり劣っている。
バルチスタ沖大海戦で、偵察機の探知と見張りの報告が同時だったり、150機以上の編隊に第8飛行隊からの連絡で気づいたが、その時点ですでに距離50kmだったりと、乗員の合計が200人を超えると思われる編隊でも魔力が分散すると昼間・有視界の目視探知と大差ない性能しか無い模様。また存在を知らないとはいえ潜水艦の接近を探知できなかったので水中の魔力探知不可能と思われる。
アメリカSC-2レーダの探知距離は戦闘機74km、爆撃機148km
Su-35の赤外線捜索追尾システム(IRST)OLS-35の航空機探知距離はヘッドオン50km、追従90km
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〔最終更新日:2019年09月06日〕
最終更新:2019年09月06日 11:54