ましん
魔力を通信機器に通し遠距離通信するための技術。魔法通信と魔導通信の二種類が存在する。略称は魔信。
魔法通信は簡単な
魔法を使う能力さえあれば誰でも使えるようである。(逆に言えば魔法が使えなければ
フェン王国のように使えないとも言える)そのため、
文明圏外国でも情報伝達の速度が比較的早い。しかし、絶海の孤島である
ナハナート王国には届かないのか、情報伝達は遅くなっている。
通信可能距離は機器により左右されるが100㎞程度。
コミカライズ版では、伝声管のような形状であるが
ワイバーンに騎乗している竜騎士とやり取りしているため、ほぼ確実に無線通信を行っていると分かる。これは零式艦上戦闘機のパイロットたちがモールス信号で通信していたのを考えれば破格の性能である。
また、
ロウリア王国では耳に手を当てることで作動する小型の魔信も登場している。
こちらは簡易的な分通話範囲が限られており、
自衛隊の陽動によって城から討って出た
パタジンには
ランドの呼びかけには応じられなかった。
第三文明圏では携帯電話が魔信に比べてコストが極めて低いと判断したようで、各国が国策として
日本式携帯電話の普及政策をとり駆逐されつつある。
しかし、
ムーでは陸軍の偵察部隊が
空洞山脈での隠密偵察の際に使用している。おそらく無線では
グラ・バルカス帝国に傍受される危険性があるため避けるためと思われる。
だからと言って、魔信が傍受されないわけでもなく、
パーパルディア皇国にて傍受を警戒して魔信の使用を控える描写がたびたびある。
魔導通信は魔法通信を
魔石で出力を強化または自動化した器具、出力と帯域が増えたため映像の送受信が可能。
パーパルディア皇国は解像度の低い白黒映像と音声の同時送受信を実現していて、
神聖ミリシアル帝国は魔法文明では唯一カラー放送が可能である。
なお二巻によると、映像付きの放送が流れるのは
神聖ミリシアル帝国とムーのみで、
パーパルディア皇国は映像付き放送をする段階には至ってないようである。
コミカライズ版ではパーパルディアの魔導通信が登場する。その見た目はオルガンと稼台が組み合わさったような木製の機械であり、レバーとボタン、無数の鍵盤が設置されている。
というかまんまゲーセンの筐体である。しかもアストロシティ等だったりと細かく書き分けされている。
現実の電話やラジオのようなものが中世レベルの
文明圏外国で使われているようなものだが、現在での電話でのやりとりのように情報が一瞬で伝達できても
内容が正しく伝わるとは限らないのは一緒である。
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〔最終更新日:2024年10月12日〕
最終更新:2024年10月12日 15:39