妹エルフっ娘

初出:#274『仕入れ商品におっさん混入な異物混入事件で妹さんが可哀想だ。』（存在のみ）
　　#277『食用だから口に入れないで目に入れると治療なのに傷害事件が発生だ。』

　ヴィズムレグゼロの妹。単にエルフっ娘とも。本名、イレイリーア。
　病気のせいか初登場時にはやつれて儚い雰囲気を纏っていた。
　エルフであり真っ白な肌に目鼻立ちがはっきりとした美人。耳も尖っている。
　巫女という魔法職であり、エルフらしく弓と魔法と細剣を使いこなすが鞭も得意など実力は申し分ない。「感情探知」「思考察知」というレアスキル持ち。「感情探知」は自身の心を無心にして周りの心の騒めきを聞き取る能力。「植物魔法」というレア魔法持ちで生きた蔦の鞭を操る。遥の「魔纏」に似た「魔法纏」と言う魔法を纏う技を持っているから女子達よりも低いＬvを補えている。異世界組では珍しく水泳が得意で、バタフライでも泳げる。
　胸は控えめだが、エアーを入れて底上げしている副委員長Aよりも大きい。

　元は封印の巫女と呼ばれるエルフの国の迷宮を抑え込む役割を担っていたが、高濃度の魔素による病気を発症し引退。その治療薬を求めて兄ヴィズムレグゼロとともに王国へやって来る。すぐに遥による診察が行われ、完全回復茸の効果で症状は劇的に改善。しばらくは療養しながら王都の孤児院で孤児っ子達の面倒を見ていたが、王位継承権争いの一件が終わると辺境へ引っ越す孤児っ子達に付いていき、王族の護衛となった兄とは離れて暮らすようになる。
　辺境では孤児っ子達の面倒を見る必要もなくなったため女子達とともに行動して段々馴染んでいっている。また「感情探知」のスキルで遥が無理している様子を見破っては女子達に告げ口している。
　巫女なので魔法特化かと思いきや、感情探知の能力で敵の攻撃を覚る剣術に秀でている。

　教国の解放戦に参加し、戦闘面だけでなく、解放軍に参加を求める者達のなかに良からぬ輩がいないか「感情探知」役として大活躍。
　真面目で大人しく、素直ないい子で我儘も言わず、数少ない清純派…だと遥は目を逸らしているが実際にはボディータッチも多くかなり積極的。

　123日目:委員長と図書委員とは別の指示系統として活躍している。感情感知で罠も狙いも読み取り、指揮をこなす斬り込みの双剣士。