孤児っ子

辺境の孤児と、王都の孤児がいる。
年長組さえ13歳前後という幼さだが、一生懸命に暮らしている。
辺境外の大人よりもよっぽど教養があり、よっぽど強いので教官役にもなっている。

年少組を除いてみんな孤児院の学校で勉強したあとは、街のお店で働いている。街中から将来を期待される中、遥達に憧れて冒険者を志す子も多く、冒険者に訓練をつけてもらっている。遥の料理の腕前に憧れて料理やお菓子をつくる仕事を志す子もいる。

127日目:デモン・サイズから指導を受けるようになって能力値が跳ね上がっている。
136日目:年長組の何人かが読み書き算数を覚えたので孤児院を卒業し、かねてから勧誘されていた店に住み込みで弟子入りする。孤児だからこそ自立することが目標であり、勉強さえなければもっと早く出たかったらしい。卒業式の衣装として遥は紋付袴、学生服、セーラー服、アカデミックドレスなどを作ってみせ、その中から子供達が特攻服を選んだ。
最終更新:2025年05月10日 09:11