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亮×令子2

744 :名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 02:40:08 ID:gxsAfX6j

「なぁ」
「なに?」
「……ここ何処だよ」
「箱根」
「……神奈川じゃねぇか!」

よぉ、俺だ。
まず何がどーなってるのか状況を整理しなきゃな。
ことの始まりは……今朝、俺の携帯に令子から電話があった。
令子については知ってるよな? パイの中身のオバ……オネーサン。
有給とったからどっかにドライブ行かないか、って。
最近会ってなかったし、明日は日曜でガッコもねーし……特に疑うこともなくOKしちまって……。

「築地の海も良いけど、箱根の海の眺めもなかなかのものね」
「海道沿いずっと走ってて見飽きたぞ、俺は!」

この女、滅茶苦茶な速さで車飛ばすのな。
途中カーブで何度死にそうな目にあったか分かりゃしねぇっての。
いくらマセラティがスポーツカーでも限度ってもんがあるだろ限度が。
どう考えても時速88マイルは出してたぞ……。

「じゃ、行くわよ」
「なんだよ。海を見に来たんじゃないのか」
「……ついてくれば分かるわ」

目の前は海、そしてこのは駐車場。
駐車場ってことは何かの施設にでも行くってことか?
もう夕方近いし、とっとと東京に帰りてぇんだけど。


*******************


「予約していた佐伯ですが」
「(予約……?)」

……ここ、旅館だろ?
飯でも食いに来たってワケか。
イタリアンもフレンチも中華も和食も好きだって言ってたけど、
シーフードが特に好きとも言ってたよな……確かに目の前に海があるくらいだ、魚料理くらい出すだろう。
でもわざわざ神奈川まで魚食いに来る必要もないだろ?

「お布団はいかがしましょう?」
「自分達で敷けますので」
「(……布団?)」



745 :名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 02:40:43 ID:gxsAfX6j

「な、なぁ。どーいうことだよ」
「言ってなかった? 今日はここに泊まるから」
「誰と誰が……?」
「私と貴方が」

……は? 何ソレ。

「たまには静かな所でゆっくりしたいもの」
「だ、だからって神奈川まで来ることねぇだろ……」
「どうせ泊まるならいい宿がいいでしょう?
 ここの旅館は魚市場から直で魚介類を卸してるから、味が良くて気に入ってるの。
 海を眺めながら露天風呂にだって入れるしね」
「……」

コイツは……旅行会社の回しモンじゃないのか?
令子からしてみれば軽くドライブのつもりなんだろうが、
俺にとっちゃ神奈川は未知の領域なんでいまいちピンと来ねぇ。
つか、お前はいいとして俺まだ未成年なんですけど。夜間外泊……になるのか、やっぱ。

「仲居さんが部屋まで案内してくれるわ。ついてらっしゃい」
「……」

唖然として言葉も出ないってのは……こういう状況のコト、言うんだろーな。


**************


「納得いかない、って顔してるわね」
「まぁ……令子のやり方にゃいつも納得してねーけどな」
「そう? でも確かに、1年前の貴方なら反発してでしょうね。丸くなったものだわ」
「……ここ、いつも来てんのか」
「1人でゆっくりしたい時に、たまに来るの。東京の喧騒はここまで届かないもの」

オフの日は海見に行ったりするって言ってたもんな、令子。
海が好きで魚料理も好きだと旅館に泊まって美味いもん食いたくなるってか。
やっぱこの女、高給取りだ。

「亮って魚介類は大丈夫だったかしら」
「俺も日本人だ、大抵の魚は食えるっての」
「スーパーで売ってるような安い刺身なんかで満足してると、味覚が落ちるわよ」
「……魚捌くの面倒なんだよ」

今日び、魚捌ける奴も減ってきてるって話だし。
冷凍もんとかファーストフードで済ませる奴らがそれだけ多いってことなんだろうけどな。
自分の食生活くらいは自分で管理したいもんだ。



746 :名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 02:41:23 ID:gxsAfX6j

んで、そうこうしてる間に部屋に夕食が運ばれてきたワケで……。


「もっと美味しそうに食べなさいよ。私のおごりなんだから」
「サザエとかアワビ、食ったことねぇし」
「都会っ子はこれだから……貸してみなさい」

俺が断る間もなく令子は皿を取り上げ、慣れた手つきでサザエの中身を取り出してゆく。
……そーいや、コイツ漁師町の出身だっけか。だろうな。

「ほら」
「……あんがと」
「これくらいのことは自分で出来ないと、社会に出た時に困るわよ。
 会社の接待なんかでこういう料理が出た時は特にね」
「……」

まぁ、一理あるとは思う。

「なぁ、令子って魚の匂いとか気にしてたよな。スーパーで売ってる魚は臭くて食えない、とか」
「そうね。獲れたばかりの方が鮮度が良いでしょう?
 スーパーなんかで売っているのは、どれも獲れてから時間が経ちすぎたものばかりで
 食欲が全く沸かないわね。貴方も私と一緒に居たいなら、味の分別が付くようにしなさい」
「(カロリー接種できりゃ、それでいいような気もするけどな……)」

大体、そりゃお前が金持ってるからできる贅沢だろうに。
親がいくら金持ちでも俺は所詮庶民だからな、無理なもんは無理だっつの。
大体、サザエとかアワビ食うなんて今日がマジ初めてだし。
……味的には美味いとは思うけどな。



******************



「私、お風呂入ってくるから」
「ん」
「長風呂にはならないと思うけど……この部屋のキーのスペア、ここに置いとくわ」
「わーった。テレビでも見て暇潰しとく」

夕食を食い終わった後、そう言いながら令子は着替えの浴衣を持って風呂に行っちまった。
もう布団は敷いてあるし(念のために言っておくが、ちゃんと2人分敷いてあるからな)、
俺は寝転んで枕の方に置いていたリモコンに手を伸ばす。
土曜なら暇潰しになる映画かサスペンスでもやってるだろう。
確かに俺もここ最近、大学受験のこととかで疲れてたかもしれない。
令子の言う通り、こういうところでのんびりするのもいいだろう。
それに……令子と付き合い始めて、初めての外泊だからな……。
……別に何を期待してるってワケでもねぇけど。

「何か面白ぇ番組、やってっかな……」

誰に言うでもなく、そんなことを呟きながら俺はテレビの電源を入れる――――――――。
時間的には夜10時ちょっと前。見たところで、どの番組も途中からだろう。



747 :名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 02:42:20 ID:gxsAfX6j

『生きてんだよ、ドクは生きてるんだ! 大昔の西部にいるけど、生きてる!』
『おい君、大丈夫か!? 力になろう!』
「頼れるのは1人しかいないよ!』

「れーこ……長ぇな……」

長風呂にはならないとか言ってたくせにもう1時間近く立つ。
確かここの旅館にゃ露天風呂あるって言ってたか……女ってのはミーハーだ。
でも露天風呂があるかないかで集客が全然違うのも事実なんだぜ。
どうせ風呂入るなら、やっぱ眺めの良い風呂の方が気分的にも楽しいだろうしな。

『ドク! ドック! ドク!』
『んー? あぁ―――――――――――ッ!!!!!』
『落ち着いてよ、ドク! 僕だよ、マーティだよ!』
『そんな馬鹿な! 今、未来へ送ったところだぞ!』
『そう! あーいや、送り出してもらっただけ、また来たんだよ! 未来から戻って来たの!』
『……どうして、こんな――――――――――プツン』

「くあぁ……眠ぃ」

映画が終わったっぽいのでテレビの電源を消して目を閉じる。
時間は11時ちょい過ぎってところか。
令子のマセラティに乗ってた時はあまりにスピードが速すぎて
眠ることもできなかった反動が今頃になって来やがった。
……あの状況で眠れる奴はさすがにいねぇと思いたいが。

「……」

…………。
………。
……。
…。

「ん……」
「起きたのね」
「れーこ……?」
「お風呂、入ってきなさい」
「あぁ……そだな」

いつの間にか、ほんのちょい眠ってたっぽいな……。
令子が声かけなきゃ気づかなかったぜ……。

「つか令子、長風呂にならないとか言った割に……」
「なに?」

……枕にしちゃ妙にやわいと思った。

「寝顔だけは可愛いのね、亮って」
「……んだよ」
「おかげでお風呂上りだってのに膝が痺れちゃったわ」

気づくのが遅かったが……俺は令子に……膝枕されてたっぽい。
風呂上りのせいか体温が高くて、それでいて浴衣姿の令子。
いつもと違って髪はアップだし、何か普段の令子とは違う匂いもする。
……って、何で固まってんだ俺は。風呂、風呂入らなきゃいけねぇだろうがよ。



748 :名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 02:43:15 ID:gxsAfX6j

「令子の奴……」

湯船に浸かりながら、俺はあの場でつけなかった悪態をついてみた。
そりゃな、自分の彼女が普段とは違う姿見せりゃ男ってのは大抵動揺するもんなんだよ。
れーこみたいな美人なら尚更だしな。つか何、あの浴衣姿。反則だろ。
身体のライン、結構……って、風呂に入りながら考えることじゃねぇだろうが。

「にしてもまぁ……眺めは良いっちゃ良いな」

夜の海と箱根の町が見渡せる、これが朝や昼、夕方なら別の景色が楽しめるんだろう。
令子が長風呂だったのも分からなくもない。
それに風呂入ってりゃ、誰でも考え事の1つや2つあるだろうしよ。
俺もこんな景色見ながら風呂入ったことねぇし……ゆっくりするか。

「……一応、よく洗っとくか」







******************







「出たぞ」
「長風呂だったじゃない」
「うっせ」

着替えは当然の様に持って着てないから、俺も令子と同じように旅館の浴衣を着込む。
この季節なら多少着崩しても風邪は引かねぇだろ。
令子は俺が風呂から戻ってくるまで、窓を開けて海を見ながら涼んでいたらしい。
冷房をつけりゃ早い、とも思ったが令子はこっちの方がいい、そんな感じだった。

「これだけ海が近いと、潮の香りがここまで届くわね」
「……そーか?」
「亮にはまだちょっと分からないかしら」
「れーこって漁師町で育ったんだろ? そーいう環境にいる奴といない奴の違いだっての」

でもまぁ……改めて見ると浴衣姿の令子も良い。
普段はスーツ姿ばっかだしな……本人はブランドもんとか嫌いらしいけど。
何にせよ、こういうところに俺を誘って2人で泊まるってことは
それなりに俺のこと……アレだ、彼氏として認めてる、ってことか?
最後に令子と一緒に過ごしたの、いつだっけか……。

「こっちいらっしゃい」
「あん?」
「耳掃除してあげる」
「……」

……また膝枕か。

65 :名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 04:02:53 ID:mzQB4ZWu

「れーこ、何企んでんだ」
「何も。単なる気まぐれよ」

普段なら「自分のことは自分でやりなさい」主義の令子が
膝枕で耳掃除やってくれるとか……ありえなくね?

「強いて言うなら……そうね。貴方に優しくしてみたくなった、ってとこかしら」
「何だそりゃ」
「優しくされるの苦手なんでしょう? 
 久しぶりに会えたから意地悪してみたくなっただけよ。気にしないで」
「嫌味な性格だな。れーこは」

誰かに耳掃除してもらうとか十何年ぶりだろうか。
いつもなら風呂上りに綿棒で掃除して終わりだってのに……調子狂う。
令子の言ってることが本当なら、これも俺に対する意地悪なんだろうけど。

「終わり。ほら、さっさと頭どかせなさい」
「へいへい」

もうちょい令子の膝の感触を楽しみたかった気もなくもないが……
口に出したら何を言われるか分からない以上、言う必要もねーな。
とりあえず夕飯もそれなりに美味かったし、そろそろ床に入ってグースカ眠りたいもんだ。

「起きるの何時頃なんだ?」
「チェックアウトは12時まで。それまでに起きれればいいわ」
「ん。分かった」

どーせ日曜だしな。
時間は……今が12時過ぎか。
たっぷり寝て8時間ちょいってとこだろ、余裕だな。
久しぶりに温泉にも浸かれたし……時間があれば朝風呂もいいかも。

「電気消すわよ」
「あぁ」

エアコンも切ってあるけど、窓は開けてる。
海が近いだけあって風もそれなりに吹いてて寝苦しくなりはしないだろう。
時々、ザザーンって音が聞こえてきて心地よくもある。
令子の奴、こんなとこでリゾートしてやがったんだな……けしからん女め。

「亮」
「んー」
「……」
「何だよ」

布団に入って30分もしないうちに令子が何か言ってくる。
俺達は丁度背を向かい合わせて寝てるんで相手の顔は見えない。
令子と一緒にこうやって過ごすのは……何週間ぶりだっけか。
最初にヤった時から随分経つのは間違いねーだろうけど。

「何で……何もしてこないのよ」
「は?」
「その……久しぶりに、2人きりになれたのに……」
「……令子ってそういうキャラだっけか」
「ど、どうでもいいでしょ、今は……!」



66 :名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 04:03:29 ID:mzQB4ZWu

意外なことに令子からお誘いが来た。
だってよ、いつものパイのロールしてる時とかいかにも「プライドの高い女」って感じじゃん。
それが何? 久しぶりに2人きりになれからヤりたい?
令子、お前今年で25だろ? 婚期逃したくない気持ちが逸って、いつもとキャラ違ってんぞ絶対。

「温泉来てまで俺とヤりたいんだ、れーこは」
「そ、そんなんじゃないわ……」

向かい直して布団に潜る令子を見る。
動揺を隠すように顔を布団で埋めながら、俺の方へ目線を向けている令子。
普段から俺をガキ扱いしてる割にこーいう時になると押しが弱くなるのな、コイツ。

「淫乱」
「だ、誰が!」
「令子に決まってんだろ。二十歳未満の俺を旅館に連れ込んでる時点で未成年者略取だぞ」
「私と貴方なら、何も問題ないじゃない……!」
「何でそう言い切れる?」
「……付き合ってる、から」

実質、デートらしきものをしたのは今日で2回目だけどな。
会うのも久しぶりだし、付き合ってる感覚は俺的にはゼロに等しい。
哀れなアクマの魂救済するのに忙しいのか、CC社の仕事が忙しいのか……。
まぁ、でも。付き合いだしてから令子がメールへの返事再開したから、ある意味進展してるのかも。

「んじゃ、何してほしいか言わなきゃダメだろ」
「言うって……」
「令子の口から聞けなきゃ、今夜はヤらない」
「……意地悪なのね」

これでさっきのお返しはできたワケだ。
こういうプライドの高い女って意外と精神面が脆かったりすんだよ。
令子のそーいうトコにつけこむワケじゃねーけど……まぁ、この際いいだろ。
別に俺は今日ヤってもヤれなくても構わないし、令子次第だな。

「……して」
「もっとハッキリ」
「亮と……その……したい……」

パイの時なら絶対聞けそうもないセリフだな、オイ。
ゲームじゃ散々人を馬車馬みてーに扱き使うけど、やっぱ現実ってこんなもんなのかな、とも思う。
令子だって一個の人間だし、そりゃ分からなくもねぇけどな。イロイロとさ。

「ったく……はじめから素直にそう言えっての」
「か、勘違いしないでよね。私はただ……亮が欲求不満になってそうだから、今日くらいはって……!」
「あーそうだな。はいはい」

デレ状態の令子は割と言い訳がましいことを連発するから鬱陶しい。
いつものキリリとした声じゃないと何か調子も狂うしな。
とりあえず、あっちの布団に移動して……と。

「来てやったぞ」
「え、えぇ……」

令子の布団に潜り込んでみると、身体が火照ってるのか妙に温かかった。
それに令子の匂い。俺が最初にコイツとヤった時もこの匂いのせいでクラクラした。
髪とか胸元からそれが少し息を吸っただけでも流れこんでくる……ちょっと、やばいかもな。



67 :名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 04:04:21 ID:mzQB4ZWu

「どーしてほしいんだ?」
「……好きなように……し、しなさいよ」
「(そーいう曖昧なのが一番困んだけどな……)」

この女、俺が間近にいるのが恥ずいのか目ェ逸らしやがる。
自分から誘ったのに俺任せって……どうなっても知らねぇぞ、令子。
じゃあ、最初はやっぱ……ここかな。

「あっ……!」
「ん。風呂上がりだからやーらかいな……」
「あっ、ぁ、あ、ぁ……!」

ノーブラのせいか浴衣の上からでも令子の胸の弾力は健在っぽい。
鷲掴みにしても指の間から肉が毀れるくらいなのに、今日は風呂上がりってのも
手伝ってか弾力よりも軟らかさが際立っている気がする。
つか、ちょっと触ってるだけなのに声出しすぎだっての。

「硬くなってるぞ、ここ」
「はぁ……んっ……!」
「俺が触る前から硬くしてたんだろ? やっぱ淫乱じゃん」
「違……っ!」
「違わない」

あまり帯を強く締めてないのか、簡単に胸を露にすることができた。
もっと明るい場所なら眺めも良いんだろうけど、文句は言わない。
堪能しきったとこで片一方の胸を掴みながら、もう片方の胸に口を近づけて吸ってみる。
令子の胸を吸うのはこれで2回めか。でもコレ結構楽しいんだよな……。

「んっ……んっ……」
「りょ……吸っちゃ……や……!」
「(その割にゃ悦んでんじゃん)」

俺に「好きなようにしろ」って言ったの令子だし。
舌で胸の突起を時々突付くと、令子の身体がビクッってなって俺の背中に廻した手が強張る。
こんなに美人なのに男との経験少なそうだもんな、令子。
いくらまだ2回目だからって胸吸われたくらいで緊張してどうすんだ?
初めてヤった時の方がまだリードしてたぞ、お前。

「ん……令子って、男に胸吸わせたことないのか?」
「あっ、あるワケないでしょ! ……アンタが初めてだもの」
「ふぅん」
「ちょ、ちょっと……どこ触って……ぁ……っ!」

いつまでも胸に構ってるのも暇なんで、今度は下の方に手を伸ばしてみる。
令子の下腹部、浴衣の隙間からその下へ。
何つーか……俺とヤることを見越してたんだろうけど、コイツ下着つけないまま浴衣着てたんだな。
ダイレクトに令子の茂みの感触が指に伝わってきて……ついでに、何かねっとりしたものも。

「令子、もう濡れてんじゃん」
「知らないっ……!」
「俺が布団に入る前から濡らしてたんだろ?」
「そんなコト……」
「あるだろ」

俺が茂みの奥に中指を入れた時、既に濡れていたせいで何か音がした。
こう、アレだ。ニュチュッとかそういう類の音な。ホントに聞こえるもんなんだな……。



68 :名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 04:05:15 ID:mzQB4ZWu

「本番の時みたいに出し入れした方がいいのか、こういう時って」
「あぅ……ぁ、ぁ……んっ……!」
「ゆっくりがいい? それとも激しくした方がいい? なぁ、令子」

濡れまくってるおかげでスルスル入る。
爪は切ってあるから多少激しくしても膣は大丈夫だろ、多分。
令子は喘いでるだけで何の文句も言ってこないし、もっと指動かす速度早くしてみてもいいかな。

「あっ、あっ、ぁぁ……ぁああぁっ!」

速度を早くすると令子の喘ぎも大きくなった。
背中に廻された令子の爪が浴衣越しに俺の肉に食い込む。
この女、初めてヤった時もこうやって爪立てたよな……猛獣かよ。

「? れーこ、何か締まってきたけど……続けていいのか?」
「うぁ……んぅ……あぁ……あっ……ぁぁああぁぁぁぁあああっ!!!」

令子の膣がビクッと痙攣する振動が俺の指を通して腕にまで伝わってきた。
それに令子のこの喘ぎ、さっきよりもでかい。静かにしなきゃ他の部屋にまで聞こえるだろうがよ。
……みたいなことを俺が考えていた矢先、物凄い勢いで何かが俺の手や布団に飛び散ってきた。

「……うわ」
「はぁっ……んっ……んはぁ……ぁぁ……!」

どうやらちょっとヤリ過ぎて、軽く令子がイっちまったらしい。
潮吹きは10秒近くも続いただろうか……気が付けば、令子の浴衣も布団も令子の愛液塗れになっていた。
俺の手も、言うまでもなくベタベタ。

「あーぁ……ダメじゃん、令子」
「だって、だって、亮が……!」
「初めて俺とした時は『ベッドに精液零して汚すな』って言ってたクセに」
「だって……亮が、止めてくれなかったら……私……」

プライドの高い令子オネーサンは俺に潮吹きを見られたのが相当ショックだったらしい。
それにここまで汚しちまった以上、旅館の人が布団を片付ける時に間違いなくバレるだろう。
そりゃ若い男と女が一緒に止まればそういうことがあるのは、あっちでも想定の範囲内だろうけどな。
でも令子にとっちゃ、死活問題なワケで。しかもここの常連っぽいし。

「言い訳はいいから、綺麗に舐めろ」
「で、でも……」
「ほら」
「わ、分かったわよ……ぁむ……んっ」

令子に愛液塗れにされた手を突き出して舐めさせてみる。
しつこいかもしれねぇが、いつものパイのロールしてる時の令子じゃ絶対にしちゃくれねーだろう。
でもお前が出したもんなんだから、お前が処理すんのは道理だと思うぜ。

「これで、いい、かしら……?」
「ん。でも派手に撒き散らしたな」
「……ごめんなさい」
「恥ずかしけりゃ黙ってりゃいいんだよ。あっちだって何も言ってきやしねーんだから」
「……そうかしら。亮は……恥ずかしくない?」
「堂々とヤりました、って顔しろってことでもねぇけど……俺達、別に悪いことしてるワケじゃ……ねぇし」

計算高い令子にしては珍しい失敗だろうけど、俺的にはそういう令子もありだと思う。
2人で一緒に居るときくらいは違う顔を見せてくれたってバチは当たらないだろ。
むしろ令子がパイの時と違って今夜はすげぇ素直なのに驚きだ。や、これはこれでイイんだが。

127 :名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 05:11:23 ID:m4GQn9SP

小さい頃の俺は踏み切りが好きだった。
あの踏み切りだ。黄色と黒のストライプが配色されてて電車が来るとカンカンカンって鳴る、アレ。
理由なんてもう覚えちゃいない。
電車が来る度に警笛鳴らす、ってのが小さい自分には相当クールに見えたんだろう。
まだ親父が仕事に忙しくなかった頃、よく「踏み切りの絵を描いて」と頼んだもんだ。
何でだろうな……急にそんなコト思い出した。

「なぁ、令子」
「……なに?」
「俺のこと好きか」
「な、何よ……今頃になって」

そりゃそうだ。
でもよく考えたら俺まだコイツの口からその手の言葉聞いてねぇし。
肉体関係だけってのもアリかもしれないけど、やっぱ令子本人の口から
聞いておかねーと俺だって少し自信が失くなるっつーか、不安になるっつーか……。

「れーこだって、嫌いな男に抱かれたくねーだろうがよ」
「それはそうだけど……」
「気まぐれでここまでする女って、そう居ねーぞ。
 俺的にゃ令子の気持ち聞いてから抱きたいんだが……その辺どうなんだ」 
「……人を裸に剥く前に言いなさい、そう言うコトは」

だって誘ったのお前じゃん。
わざわざ神奈川まで連れて来たのも、旅館の予約2人分とってたのも、全部令子だし。
今頃になって恥らわれてもこっちの調子が狂うだけだっての。
何かこう、いつものパイの時みたいに軽口叩ける雰囲気じゃねぇし。
いつもなら取っ付き難い性格してるクセに……ヤる時は結構素直だしな、令子。

「きっ、嫌いだったら……わざわざ会ってあげたりなんか、しない」
「つまり?」
「……貴方が好き」

……やばい。
今までオバサンオバサン連発してたせいで全然気づかなかった。
25歳っつたらあれだろ、あと5年で三十路だろうがよ。
それなのに、それなのに……今俺、令子見てて……可愛いとか思っちまった気がする。
俺だって年上は嫌いじゃない(志乃だって2つ年上だったし)。
でも7歳差はちょっとなぁって思ってたんだよな、最近まで。
仮に俺が80まで生きるとして、令子が87だろ? 
どう考えても先にポックリ逝くのは令子です、本当にありがとうございました。

「今頃になって怖気づいた?」
「誰がだよ」
「老後の面倒まで見てくれ、何て誰も思っちゃいないわ。
 それ以前にまだ付き合いだして一ヶ月も経ってないのに……早計すぎね。だから早漏なのよ」
「そーろうはカンケーねーだろ……」
「逆に貴方に質問するわ。亮は……私のこと、好きなの?」

最初は大っ嫌いだったってのが本音。
いちいち威張るわ、説教するわ、ブツわ、ヒステリー起こすわ、ガキ扱いするわ……。
何でこんな女好きになったんだろ、俺。探せばイイ女、他にもいっぱい居るだろうに。
……違うな、最初から分かってたんだ。俺が令子に惹かれる理由。
俺と玲子は似てるから……だから、コイツが普段見せない部分、深い所まで見たくなった。
最初はただの好奇心。メールから始まって、リアルで会うようになって、それで……ここで言うべきことは一つだろ?

「好きだ。悪いか?」



128 :名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 05:12:05 ID:m4GQn9SP

風呂上がりからまだ2時間弱、別の意味で火照ってる令子の肌の触り心地は最高だ。
浴衣を肌蹴させてほぼ全裸に近い状態にさせてるのは俺。
ビンタの一発や二発飛んできてもおかしくないはずのシチュなのに、令子は無抵抗。
今、そんな状態で今頃になって互いの愛を確かめ合う俺らって、スゲー間が抜けてると思わね?
でも俺らの場合、根が素直じゃねー部分があるから……聞くの遅くなっちまうんだよ、どうしても。

「悪くは……ないけど。貴方、本気なの?」
「れーここそ、高校生を誑し込んでんのが周囲にバレたらやばいだろ」
「……私の生き方だもの。誰が何と言おうと関係ない」
「へぇ……」

婚期逃さないためだと思ってたけど令子は令子なりにマジだったらしい。
なら、もうちょいゲームでもそれなりに態度で示せよ、だから気づくの遅くなったんだぞ。
ツンデレってのもデレ期逃すとただのツン女だからな。

「ハセヲ……いえ、亮からは……私が嫌な大人に見えたでしょう?」
「まーな。アンタがエンダーだった頃から」
「そう? でもね。貴方と居る時間が増えてから……亮が頑張ってる姿を見る度に―――――」
「……」
「志乃さんやお嬢さんが……羨ましかったわ」

そう言いながら令子は俺を抱き寄せてくる。
まるで今はもう、自分のものだとでも誇示する様に。
ある種の執着性に近いのかもしれねぇ……或いは、ただの女の嫉妬とか。
感情を普段表に出さない奴程、頭ン中で何考えてんのか分かんねぇって言うしな。
そこが俺と令子の似てそうで似てないトコか……俺は感情をモロに出すタイプだし。

「っ……亮……当たってる……」
「勃ったんだよ、令子が可愛いから」

まぁ、ホントは胸吸ってたあたりから勃ってたんだけど。
久々に血液が集まったせいか、何か痛みすら感じる。
令子とヤってから何週間かぶりだから……結構抜いてないな、頃合的には丁度良かったかも。

「……エロガキ」
「令子には言われたくねーっつの」
「だってっ……あっ……ぁん……っ……!」

胸を掴んでいた手の力を増してもっと強めに揉んでやると、令子が大人しくなるのを俺は知っている。
さっき一度イってるし、令子の方はもう準備万全だろう。
俺もこのまま挿れてもいいけど、何かそれじゃ最初にヤった時と同じで面白くない。
折角令子も乗り気で素直になってるし、もっとコイツを困らせてやりたい……そんな考えばかりが浮かぶ。

「令子、四つん這い」
「えっ……」
「今日はバックでやってみてーの。ダメか?」
「は……しぃ……わ……」
「あん?」
「は、恥ずかしい……」

バックからされるのは恥ずいときた。さっきは潮吹き見せてんのにか。
まー確かにバックだと令子の喘ぐ顔とか揺れる胸とか見れないよな。
でもさっき見れたし今回はバックでヤりたいの、俺は。やったことないし。

「でも……亮がそんなにしてみたいなら……や、やってあげなくも……」
「ん。じゃ、尻向けろ」



129 :名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 05:13:09 ID:m4GQn9SP

令子はバックを背徳的な行為か何かだと思ってるらしく、
やらせてくれるとは言ったものの普段の自信は何処かに失せて恐々……って感じだった。
この体勢だとケツの穴まで見えるし……令子にとっちゃプライドとか羞恥心とかも邪魔してるんだろう。
でもこの尻の触り心地は胸や腹に負けてないと思う。
そーいや手塚治虫のブラックジャックでも尻の肉を顔に移植してたよなぁ……納得した。

「じ、じろじろ見ないでよ……」
「れーこって身体のライン、綺麗だな」
「こんな時にそんなコト言われても……嬉しくない」

この期に及んで令子はまだバック体勢に不満があるっぽい。
やっぱ屈辱的なんだろうな、この格好。終わった後で何か文句言ってくるのは間違いねぇ。
身体を支えるために腰の辺りを掴んだ時、令子が少し震えて最後の抵抗をしてくる。
でも呆気なく終了。尻の穴と間違えない様に、
俺はゆっくり剥き出しにした自身を令子の膣に推し進めて行く。
令子の方は令子の方で、恥ずいとか言ってたクセにもう何か期待してんのか布団に愛液ポタポタ垂らしてるし。
これをネタにからかっても良かったけど……それよりも早くバックでヤってみたいって欲求が今回は勝った。

「体勢崩さねぇように腕に力入れろ。んで腰の力だけ抜け」
「そんなコト言われても……いっ……はぁ……っ、ぅ……!」
「さっき1回イったから……この前と違って、結構っ……簡単に入ったな……」

淫水が垂れ流されてるおかげかこの前よりはスムーズに膣内に収まった気がする。
膣に入れる前にも尻やクリに擦り付けてみたけど、やっぱ中で擦るのが一番気持ちいい。
さっきの温泉程じゃないが、それでも令子の膣の温かさだけですぐにもイキそうに……っと、やばい。
ここでイったらまた令子に早漏呼ばわりされちまう。
初めて令子とヤった時は……俺も初めてだったし……タイミングを間違えたと言うか……
つまり何が言いたいかって俺は早漏じゃねぇってコト。

「やっぱ令子の中……初めてヤった時も思ったけど……すげぇ締め付けてくる……!」
「あっ、はぁっ……んっ、ぁっ、あっ……!」

腰を掴みながら令子の膣内の往復を繰り返す毎に、どんどん締まりが良くなってくる。
それにこの喘ぎ声ったら、もうちょい抑えねーと周りの部屋に聞こえるんじゃねぇかって位にでかい。
垂れ流される淫水も全く衰えてねーっぽいし……令子、ニンフォマニアか?
82年前に愛人のアレ切り落とした阿部定だかって女も確かそうだったよな……。

「ん―――あ、あ、あ、あっ! りょう、おっき……なかっ、あつ……ぃぃ……!」
「れーこ……っ!」

ここで優しい言葉かけてやるのが普通なんだろう。
でも無理、気の利いたセリフなんか浮かびやしない。
出ても何か呻き声みたいなしょーもない言葉に決まってる。
言葉よりも態度で示した方が、多分令子だって納得するかもしれねーしな。

「もうちょい、速く、動くから……」
「えっ!? はぅ、ん……あぁっ、んんっ……りょ……りょぉ……!」

まだ挿れて5分も経ってねぇってのに
令子はもう布団を握り締めて耐えるのに必死みたいだった。
責めて痛いのか気持ちいいのかどっちか分かれば俺もやりやすいんだけどな……。

「れーこ……何か言ってくれねぇと……俺、加減……できねんだけど……」
「気持ち……いぃっ……はぁぁ……っ、恥ずかしいけど……声、がま……出来なぃくらぃ……っ!」



130 :名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 05:13:55 ID:m4GQn9SP

自分でも昂ぶりが最高潮に近いのが痛いくらい自覚できてる。
令子の膣内に静めた自身を出し入れして、速く挿れたり遅く挿れたり、角度を変えてみたり。
いつまでも令子に四つん這いの格好をさせるのも可哀想だし、身体を捻らせて元の体位に結局は戻してやった。
令子が垂れ流した淫水が布団に四散して染みを作り、それが益々令子自身の羞恥心を高めて行って……。
こんなの私じゃないと言わんばかりに目を背けようとするんで、
逃がさないように太腿を手で押さえて逃がさないように固定してやる……相変わらず淫水は垂れ流されたまま。

「俺が栓してるのに……こんなにいっぱい出して……れーこって、やっぱ淫乱じゃん」
「違ぅ……私、淫乱なんかじゃ……!」
「大人が言い訳しちゃダメだろ? 今年で幾つだ、お前」
「うっ、はぁっ! んっ、んっ、あぁぁぁああぁっ……!」

太腿を押さえつけたまま、令子の膣に何度も叩きつける。
奥の方まで挿れて子宮口の辺りに触れると、特に令子の喚声がでかい。
でかいから周りの部屋に聞こえそうになる、だからその度に俺は令子の口をキスで塞ぐ。
傍から見りゃ俺が完全に悪者だな。嫌がる令子に無理矢理、みたいな(でも一応合意の上だ)。

「俺のこと、何でも知ってるんだっけな?
 調べてたんだろ、俺がG.U.に入る前から……おっと、俺が旅団に入った頃からだっけか?」
「だって、っぁ、んぅ、それ、は……しご、とで……ぇぐっ、ん、ぁああ……!」
「俺の携帯に初めて電話かける時はどんな気分だった?
 ドライブに誘う時は? 食事をする時は? 関係持とうって思った時は?」
「やだ……そんな……いじわる……言わないで……!」

意地悪どころか全部本当のことだろうが。
最初の頃にメールで言ったよな? フェアじゃねぇって。
別にあの頃は令子と対等の立場に立とうなんて思っちゃいなかったし、
そっちが俺を利用すんなら俺だってお前らを利用しようって思ってた位だからな。
……でも、今は違う。俺はただ、もっと令子の素直なとこ、見たい。それだけ。

「れーこは淫乱。俺の咥え込んでこんなに悦んで……よくそれで人をガキ呼ばわりできたな」
「ごめ……なさ……わたっ……そんな……つもり、なかった……!」

うわ、今の俺って最低だな。
女泣かすのって気分は良い反面、メチャクチャ胸糞悪ぃ。
令子みたいな美人泣かすなら尚更だな……CC社に少なからずいるだろう令子のファンから殺されかねねぇ。
てか令子って言葉攻めに弱かったのか……泣いてるし。

「れーこの素直な気持ち、聞きたい……聞かせて……くっ、ぁ……くれよ」
「わたしっ……ふぁ、っぅ、あぁ……! わたし、りょ……っぁ、ぁぁああっ!」
「聞こえ、ねぇよ……っ!」

俺もそろそろ限界に近い。
令子から早漏と呼ばれないよう、自分でも最大限我慢したつもりだ。
コンドームなんてそんなハイカラなもんは最初から付けちゃいない、生だ。
中で出せば最悪の場合……とか、そんな先のコトとか考えてる余裕すらない。
俺に突かれてる令子に至っちゃ言葉攻めのせいで半狂乱っぽくなって泣き止まねぇし……。

「言わなきゃ、出してやんねーぞ……!」
「す、き……好きぃ! 好きなのぉ、亮がぁ! こんなに、なっちゃうくら……ぁう、ひぅっ……!!」 
「(やべ、マジで可愛い……っ!)」

もうその言葉だけで射精確定。
胸がカーッと熱くなって、令子の太腿を押さえる力が更に増す。
腰の動きを止めて、初めて令子も腰を動かしていたことに気づくが、それでも構わずに押さえつけた。
あとはもう楽なもんだ。膣に、溜めまくったのをブチ撒ける。単純な様で、すげぇ長い道のり……。



131 :名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 05:15:15 ID:m4GQn9SP

「はぁ、んっ、あぁぁ……! 
 あっ、ん、ん、ぁあぁああぁっ、はぁっ、ぁぅぅう、あぁぁぁ……!!!」
「ぁ、くっ……ぁ……ぁ……ぎっ!」

思わず歯をギリッと噛み締めた。それ程までに猛烈な快感。
令子の膣に精液が注がれて行くのが、自身が脈打って内壁にブチ撒ける動作が、全部伝わる。
俺が射精してる間、令子は喘ぎながら身体を仰け反らせたり俺に抱きついて息を荒げたり……。
この興奮は、しばらく収まりそうにない。

「熱いの……すごいの……すごく、出てる……亮の、精子、いっぱい……!」
「あぁ……初めての時みたく……全部出した……」
「あの……私……良かった、かしら……? あまり経験なくて……その、興味もなかったし……」
「ん……足腰立たねぇくらい……良かった」

安全日でもないのに膣内射精したことをあとで咎められるだろうか。
でも令子は拒否しなかったし、自分で腰動かしてた……出来ても令子にだって責任あるよな?
それに令子、やっと言葉攻めから解放されたのは良いけど激しくヤりすぎたせいか
やや放心状態……息も絶え絶えで、いつものパイのロールをしている時のような強気な態度は微塵も感じない。
いつもデキる女をロールしてる半面、精神的にはどっかに依存心みたいなのがあるんだろーなぁ。
だから年下の俺なんかを頼ってくる。……可愛いし、嬉しいから良いけど。

「また……汚しちゃった……わね……」
「あ、あぁ……そだな」

初めて令子とエッチした時、令子はベッドのシーツを汚すことを嫌っていた。
でも結果的に俺の精液やら令子の愛液やらで台無し、結局燃えるゴミの日に捨てた。
そして今回、またもや同じ失敗を繰り返す俺達。ただし俺じゃなく令子の比が大きい。
俺は最後の一滴まで令子の中に注いだ……繋がってる途中で毀れたのもあるだろうけど、微々たるもんだ。
でも令子は1回目の潮吹きに加えて、バックでヤった時にも旅館の布団を汚してしまっている。
しかもこんな夜中にあんな大声で喘ぎ声を……もうここには2度と来れないんじゃないだろうか。

「今日は……繋がったまま……いい?」
「い、いいけど……」
「亮……」

他人にも自分にも厳しい令子がここまで甘えてくるなんてこと、今まであったか?
しかもこのまま、抜かずに繋がったままで居たいそうで……有り得ねぇだろ。
俺の知ってるパイと佐伯令子は同一人物であって同一人物で無い、ってワケだ。
女ってのは怖いね。その場その場で着ける仮面が違うんだからよ。

「これじゃ……私、車……運転できないわ……」
「え……」
「誰かさんのせいで……腰、立たないもの……」

繋がったまま布団に倒れこんだ俺と令子。
令子は臍の下辺りを摩りながら満足そうに小さく笑って、俺の胸に頭を置く。
眉間にシワ寄せてメガネ光らせるパイ姉さんとこの姉ちゃんが同一人物……やべ、俺が混乱してきた。

「酷い男……優しい言葉かけるどころか、あんなこと言って私を泣かせて……」
「あれは……ごめん、調子に乗ってた」
「……でもいいわ。良かったから……チャラにしてあげる。早漏も治ったみたいだし……ね」
「だから、俺は早漏じゃねぇっつの……」

前言撤回。
人の痛いとこは必ず突いてくるこの性格、やっぱパイと同じだ。
まぁでも……令子の気持ちも確認できたし、良しとしておきたい。
旅館の人への言い訳は…………大人を代表して令子にさせるっきゃねぇな。
なぁ、頼むぞ令子……令子? 寝てやがる……朝までに何か上手い言い訳考えとくか……。
最終更新:2007年11月25日 09:46