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亮志乃

606 :亮志乃:2007/01/22(月) 07:01:18 ID:DAnhRKih
お初です。投下していきます。


誰に向けたわけでもなく「天気予報は…晴れ、だったよな?」と呟きながら、走る。
しかしその呟いた声は強い雨音にかき消される。

突然訪れた雨に、久しぶりのデートは台無しになってしまった。
(―デートと言うより散歩、と言った方が的確かもしれない。他愛の無い話をしながら、川沿いをぶらぶらと歩くそんな時間。)
小走りで亮の家に着いたときには、二人ともびしょ濡れだった。
はぁ、と一息つき志乃が呟く。「亮、くちびる青いよ?」
そう言い微笑む彼女の口も青く、寒さからか小刻みに震えていた。
「ン…?」かじかむ手でうまく鍵穴に鍵を入れられない亮は、どこか上の空で答える。
雨は止む気配が無い。季節は冬、濡れた身体に冷たい風が堪える。

少しの沈黙の後―ようやく鍵を開けられて心に余裕の出来た亮は、ドアを開けまるで執事のような仕草で「どうぞw」とおどけて見せた。
まるで亮らしくない行動ではあったが、先ほどの空返事のことを気にしているかのようであったので
志乃はくすりと微笑み「有難う、王子様。」とのってみせた。

―いつものことながら亮の家には誰もおらず、生活の香りの無いそれは、外と同じような静けさと寒さだった。
志乃はそんな冷たい(…悲しい、と言うべきだろうか?)亮の家が好きではなかった。
いつだったか、「気楽でいいぜw」と亮は言っていたけれど、家庭の温かさを知っている志乃は黙って微笑むしかできなかった。

今度は濡れて解けない靴紐と格闘していた亮は、そんな志乃に気付きどうしたのかと首を傾げれば、
志乃は亮を見、ぽつりと呟いた。
「ううん、なんでもない。ごめんね、ぼーっとしちゃった。」

それが寒さのせいであると勘違いした亮は、靴を投げ捨て早足で風呂場へと赴き湯を張り始る。
投げ捨てられた靴をきちんと揃え、自身の靴と並んだ様を見て志乃は少し幸せな気分になった。
「亮、一緒に入らない?お風呂。」


607 :亮志乃2:2007/01/22(月) 07:07:07 ID:DAnhRKih
―寒そうにしていた志乃を見て、無心で風呂場へ出向いた亮は、湯を張りながら一つの疑問とぶつかっていた。
「風呂は…誰が入るんだ?いや、誰がって、俺らだけど…」

亮と志乃は何度か肌を重ねた仲ではあったが、一緒に風呂に入る程くだけた関係でもない。
セックスの時の亮はAVで仕入れた知識を嵌め込めるようなぎこちなさであったし、
志乃が嫌がるかもしれないと思い、行為中はいつも電気は点けないでいた。
明るい場所で志乃の裸体を見たことが、まだないのだ。

自身も凍えて震えが止まらないが、下心があると思われるのもイヤで。
(―下心はもちろん、あるのだけれども)
「志乃、先に入れよ」と言おうとしたときであった。

「亮、一緒に入らない?お風呂。」

予想だにしていなかった志乃からの提案に「へあ?」とえらく素っ頓狂な声を出してしまい、慌てて口を閉じる。
しかしその努力むなしく。志乃はくすくすと笑いながら、素っ頓狂な声の主の居る風呂場へ入ってきた。
「亮、ふふ、なに今の返事。OKだかNOだかわからないよ。」
笑いが堪えきれないといった様子で亮に話しかける。
亮はといえばバツが悪く不貞腐れた表情で頭を掻き、先ほどの志乃の問いへの返答に頭を悩ませていた。
いや、答えはYESなのだが。寧ろYESを望んでいたのだが。
一瞬の沈黙。そして「あ、あぁ…。」という何とも情けない返事に至った。
期待や不安…というより状況すら掴めていない頭から
気の利いた台詞を繰り出すことなどできなかった。


608 :亮志乃3:2007/01/22(月) 07:30:50 ID:DAnhRKih
「俺、タオルとか着替え…準備すっから…先、入ってろよ。」と亮が言えば、
「うん、ありがとう。」いつもと同じ笑顔で志乃は微笑む。

2階にある自室へ服を取りに行く最中、
何かを考えようとするものの、うまく思考しない。
頭が真っ白になるって、こういうことか…。
先ほどの志乃の笑顔を思い出し、フゥと息を吐き、気を落ち着かせた。

「志乃はいつも通りだったじゃねぇか…落ち着けよ俺!」

部屋を出て行こうとした際、ハンガーに目がとまる。
「そういや、志乃は濡れた服も乾かさなきゃなんねぇよな…。これも必要、か。」
志乃は褒めてくれるだろうか、なんて子供じみた事を考えながら、階段を駆け下りた。


636 :亮志乃4:2007/01/23(火) 19:47:49 ID:JGOBzxfg
続き投下していきます
亮志乃というより志乃亮といわんばかりのヘタレぶりですまんorz


脱衣所へ入ると、きちんと畳まれた服。そして奥の風呂場ではシャワーの音が聞こえていた。

皺になる前にハンガーにかけた方がいいだろうなと思うも
勝手に服に触ってはまずいか、と思い直し
「志乃、ハンガー持ってきたんだけど?」風呂場にいる志乃へ伺いを立てる。

少しの沈黙の後、がちゃりと風呂の扉が開いて不意に志乃が顔を出したものだから、
亮は一歩仰け反った。文字通り志乃は顔だけしか出していなかったのだが。
(―俺さっきから格好悪ィ…)

「気が利くね、ありがとう。借りていいかな。」と志乃が微笑めば
「お…俺がやるよ、かけるだけだし。あ、風呂のモン好きに使って?」と精一杯冷静に答えた。
「え、でも」と志乃が言いかけたが亮は気にせず志乃の服を広げ、パン、と皺を伸ばした。
その拍子に服の下にあった下着が落下し、またもや醜態を晒す結果になった。
(―し、死にてェ…)
そんな亮に志乃はくすりと笑ってありがとう、亮も早くおいで。と言い、扉を閉めた。

―見ないフリをしてくれたのだろうか。
ハンガーをドアの蝶番の部分へかけ、割れ物のような扱いで下着をそっと拾い元の場所へ置き。
これからの事よりも自分のヘタレ具合に、亮は頭が真っ白になるのだった

638 :亮志乃5:2007/01/23(火) 20:05:58 ID:JGOBzxfg
脳内で風呂場での行動をシミュレーションした亮は
(タオル巻いてった方がいいよな?)
(女の子は頭にタオル巻いて湯船につかるんじゃねえのか?)
という結論に至り、タオルを持って風呂場へ歩み寄る。

「志乃…入るぞ」
「ウン」

それなりに広い風呂場であるが、シャワーと湯船の湯気で霞がかっている。
「悪ィ、俺湯船に直行するわw」扉に背を向けシャワーを浴びる志乃の横へタオルを置き、
なるべく志乃を見ないように、見ないように湯船へ直行した。
それでも湯気に同化してしまうような白い背中に目がいってしまう。

(志乃、―すげェ綺麗。)

すっかり凍えた亮に身体には湯船の湯は熱く感じ、湯船の淵でちびちびと身体を慣らすうち
きゅ、とシャワーの蛇口を閉める音がした。
「タオルありがとう」

その声に振り向くと、タオルで胸や秘部は隠しているものの
腕や足はあらわな志乃が立っていた。
濡れた髪にいつもの笑顔。
それだけで、その光景だけで、もうどうにかなりそうだった。
「志乃…」


639 :亮志乃6:2007/01/23(火) 20:12:28 ID:JGOBzxfg
「志乃、一緒に入らねェ?」
湯船へ身体を沈めた亮は、「ほら」と両手を広げる。
それに答えようとした志乃は、片手で狭いスペースへ湯船へ入ろうとした所為でバランスを崩し
勢いよく亮に倒れこんでしまった。
「きゃ…!!」
「ぎゃあぁ…!!げほ!」不意の一撃にまたもや情けない声を出してしまう。
志乃の背中が胸へ直撃し、軽く咳き込んだ。

「りょ・亮…!大丈夫?ごめんね、痛かったね」と亮の顔を心配そうに覗き込めば
「なんてことねーよ」志乃の、まるで子供をあやす様な口調に亮は口を尖らす。

「それより志乃は大丈夫かよ…」
手を伸ばし痛いところはないか?と言おうと思ったが
差し出した手で志乃を後ろから抱きしめバスタブにもたれかかった。
「あったかいね。」
志乃は、俺の右肩にこつん、と頭を置いた。首からは柔らかい髪の感触。
両手いっぱいに志乃の身体を感じる。
それだけの行為でさえ、愛おしい気持ちで満たされていく。
抱きしめられて、安心したようにゆるゆると緩んでいくその横顔を覗き込む。
「まだ志乃、身体…冷たいな。」
そういい終わるや否や、志乃の唇を指で撫で。
少しだけ身体を起こし、舌を差し出して志乃の唇を舐めキスをする。
「…りょ……ン…ふ…」
志乃は何かを言いかけたが、歯を掠めて口内に辿り着いた亮の舌で塞がれた唇からは、もう吐息しか漏れなかった。


670 :亮志乃7:2007/01/25(木) 02:57:16 ID:2NHJiEZZ
乙です。続き投下してきます



鼻から漏れる志乃の甘い声に、亮は夢中になっていた。
「っふ…ン…」
亮の髪から滴り落ちる雫が、唾液が、志乃の頬を伝い湯船へと流れ落ちる。
ちゅくちゅくと唾液の交わる音がさらに気分を高め、
志乃の吐息を忙しいものに変えさせてもなお、その口内を貪った。

志乃を抱いていた手は、触るような程度で胸の突起を弾いたりつねる。
そうすればもどかしくなった志乃は、
潤んだ目で「りょ…もっと…っ、」と訴えるのだった。

「もっと…ナニ?どうして欲しい?」
志乃の求めるものがまるで気付かないといった調子で
耳をねっとりと舐め上げれば、
志乃の身体はびくりと震え、胸の突起は更に膨らみを増す。

「どうして欲しいの志乃…こう?」耳たぶを甘噛みしながら亮が乳首をきつくつねると
「ぅ…ん、そ…そこ ぁ…、あ!」唇を開放された志乃は
短い呼吸で喘ぎ亮の手に翻弄されていく。


671 :亮志乃8:2007/01/25(木) 03:06:59 ID:2NHJiEZZ
既に硬く立ち上がっている亮のモノが背中に当たっているのに気付いた志乃は
自身の左手を後ろへ回し、おねだりをするように亮のモノを撫でる。
「あ…っ、りょ…う…?」

それでも意地悪く耳や胸のみをせめる亮に耐えられなくなり
志乃は自らの手で自慰をしようと、ゆるゆると右手を自身の秘部へ向ける。が、
それに気付いた亮は志乃の秘部から右手を奪う。
「あン…ぁ、りょ…りょう…りょ、う…!」
もう我慢できないと言わんばかりに脚をこわばらせ、
涙目で亮を見つめながら、左手で亮のモノをしごきだす。

亮自身、直ぐにでも挿れたいほど欲望が育っていたが、
いつもと違った志乃の一面がもっと見ていたくて。
しごかれている自身の欲望を意識しないようにし、
先ほど奪った志乃の右手を口に咥えぺろぺろと舐めながら、
左手は志乃の太股を撫で、その中心へと触れる。さわさわと触れるだけで更に志乃を焦らす。

「志乃、挿れて欲しい?」

志乃は恥ずかしい所為か唇を軽く噛み上目遣いで亮を見つめる。
そんな志乃のだらしなく垂らした唾液を舐め取り「―可愛い、志乃。」と呟けば
志乃は「亮の、欲しい…よ…ぅ」と甘く余裕のない声で亮のモノを懇願するのだった。


679 :亮志乃9:2007/01/25(木) 17:03:56 ID:2NHJiEZZ
ちょ 悪ノリ好きだから反応したくなったw>>675
自演厨ですんませんが続き投下してきますw




湯船で行為に及ぶのもよさそうではあったが身体はすっかり火照っていたので
「志乃、立てるか?」と志乃の腕を取り湯船を出るよう促すと、
すっかり欲情した志乃は亮の言うがままに湯船から出、亮の唇にキスをし
早く、といわんばかりの顔で見つめる。

(ヤバイ―もっと苛めたくなっちまう…)

「膝で立って志乃…」亮は腰を下ろし太股で挟むような形で、
膝立ちの志乃を包んだ。
ベッドへ行こうと思っていたが、もうこのまま風呂場でぐちゃぐちゃにしてやろうと。
膝で立てなくなるまで感じさせてやろうと、
胸の突起を舌で吸うように強く舐めあげ、片手では余ったほうの乳房を、
もう片手は秘部を、先ほどとは違い強く刺激する。
「は…っ、あ…ン、…あっ、あ!」
「ここ…?志乃、ココがいいの?」と志乃の秘部の小さな突起を弾きつねれば、
「ひ、ぁ…っ!!!!」志乃はもうがくがくと震え亮の肩へ手をつき
ぽろぽろと涙をこぼし言葉にならない喘ぎ声が風呂場へ響く。

ひざ立ちの志乃を抱きしめるようにキスする自分たちの姿が鏡に映るのが見え
その姿に更に興奮する。
(ヤベェ、志乃スッゲー気持ちよさそーで…可愛い)


680 :亮志乃10:2007/01/25(木) 17:06:33 ID:2NHJiEZZ
更に刺激を強めてやると、
もう快感で立てなくなった志乃はがくりと腰を落とし、倒れこんできた。
「だめだろ、座っちゃ…」と言いながらも、刺激の手を緩めない。
志乃はもう限界そうだった。胸で呼吸をし、だらしなく口から唾液を落とす。

「どうしてほしいの?」言えるよな?といった口調で志乃へ伺いをたてれば
「りょ…のが、欲し…っ、よ…」と、志乃はたどたどしく呟いた。
その言葉に満足した亮は志乃の髪を撫でキスをする。

風呂場の床は固い。此処に志乃を寝かせるのは悪い気がして、
キスをしながら、志乃を抱きしめゆっくりと、自分が下になるように倒れこんだ。
そうして口を離し、糸を引いた唾液を舌で舐めとりながら
「志乃、志乃が挿れて?」と少し悪戯な笑みを浮かべ低く囁けば
志乃はぴくりと身体を震わせ、顔を赤らめ亮を見つめる。

普段お姉さん的立場に居るから気付かなかったが
志乃は、このテの言葉に敏感な気がする。

亮は、まるで女のように志乃の首に手を回し軽くキスをし
自身の固くなったものを、煽るように志乃の脚にこすりつけ
「志乃、なに今の返事。OKだかNOだかわかんねーよ…」と、
先ほど志乃に言われた言葉を真似て意地悪く笑った。

681 :亮志乃11:2007/01/25(木) 17:08:55 ID:2NHJiEZZ
その時の志乃の困ったような嬉しいような表情がまた堪らなかった。
そんな志乃を更にあおり、どうしたいの?と頬を撫でれば
志乃は、亮のモノに手を伸ばすのだった。

すっかり濡れた志乃のそれは、亮のモノを受け入れるには充分ではあったのだが
自分で挿れたことがなかった志乃は、なるべく亮に秘部が見えないように脚を閉じ、
何度か挿れようとするがうまくいかない。
もどかしさや恥ずかしさで、顔を背ける志乃が可愛くて。

「ほら、志乃…ちゃんと脚ひらかねーと…」と脚を開いてやれば、
亮のモノはずぶずぶと志乃の中へ入った。
「…ッ!志乃…志乃!」あたたかく締め付ける志乃のそれに、亮は思わず声を出す。
「あ ぁああっ ああ…ん!」
やっと亮のモノを受け入れられた志乃は快感に背中を震わせ自ら腰を振りはじめる。
「く…志乃…ッ すげえ気持ちいい…!」
最終更新:2007年11月25日 10:53