アットウィキロゴ

亮×令子2 後日談

132 :名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 05:16:17 ID:m4GQn9SP

後日談。


『□□□□――――――――――――――!!!!』


「来るわよ……気をつけなさいっ!」
「へっ!」

俺とパイのG.U.としての仕事は続く。
既にG.U.を脱退したはずの俺がどうしてもまた戻ってきたかって?
もう憑神が存在しない今、残滓とは言え悪意としてこの世界に残留するAIDAを駆除するためには――――――。

「てめぇは消えろッ!!!」
『□□、□□□□□……□□□――――――――――――――――――!!!!』

最初はミジンコみたいなカタチだった。
それが蜘蛛やら魚やら……AIDAってのは地球の生物が46億年かけて辿った進化を
わずか1年足らずのうちに再現しちまう、その進化のスピードに追いつくのは至難。
俺を除いてな。

「データドレイン完了、これでこのエリアのAIDA反応は完全に消えたな」
「Xthフォームの動き……更に磨きがかかってきたわね、ハセヲ」
「なってられる時間は、昔に比べてどんどん短くなってるけどな……」

CC社にとって、もう憑神を持たない俺達は無用の存在。
なのに何故かアカウントを停止されることもなければ、PCデータを消去されるということもない。
奴らも知ってるんだ、AIDAに対抗できるのは俺達しかいないことを。
ったく、他力本願な連中ばっかだな。

「そう言えば……知ってるかしら? 公式BBSの噂」
「いや。最近見てねーし」 
「1年前、意識不明者が一斉に意識を取り戻したのは、
 ひょっとしたら8年前の事件と同じように、ドットハッカーズが解決してくれたんじゃないか、って」
「くだらねーな」
「そしてドットハッカーズ、即ち勇者のパーティの新しいリーダーは……
 カナードのギルドマスターにして竜賢宮の宮皇、ハセヲなんじゃないか、とね」

何処からそんな情報が漏れるんだか……一応、関わった奴には全員口止めしたはずなんだが。
火の無いところに何とか、って言うからな……エンセフェロンかヌァザあたりが怪しいと見た。

「あの戦い……貴方がいなければ私達は負けていたわ。誇っていいのよ、ハセヲ」
「興味ねぇ。俺は……アレだ。パイと一緒に仕事やれりゃ……それでいい、つぅか……」
「あら、そう? たまには気の利いたセリフ、言えるようになったじゃないの」
「おかげさまでな」

パイの時は相変わらずこんな感じだけど……令子の時はかなり素直になるんだぞ、コイツ。

「私は先に失礼するわ……車で拾うから、いつもの場所で待ってて頂戴ね、亮」
「あぁ。お疲れ、令子」

戦いはこれからも続くだろうよ。何せ連中、ガン細胞みたいにすぐ再生しやがる。
俺の中のモルガナ因子が枯渇するのが先か、AIDAが完全にこの世界から消滅するのが先か……。
まぁ……でも。俺の隣りにゃ頼もしいパートナー様が居てくれるし、やれるとこまでやってみるさ。


今はまだ、旅の途中。                                       【 令子ルート:Normal End 】
最終更新:2007年11月25日 09:48