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ハセヲ×アスタ

44 : ◆PzDeastE6E :2006/08/02(水) 00:16:48 ID:K46iF4HJ
「ありがと――」
 風切り音を立て、首筋へと宛がわれるIyotenの剣。
 あまりに突然の殺意に、混乱し言葉が出なくなった。
 喉の奥で引っ掛かっているそれを、何とか表に出そうとする。
「な、に……?」
 言葉が出たはいいが、これはあまりに間抜けだとハセヲ自身も思った。
 後々考えればこの時点で有無を言わさず逃げればよかったのだ。
「宝箱は君の獲物」
「拙らの獲物は、キ・ミ☆」
「逃げ惑う子羊を一瞬で消す――なんて快感なんだろう」
 そう、彼等二人はつまり初心者を狩るのを目的としていたのだ。
 それもそれなりに信頼という感情を向けられてからだ。
「お前みたいなバーカは……このゲームやる資格、ないんだよ!」
 剣というにはあまりに無骨な得物で、ハセヲの頬を叩く。
 恐怖を煽って楽しんでいるというのはすぐに理解出来た。
「おいおい、今回は拙にさせてくれると約束したであろう? それにどちらにしても男キャラだし、拙にしか出来ないでござるよ」
「違いねぇ。男とヤるのは御免だ。じゃ、パッチ当てとくからせいぜい楽しんでくれ」
 そう言うとIyotenは獣神殿の入り口の方へと歩いて行ってしまった。


45 : ◆PzDeastE6E :2006/08/02(水) 00:19:09 ID:K46iF4HJ
 一人しか居ないなら走れば逃げられる――と思い、恐怖に任せて逃げようとするがすぐにアスタの機械の大剣が振り下ろされる。
 大剣は足元の床に刺さり、あまりの迫力に驚いてコントローラーを落としてしまった。
 その拍子にゲーム内のハセヲも転び、慌てて拾い直して立てはしないもののすぐに向き直る。
 眼前には不敵な笑みを浮かべたアスタがゆったりと歩いてきていた。
 そしてかなり遠くから、歩いていった当人から声がかけられた。
「逃げようなんて思ったら、遠慮なく叩っ斬るからな」
 逃げ場は、ない。だが、もっと不可思議な現象を目の当たりにする。
 突然マップがノイズで歪んだかと思えば、即元に戻った。
 しかし、その現象の後からすぐ妙な感覚が身を包んだのだ。
「……なに、これ」
「フフ、キミは知らなくて当然でござるが――アングラで出回っているパッチを君のPCに当てたのでござる。
 だ・か・ら」
 恐怖に引きつっているハセヲの顎を指でくいっと上げる。
 どことなくではあったが、この時既にアスタの声には艶がかかっていた。
「こういうこと、出来るわけ」
 無防備なハセヲに、アスタの唇が触れる。


46 : ◆PzDeastE6E :2006/08/02(水) 00:20:29 ID:K46iF4HJ
 触れているはずがないのに、明らかにコントローラを持つハセヲのプレイヤーにはその感触があった。
 顎を触られた時もそうだ。どこか優しい手つきで柔らかい指に触れられたような。
 混乱と困惑に支配されている中、舌までもがあっさりと侵入し口内を蹂躙していく。
 香水の匂いも微かにし始め、どんどん理性が奪い去られていく。
 暫くアスタになすがままされていたが、さすがに苦しくなったのかキスを中断する。
「んふ……理解、出来たであろう?」
 つまり、そのパッチとは現実の感覚とリンクさせる物なのだ。
 その証拠に、さっきまで極度の恐怖でカラカラだった舌は密かに潤っているし、
 聞こえなかった艶かしい吐息すらも感じとることが出来る。
「今からキミは、拙の玩具でござるよ?」
 自身の胸を覆っていた服を取り払い、ハセヲへと迫る。
 ハセヲの視線はどうしてもその小ぶりな乳房に注がれる。
 正式パッチでもないのに乳首も含めて妙にリアルに造形されているのだ。エロの一念恐るべし。
「……小さいと思ったのではなかろうな?」
「い、いや……あ……うん」
 アスタは少し怒った口調でハセヲの革のズボンを脱がせにかかる。
 口調は怒っているのだが、明らかに表情は楽しんでいる。
 一応殺されるかもしれない状況なのだから正直に言うのはどうかと、後から思った。
「そういう事言っといて、キミのも小さかったら怒るでござるよ?」
 一気にずるっと引き出したそれは、明らかにアスタのPCには――そしてアスタのプレイヤーにも許容範囲外の大きさであった。
「う、わ」
 その日本人としては規格外の大きさに、生唾をごくりと飲み込む音が耳に響く。
 あまりに予想外で、アスタ自身に躊躇いが見え始める。


47 : ◆PzDeastE6E :2006/08/02(水) 00:21:38 ID:K46iF4HJ
(つか、リアルの俺とほんとに同じ大きさかよ)
 どうやってそこまで作ってるんだかと疑問に思う前に、もう一つの大きな疑問。
 ハセヲ思ったことを素直に言葉にしてみた。
「怖いの?」
「な、何を言うか。拙にとってはこれくらいが……」
 明らかに怖がっている。自分の身体がこれを受け入れられるのかと。
 そしてその状況を理解したハセヲは、立場を逆転させられないかと画策し始めた。
「怖いんだったら……何とかするけど。女が痛がってるのとか、やだし」
「っ……」
 自分から迫っておいていざ行為となって戸惑っているのを見抜かれたのがよほど恥ずかしかったのか、
 耳まで真っ赤に染めて目を逸らした。
 一時無言の空間になったが、憂いを帯びた瞳で見つめ弱弱しく呟く。
「ほ、本当に……優しくできるのであろうな……?」
「大丈夫だから、任せて」
 今度は、無理矢理気味にされるものではなく。
「んむっ……んふぁ……」
 ハセヲもアスタも望んだキス。
 舌を差し込むのは先ほどと同じだが、ハセヲも同じくアスタの舌を求め絡めあう。
 同時に、まだ脱いではいないアスタのズボンの中に手を滑り込ませる。
 もう既に緊張からか汗が肌を這っており、すんなり秘所へと指が触れる。
「……毛、生えてないな」
 何処を触れても、それらしき感触がない。小陰唇の上部――クリトリスの上の何処にもだ。
 生えていたけど剃った、とかそういうわけでもなく単につるつるなのだ。
「そ、そういう事口に出して言わないでよ……」
 微妙に口調が変わったのに気付き、問う。声の質も若干ではあったが間違いなく変わった。


48 : ◆PzDeastE6E :2006/08/02(水) 00:24:49 ID:K46iF4HJ
「あれ……それが素なの?」
「ロールしてる方が……エッチも楽しいと思ったんだけどね。受身だと無理かも」
 雰囲気も一転した。先ほどまではやはりどこか威圧感があったのだが、今は本当に普通の娘と言った感じだ。
 ……とはいえ、いきなり人のキャラを襲うのを好む普通の娘というのもあまり想像がつかなかったが。
「もう濡れてんじゃん……結構やり慣れてる?」
「い、いや……多分、命の危機を感じたんだよ……うん」
 幾らなんでも性器を破壊してしまうほど大きいってことはないだろうと頭の中でツッコミを入れる。
 女性器は案外柔軟に出来ているものだ。実際、ハセヲのそれを受け入れたことのある女性は少なくない。
 それでも確かにこの幼児体型では厳しいものがあるのも事実。
 股を開かせ、その間に座り込む。
 人差し指と中指を膣壁へと引っ掛けて、擦り上げる。
「ちょっ、ぅあ……それ、いひぃん!!」
 言葉の途中で更に親指でクリトリスを愛撫すると、刺激が強すぎたのかアスタの声が上擦った。
 どうやら二箇所以上を一度に責められるのに弱いらしく、他の場所――乳房や乳首を同時でも同じような反応を示した。
 つんと鼻をつく性臭と、粘着質な愛液に触れハセヲの逸物も猛り始めていた。
「結構、敏感なんだ」
「う、うん……」
 ハセヲはこの言葉を聴いて、また別の理由があるんじゃないかと考えていた。
 恐らく彼女は受身のプレイの経験がほとんどないのだろう。
 こちらからどこかに触れる度、妙に慣れていないというか……初々しい反応が見られる。
 その反応を見るのを面白がっていると、むっとした表情で。
「なによぅ……」
「別に」
 こちらがその気になっていくと、どんどんしおらしくなっていく。
 まさにさっきまでのアスタとは別人だ。
「……うー」
 さっきの考えを訂正。彼女は多分、攻めのプレイ以外全くした事がないのだ。
 先ほどのように追い詰めて、乱暴に犯すやり方が自分に合っていると思っていたのだろう。
 ちょっとした事で準備が出来てしまう程過敏なのを自分で少し勘違いしていたらしい。


49 : ◆PzDeastE6E :2006/08/02(水) 00:26:38 ID:K46iF4HJ
「受身は合わない、とか?」
 ちょっと悩んだ後、アスタは横に首を振る。
「新鮮、かな」
「そりゃよかった」
 少し安心した後、取り敢えず色々試してみることにした。
 態勢を変え、ハセヲの座ってる上にアスタを乗せて後ろから手を回す。
 アスタは股間の下からハセヲの巨大な逸物が顔を出していて、怖いけど見たい――というような、好奇心に煽られていた。
 胸は感度はあまりよくなかった。元々全体的に感度がいいからか、それが分かりやすい。
 やはり大きさと感度は比例してしまうのだろうか?
 ハープを奏でるようにつうっと指を這わせる。
「ひゃぁっ!?」
 突然素っ頓狂な声をあげ、身体がびくんと硬直する。
 何処かと思えば、そこは――
「……へそ、か?」
 感度が高いとはいえ、いくらなんでも反応し過ぎだ。
 息も明らかにさっきより荒く、碧色の髪がさらりと揺れる。
 普段からへそを露出している服装のキャラメイクをしたのは、これが理由かもしれない。
 意識はしていなくとも、『何となく』理解していたりするのはままあることだ。
「うぁ……なに、これぇ……」
「よさそうだな」
「うん……もっと、してほしい……」
 しばらくその部分を重点的に指を這わせ、同時に脇や首筋を舐め上げる。
 身体中が汗でまみれ――顔も声も蕩けきっている。
 これ以上やると、多分そのままイってしまうだろう。
 それもいいかもしれないが、ハセヲ自身も先ほどから彼女の声を聴かされて我慢の限界に来ているのだ。
「わりぃ、ちょっと腰上げてくれ」
「ふぇ……?」
 惚けた声を上げて、少しだけ腰を上げる。
 その足は小刻みに震えていて、あまり長くその態勢を保っていられなかった。
 だからこそ、ハセヲの逸物が彼女の秘所の真下に来た時点で力が抜けて――
 ずるぅううううっ。
「うああああぁあっ!?」
「ぐ、うっ!」
『大洪水』と表現しても遜色ないほど濡れていたお陰で裂けたような感触はなかったものの。
 ハセヲもアスタもあまりに突然過ぎて、快感に対しての覚悟が出来ていなかった。
 率直に言えば、双方共に入って子宮口を突いた瞬間イってしまったのだ。


50 : ◆PzDeastE6E :2006/08/02(水) 00:27:46 ID:K46iF4HJ
「はーっ……はー……」
「ふー……っく……」
 お互い、息を整えるのに集中する。
 先にハセヲが回復し、まだ落ち着こうと必死になっているアスタの膣壁を抉る。
「はー……ひぐっ!! は、ハセヲ……それ、反則だよぉ……」
 涎が口の端から零れ落ちる。鮮やかな碧色の髪が、自分とハセヲの汗でべたつく。
 秘裂からはたった今出された精液がこぽりと音を立てて漏れ出している。
 更によく見れば彼女の目元からは微かに涙が溢れていた。
「ごめん。まずかった?」
「ううん……だいじょぶ。すっごく、キモチよかっただけだから」
 にっこりと無邪気に笑いかけてくる。
「そうやって笑われると、またヤりたくなんだけど」
 アスタの中へと潜り込んでいる逸物は、また少しずつ膨らみを取り戻して行く。
「もー……出したばっかなのになーに考えてんのよこのバカチンコはー……」
 手を伸ばし、自分の秘裂に差し込まれているモノの裏筋をつつーっと指で数度撫でる。
 ぐっ、とハセヲの何かを耐えるような声を聞き、嬉しそうに尋ねる。
「なーに、またイきそうなわけ?」
「お前のが良過ぎんだから仕方ないだろ……」
「嬉しいこと言ってくれるじゃないの」
 その言葉で本当に気をよくしたらしく、ぎゅうっと膣壁が逸物を握り締めるように包み込んできた。
 搾乳機のように最大効率でひたすら精液を搾取しようとするその動きに、
 ぼーっとしてると一方的にイかされるだろう事をハセヲはやっと理解する。
「ちょっ……うぁ……」
 下半身に力をいれて、狭い膣を掻き分けひたすらに子宮口をノックする。
 ただ、そうすることで刺激が強まるというところまでは考えが回らなかったらしかった。
 急激に排泄感が強まり、あっさりと中に二度目の精液を吐き出した。
 ちゅぽんという液体音を立てて萎んだ逸物が抜ける。
「へへ、ハセヲの負けー。全く、ハセヲともあろうものがこんな事ではダメではないか」
 途中から、アスタはまた元の喋り方に戻った。かえって妖艶に感じられるのはやはりPCメイクのギャップのせいだろうか。
「せめてもう一回は付き合ってくれぬか? 拙も満足したいでござるよ」


51 : ◆PzDeastE6E :2006/08/02(水) 00:29:38 ID:K46iF4HJ
 とは言われても、二連発後であっさり勃起するような絶倫というわけではない。
 既に疲れ果てているし、結構可愛いなぁとか思ったりしても残念ながら無理なのだ。
 で、あれば。
「あー……じゃあこれで我慢してくれ」
 回式、芥骨――!!
「ちょっ、まっ――」
 破壊的な程振動する双剣。そのうちの一本を遠慮なくハセヲは自分の逸物が入っていた場所に押し込んだ。
「うぁ……ぁっ、ぁぁ……あひっっ、ひぁぁぁっ! んっんんっぅ!」
 その瞬間アスタのリアルの身体に走る異常過ぎるほどの快感が叩き込まれる。
 頭の中までもかき乱し、壊しつくす程の。意識など、嵐の前の小船のように軽々と消し去ってしまう程の。
 それなのにその快感が更に覚醒を促す為、無限ループとなっていた。
 身体が痙攣し、汗が飛び散る。足はピンと張り、股間から溢れる汁が石畳に水溜りを作るほどだ。
「そろそろいいか」
 芥骨を仕舞うが、それでもまだぴくぴくとアスタの身体は反応を示していた。
 だらしない顔をして、強気な部分が一切見受けられなくなっている。
「ひっ……んぅ……あぁ……」
 最早声も上手く出せないようで、何か声をかけても返事がない。
 しかし――微かにではあったが、ハセヲの出しっぱなしの逸物への視線を感じる。
 試してみることにした。
「わりぃ、ベタつくから後始末頼む」
 そう言って目の前に液に塗れた逸物を差し出すと、身体を引き摺るようにして口に含むのだ。
「んぅ、んんっ……ちゅっ……」
 弱弱しくはあったが、しっかりと愛液と精液を一滴残らず舐め取った。
 綺麗になったところで、腰を引いてズボンにしまいこむ。
「……わりぃ、ありがと」
 舐めさせておいて遅いが、やはりこの状態の彼女に無理をさせるのはいかがなものかと思い直したのだ。
 それともう一つ。
(……リアルの方もすげえ事になってるから拭いてこないとな……)
 と、そういう深刻な理由からだった。臭いがとんでもなかった。
「ちょっと返事、出来なくなるから」
 因みに、アスタの中の人もハセヲが居なくなった後即身体を洗いに行った。


52 : ◆PzDeastE6E :2006/08/02(水) 00:30:58 ID:K46iF4HJ
「で、だ――」
 Iyotenの所へと歩いてきたアスタ。
 その横には――
「何でコイツも居んの?」
「拙の大事なパートナーでござるよ?」
 ハセヲの腕に腕を絡めながら、にこやかに笑って返す。
「……まあ、そういう事だから」
「わっかんねーなぁ……」
 凄く呆れた顔をしたIyotenを軽くいなして獣神殿を出るアスタと互いに腕を組み大人しくそれに付いて行くハセヲ。
 彼等のエロい旅はまだ始まったばかりだ!

 ご愛読ありがとうございました。 ◆PzDeastE6Eの次回の作品にご期待ください。






「……俺の出番が、ない」
 ハセヲ達が仲良く出て行ってしまったので、ここで彼等を殺すと単に悪人視されてしまう。
 結局、ハセヲと喋る機会もなくオーヴァンは立ち尽くすしかなかった。


53 : ◆PzDeastE6E :2006/08/02(水) 00:34:43 ID:K46iF4HJ
はい、以上でございます。
アスタの素の喋りがどーすりゃいいもんか分からなかったので、取り敢えずなんとなーくのイメージで書いてみました。はい。
最終更新:2007年11月25日 10:34