「痛みを伴う決断となるだろうが……それこそが我々の責務だろう。」
ランポッサⅢ世
イラスト |
メインデータ |
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名前 |
ランポッサⅢ世 |
種族 |
人間種 |
分類 |
現地住民 |
役職 |
リ・エスティーゼ王国国王 |
活動域 |
王都リ・エスティーゼ |
サブデータ |
年齢 |
? |
性別 |
男 |
登場 |
Web 書籍 オバマス |
声優 |
長克巳 |
概要
ランポッサⅢ世とは、リ・エスティーゼ王国の国王である。
作中の動向
メインストーリーでは
第一部・第七章『三国会談』から登場。第二回三国会談にて法国代表のレイモン、帝国代表の
ジルクニフと舌戦を行った。特に、リスクを承知で物事を進めるするべきだとする
ジルクニフに対して、現体制のまま慎重に進める方が犠牲はない筈だと、死者の少ない弱き者への負担を考えるランポッサは強く対立。議論のペースとしてはジルクニフ優勢だと言われ、
主人公からは『邪魔者を排除し帝国をまとめ上げたジルクニフと、貴族派の横行を許していたランポッサ三世とでは、支配者としての器に明確な差があるように思える』などと動きを分析されていた。しかし、会議途中に起きた
混沌獣による襲撃でエ・ランテルの街の存続が危ぶまれると、それを奇貨として自身の認識の甘さを認め『攻勢に出なければ、人類に未来はない』と、痛みを伴う決断となる覚悟を決めて議論を収束させた。
第二回三国会談を経て
ガゼフを
罅の調査に送り出すも連絡が途絶え、
第一部・第八章『消えた英雄』では、同盟の維持と信念の両立には
ガゼフが必要だとして
主人公達に救助を依頼した。その際、条件に魔導国との同盟を約束させられることとなる。続く
第一部・第十章『崩壊序曲』では
ガゼフ救出の報酬としてエ・ランテルの運営権を要求され、
ガゼフの
瘴気汚染による王国の戦力低下と、三国の均衡と民の安寧のためとの甘声に揺れつつも、その場での回答を控えた。その後は
ヤルダバオトの襲来を経て
主人公の『運営権をいただければ、意思決定を迅速に行える』との言葉を振り返り、『事前に手を打っていれば、結果は違ったのだろうか』と思う中、実際に
ヤルダバオトを打ち倒した姿を見て魔導国のエ・ランテルの運営を任せる決定を下した。そして、以降
ガゼフ不在の中で次々と実績を重ねる
主人公達への依存度は(魔導国側の思惑通り)大きくなり、
第一部・第十四章『山脈の盟主』では
主人公が山小人(ドワーフ)の国に向かうと語った際は『どうか——無事に帰って来てほしい』との声に隠しきれていない不安を感じさせるほどになっていた。
その他
未編集
関連項目
自由コメント欄
最終更新:2025年08月10日 14:21