九曜(九曜の世界喰い)



「——How many goodly creatures are there here!」

九曜(九曜の世界喰い)


イラスト メインデータ
名前 九曜(九曜の世界喰い)
種族 不明
分類 ワールドエネミー
異名 九曜
役職 -
住居 可能性の海
サブデータ
性別 - 所属 可能性の海
登場 オバマス 声優 不明

概要


 九曜の世界喰いとは、DMMRPG「ユグドラシル」公式キャンペーンのラスボスであり、世界級(ワールド)エネミーの1体である。の異変の元凶と思わしき存在「九曜」と同一視されている。

 本作オープニング映像最後に表示される英文は『ユグドラシル』における彼の台詞。

 初台詞『——How many goodly creatures are there here!』を含む現状全ての台詞が、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「テンペスト」からの引用で構成されている。

ユグドラシルにおいて


 ユグドラシルという世界樹には無数の葉が生えていたのだが、ある日、その葉を食い荒らす巨大な魔物が出現した。それによって一枚一枚と葉が落ち、最後に残ったのは九枚の葉。
それこそが、アースガルズ、アルフヘイム、ヴァナヘイム、ニダヴェリール、ミズガルズ、ヨトゥンヘイム、ニヴルヘイム、ヘルヘイム、ムスペルヘイム。九つの世界の元になった葉であった。
しかし、その魔物の影は最後に残った九つの葉にも迫りつつあった。プレイヤーは自らの世界を守る為に未知の世界を旅する。

 上記ゲーム「ユグドラシル」のバックストーリーで語られる「魔物」であり、曰く『葉を貪り食ったことで強大な力を得た公式キャンペーンラスボス』

 なお、当のストーリーは微妙だったらしい。

 プレイヤー側が勝利した場合は『How beauteous mankind is!』と喋る。

本作において


 に関連する出来事を起こした張本人と思わしき存在。
 モモンガ達がいる異世界を含めて、世界を超えて移動し、を伴って人と世界を喰い荒らしている。

 第一部・第十六章『神の御名』エンヘラが、六大神程度が束になろうが太刀打ち出来ぬ存在、信仰対象として「九曜」の名前を上げたことで存在が発覚。

 第一部・第十九章『ナザリック攻略戦』エンヘラがナザリックへの攻撃を開始すると共に、ユグドラシルにおける「九曜の世界喰い」と同じ台詞を響かせたことで「九曜」が「九曜の世界喰い」と近しい存在であることが確信された。

 九曜と視界を共有した主人公曰く『視界の動き方や抜け殻の形状から推測するに、蝶や蛾の幼虫に近そう』とのことで、後二部で登場したアグレシエルも『芋虫』と呼んでいる。また、後述の九曜の抜け殻などから推測される外見はモモンガの知る「九曜の世界喰い」とは似ておらず、別の存在という可能性を考えつつも、自分の知る世界喰らいは「成虫」だったのではと予想している。

 台詞はあるが、当の九曜に知性らしい知性は見られない。成体を目指して多くの世界と世界の境界や世界そのもの、時には世界の内側に住まうエネルギー源を喰い荒らすといった指向性を見せてはいるが、喰い荒らし方も、なんとなく獲物の数が多い方に引き寄せられていそうではあるものの、一つ残らず喰い尽くすでもなく、どこか気まぐれで「雑」と言われている。そもそも食べたはずの獲物がの向こう(可能性の海)で健在な点も意味が分からず「印象としては生物というより、嵐のような災害」というのが主人公の見解のようだ。

 二部では九曜を「お母様」と呼び、の向こう側の世界(可能性の海)を「胎内空間」と呼ぶ者達が登場した。

九曜の抜け殻


残骸
 ローブル聖王国の城塞都市カリンシャで遭遇した竜型混沌獣が守っていたもの。鉱石に近い物質で形成された残骸。これまでに確認された、いかなる鉱石とも一致しないが、強いて言えば混沌石に少し似ている。外側は硬質化しているが内部は硬度が低く均一ではなく、そこまで古いものではないと見られている。加工跡がない事から、非人為的な理由で形成された物と思われるが、天然に形成されたにしては、内部が空洞かつ複雑すぎる形状をしている。

第二部・第二章『城塞都市と同盟の絆』では、内部から低確率ながら「願望を具現化する」鉱石、食滓(レムナント)が採掘できることが判明した。
触手
 主人公達が汚染を受けたガゼフを行動不能にしたと同時に出現。凄まじい速度で触手のようなものを出してガゼフを引きずり込もうとした。戦闘ではシャルティアに余裕を失わせ、完全武装の全力戦闘を強いらせたほどの強力な力を持つ。《生命の精髄》では生命力を読み取れず、触手、本体共に再生能力を持つが、再生する度に再生速度に差が出るなど消耗はある。また、再生力を触手の増殖に回すこともできる。最終的にシャルティアの猛攻を受けて活動停止。色が変わって鉱物の様な状態となった。以降デミウルゴスによる解析が進められ、聖王国で採取された残骸と外形、硬度など様々な特徴が一致した事が判明している。

強さ


 「九曜の世界喰い」は世界級(ワールド)エネミーというユグドラシルにおいて最大人数六人からなるチーム六つで構築される軍団(レギオン)ですら勝算が低いとされるバランスブレイカーなモンスター群に属する。

 一方「九曜」は成虫である世界喰らいと比較して劣るのではないかという話も出てはいるものの、力の一部に過ぎない神権の強力さを見ても成体よりはマシなだけで、相応に危険だろうとモモンガは危険視しているようだ。

 第一部・第十五章『罅割れゆく世界』ではの内側から対象付近にを発生させながら、エ・ランテル内の生物を次々との中に引きずり込むような動きを見せた。出現してからは《メッセージ/伝言》が使用不可になる模様。

 召喚現象で召喚される異世界の者たちをを内側に取り込んだのも九曜だと予想されているが、そちらではから吸引力を発生させて内側に吸い込んでいる。

その他


 未編集

関連項目



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最終更新:2025年05月11日 00:58
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