MASS FOR THE DEAD
これは、もう一つの物語
西暦2138年現在、DMMO-RPGという言葉がある。
<Dive Massively Multiplayer Online Role Playing Game> の略称であり、
サイバー技術とナノテクノロジーの粋を集結した脳内ナノコンピューター網
ニューロンナノインターフェースと専用コンソールとを連結。
そうすることで仮想世界で現実にいるかのごとく遊べる、体感型ゲームのことである。
つまりはゲーム世界に実際に入り込んだごとく遊べるゲームのことだ。
数多開発されたそんなDMMO-RPGの中に、燦然と煌く一つのタイトルがある。YGGDRASIL
700種類を超える種族、2000を超える職業クラス、6000を超える魔法の数々、
自身のアバターやアイテム、住居等の外装、内包データの設定が可能、プレイヤーを待ち構えるのは、
9つある世界からなる広大なマップ。
戦闘が主であった既存のDMMO-RPGと一線を画す、無限の楽しみを追求できるゲームとして、
日本国内においてDMMO-RPGといえばユグドラシルを指すとまで言われる評価を受けていた。
かつて一大ブームを巻き起こした仮想現実体感型オンラインゲーム”YGGDRASIL “は、
今まさにサービス終了を迎えようとしていた。プレイヤーであるモモンガも仲間と栄華を誇ったギルドで
一人静かにその時を待っていた。しかし、終了時間を過ぎてもログアウトしないゲーム。
そして、目の前に広がるのは・・・崩壊したナザリック地下大墳墓——。
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題名 | あらすじ | 公開日 |
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第一部・プロローグ | - | 2019年 02月21日 |
第一部・第一章『混沌の世界』 | - | 2019年 02月21日 |
第一部・第二章『森の賢王』 | 巨大混沌獣との激闘を終え、 一夜明けたカルネ村。 ナーベラルに代わり、主人公のもとに 新たに派遣された護衛は、 いみじくも森での行動に長けたあの二人―― |
2019年 04月01日 |
第一部・第三章『罅割れた大森林』 | 森の賢王を屈服させ、 北方に罅<ヒビ>があることを知る主人公たち。 陽光聖典と協力しさらなる調査に赴くが、 罅<ヒビ>からあふれ出る混沌獣によって 分断を余儀なくされる―― |
2019年 06月01日 |
第一部・第四章『城塞都市エ・ランテル』 | トブの大森林の調査を終え、 陽光聖典らに同行しエ・ランテルに到着した主人公たち。 彼らを出迎えたのは「聖女」と称される女性、 クレマンティーヌだった。 彼女の案内で、冒険者登録を 行うこととなった一行だったが―― |
2019年 08月01日 |
第一部・第五章『白金の冒険者』 | エ・ランテルで冒険者としての活動を始めた主人公一行。 次々に難易度の高い依頼をこなしたことで、 その名声はごく短期間で高まりつつあった。 指名依頼も増え、主人公たちが忙しい日々を送る裏では、 各国有力者たちの耳にも、一行の名声は届き始めており―― |
2019年 10月01日 |
第一部・第六章『黄金の姫の依頼』 | 冒険者として功績を挙げた主人公一行は、 意外な人物から招待を受ける。 その人物から課せられた依頼とは―― |
2019年 12月01日 |
第一部・第七章『三国会談』 | ラナーの要請を受けた一行は、 三国の要人が集う三国会談に護衛として参加することとなる。 各国の思惑が交錯する中、エ・ランテルの運命は―― |
2020年 02月01日 |
第一部・第八章『消えた英雄』 | エ・ランテルの窮地を救った主人公一行は、 市民から英雄視されるまでになる。その一方、王国最強の戦士であるガゼフは 王国の期待を背負い危険な調査へと赴くが… |
2020年 04月01日 |
第一部・第九章『禍つ闇』 | ガゼフ救出のため洞窟へ向かった主人公一行は 漆黒の闇の中を探索し、ガゼフ隊の足跡を辿る。 立ち入る者を拒むかのような闇の奥底で 主人公一行が目撃したものとは―― |
2020年 06月01日 |
第一部・第十章『崩壊序曲』 | エ・ランテル襲撃を契機とし 三国がそれぞれの思惑から動き出す中、 デミウルゴスの計画が大詰めを迎えようとしていた。 人間たちは、運命の分岐点に差し掛かる―― |
2020年 08月01日 |
第一部・第十一章『魔皇の饗宴』 | 混沌獣の襲撃を辛うじて乗り切ったのも束の間―― 更なる大群がエ・ランテルに迫っているとの報がもたらされる。 絶望しかけた人間たちの前に現れたのは、 魔皇を名乗る異形の存在だった……。 |
2020年 10月1日 |
第一部・第十二章『人類の導き手』 | 危機を乗り越えたエ・ランテルは、大きく生まれ変わりつつあった。 改革の先頭に立つ主人公一行は異変の解決に向け、 新たな体制を整備する―― |
2020年 01月01日 |
第一部・第十三章『逢瀬の果て』 | 消息の途絶えたシャルティアの行方を捜す中、 モモンガはシャルティアのシモベの死体を発見する。 異例の事態に、強い危機感を抱くモモンガ。 沸き上がる不安を抑えつつ、真相の究明に乗り出す―― |
2021年 04月01日 |
第一部・第十四章『山脈の盟主』 | 精神支配されたシャルティアの奪還に、モモンガは成功するが…… 脅威の正体に関する手がかりは、未だに得られていなかった。 見えざる脅威が外界に存在する中、モモンガは判断を迫られる。 モモンガが下した決断とは―― |
2021年 09月01日 |
第一部・第十五章『罅割れゆく世界』 | 「世界の異変を引き起こした元凶に立ち向かった者がいる」 アゼルリシア山脈で得られた情報を基に、モモンガらが対処に動く一方、 エ・ランテルへの帰還を目指す一行は、王国軍同士が衝突寸前の場面を目撃する。 そして、第一王子バルブロの突如の消失が、惨劇の幕を開ける―― |
2022年 03月14日 |
第一部・第十六章『神の御名』 | あの日、エ・ランテルは崩壊した。 都市は混沌獣に蹂躙され、住民の多くが死傷し、あるいは消失する。 数ヶ月後、復興の進む城塞都市で、不気味な「御名」の痕跡が浮かび上がる―― |
2022年 11月07日 |
第一部・第十七章『嵐の前夜』 | その御名を聞き、ナザリックは動揺を隠せない。一方、脅威の一時的な去就にもかかわらず、 エ・ランテルでは、ガゼフの帰還を契機に大規模な計画が進行する。 やがて、それは新たな嵐の兆しとなる―― |
2023年 02月21日 |
第一部・第十八章『人類の救済』 | 救出部隊の留守を狙ったかのように、各地で同時多発的に発生した罅と瘴気による汚染。 エ・ランテル救済を選んだナザリックだが、そこに待ち受ける更なる混乱―― |
2024年 01月01日 |
第一部・第十九章『ナザリック攻略戦』 | 攻略対象、ナザリック地下大墳墓。 崩壊以来最大の危機を前に、モモンガは慎重な準備を進める。 待ち構える者、降り注ぐ試練を乗り越えた先に待つ決着―― |
2024年 09月01日 |
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題名 | あらすじ | 公開日 |
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第二部・プロローグ『彼方よりの巡礼者』 | 世界に災禍を齎した九曜の信奉者エンヘラ討伐から数ヶ月後、 人類は共通の脅威「罅」に立ち向かうべく同盟を強化。 復興が進む中、帝国に新たな息吹が降り立つ―― |
2024年 10月15日 |
第二部・第一章『罅の向こうで蠢くもの』 | アインズ・ウール・ゴウンを識ると嘯く謎の姉妹、 アグレシエルとビリオフィア。その出自と言動の真偽を 確かめるべく動こうとする魔導国だが……? |
2025年 01月27日 |
第二部・第二章『城塞都市と同盟の絆』 | 罅から生じた新たな脅威「模倣体」。その危険性を人々に 周知させるべく、一行は城塞都市エ・ランテルへ向かう。 謎多き姉妹、アグレシエルとビリオフィアを連れての 「模倣体」捕獲・討伐計画。その成否は如何に―― |
2025年 04月28日 |