「私は、自身の利用価値を示し続けてみせる。そう……この「化け物の巣」の中で……永遠に。」
ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ
イラスト |
メインデータ |
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名前 |
ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ |
種族 |
人間種 ⇒ 異形種(悪魔) |
分類 |
現地人 |
異名 |
精神の異形種 |
役職 |
リ・エスティーゼ王国第三王女 アルベド直属の部下 |
住居 |
エ・ランテル 絶海の孤島 |
サブデータ |
年齢 |
? |
性別 |
女 |
登場 |
Web 書籍 オバマス |
声優 |
安野希世乃 |
概要
ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフとは、母親譲りの美貌と、聡明さを併せ持ち「黄金」の呼び名で湛えられる、リ・エスティーゼ王国の第三王女である。
「堕落の種子」により不老の悪魔になった。
クライムを愛している。
性格
表向きには民を思いやる高潔な精神と卓越した頭脳を兼ね備え、民衆のために福祉制度や法整備を提案する慈愛に満ちた王女。
しかしその裏には、アルベドやデミウルゴスに伍するほどの異常な天才性と、強烈な個人的執着に基づく狂気が潜んでいる。彼女の「優しさ」や「改革」は、すべてクライムと永遠に共にいるためという「夢」の実現に帰結し、クライムの愛を得るためならば、自国の滅亡すら厭わず、家族や親友さえ裏切ることに一切の躊躇を持たない。「精神の異形種」とすら呼ばれる程の歪みを持っている。
作中の動向
メインストーリーでは、
第一部・第六章『黄金の姫の依頼』から本格的に登場。タイトル通り三国会談(サミット)までの安全の確保、警邏を
主人公達に依頼した。その後、裏で進行していたズーラーノーンの暗躍を阻止するも、まだ懸念があることから「依頼はまだ有効」として、まるで事態を見通していたかのように
主人公達へ三国会談(サミット)での護衛を求めた。その際、
主人公からは『思考が読めない――。このような人間は初めてだ……』と慄かせている。
また、上述のエピソードのすぐ後に、デミウルゴスの『三国会談の場に参列する事を、認められたとの事です。計画は、着実に進んでおります。』との台詞があることから、この時点で既にデミウルゴスはラナーと秘密裏に接触していると予想され、
第一部・第十一章『魔皇の饗宴』では、悪魔として現れたプレアデス達がクライムを気に掛ける描写も見られた。
第一部・第十五章『罅割れゆく世界』では、
九曜から襲撃を受けるエ・ランテルの様子から、
クライムが
罅の飲み込まれた場合は蘇生できないと即座に判断。魔導国に保護を求めようと、
クライムを剃刀の刃(レイザーエッジ)をエ・ランテル研究所へ届ける任務に向かわせると共に、影の悪魔(シャドウ・デーモン)に肉体消失の危機に晒された際は、先んじてクライムを殺す事がナザリックの益に繋がると言い含めることで、
クライムが
罅に飲み込まれる事態を回避させた。
以降は表向き行方不明となり魔導国に鞍替え。途中までは「人間」として、
主人公不在の間のエ・ランテルでの施策提案など裏方で活躍していたが、
堕ちた黄金の舞踏祭で「少数の兵と共にトブの大森林で隠遁していたが、汚染獣などの襲撃により死んでしまった」との偽装を済ませて正式にナザリックに加入、堕落の種子により「悪魔」に生まれ変わった。
未知と混沌の諸島では、アルベド直属の部下として
クライムと共に登場、蜥蜴人(リザードマン)と共に絶海の孤島で生活している様子が
描かれた。
その他
未編集
他の
マイページ会話と同様に
主人公とラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフの交流が描写される。本編と同様に
主人公達と出会ってからナザリック入りした様子。作中でも
主人公にクライムと出会った時の話をしたらしいので、本編と繋がっているかもしれない。
キャラクター
関連項目
自由コメント欄
最終更新:2025年06月02日 23:43