1996年に起きた「池袋母子餓死事件」が出てくる
内容は東京・豊島区池袋のアパートの一階の角の部屋で、無職の77歳の母親と
寝たきりの41歳の長男が死んでいるのが発見され、死後20日が経過しており
死因は餓死だった。
母子は1985年にこのアパートに越して来たが、1992年3月に父親が病死しており、
部屋には食料も現金もほとんどなかったがA6判のノート10冊が残されおり、母親がこの年の3月11日
までつけていた日記があり、内容は天気、その日に買ったもの、支払った公共料金、夫へのお供え物のことなどが細かく書かれていたが1993年~1994年頃は将来への不安などのことで長文になっている。
1993年12月31日の日記には来年どうなるのか、相談する人がいない位の内容だったのだが
1994年頃から収入が無いのでどうすればいいかや動くのがきつい、家賃が払えない等段々
と酷い方向に行き、1996年頃の内容は食べるものが無い、死なせてください等が書かれており、
検索すると母親の日記の内容が全文出てくる。

その後プライバシー保護を理由に日記の公表を拒否し続けていた豊島区は「餓死した背景を明らかにする社会的意義がある」ということから、「豊島区情報公開条例」に基づいてこの日記を公開したが「生活保護の申請など社会に訴える考えはなかったようで、母親が抱いていた世界観で自ら死を選んだ」との結論を出したが事件が報道されると区への批判が殺到した。

さらに区側のプライバシーの侵害の恐れのある日記の内容公開や、それについて都議に虚偽の
受け答えをしたことから、区長ら幹部5人が減給などの処分を受けた。


分類:真実、鬱、非常識
危険度:2

コメント

  • こういう餓死系のやつ見ると毎回決まって思うけどさ、餓死って大体普通だとまず有り得ない(独断)死因だと思うんだよね...それ程までにこの家族が辛かったんだなって思うと余計胸がキュッとする... -- まめっこ (2022-06-28 22:53:30)
  • ということは母親が36歳の時に長男を出産したことになるのか、天国では息子さんも健康な体になって2人とも幸せに過ごして欲しい -- 名無しさん (2022-07-02 07:24:18)
  • 最後まで新聞とるのはやめず、定期預金も200万残ってたらしいから、普通の判断基準で議論すべき事件じゃない -- 名無し (2024-04-23 23:53:28)
  • メシ買う金は無いのにノートなんか買う余裕はあるんだな、ふーん -- 名無しさん (2024-06-18 06:09:50)
  • 調べれば調べるだけおかしい点が浮上していくな -- 名無しさん (2024-07-21 11:28:49)
  • ↑↑そらノートを日記帳に使うとか行数次第では数年つかるもんだし。普通に考えれば困窮前に買ったもんじゃね -- 名無しさん (2024-07-30 21:45:18)
  • こんなん切なすぎるって…自分のことよりも子供のことを思う文章があったりして心が痛む -- めろん (2024-08-01 11:26:51)
  • wwwwwwwwwwwwwwwwwwww -- おもんな (2024-10-23 19:19:34)
  • Wikipediaの記事にもするべき事件 -- 名無しさん (2025-05-05 11:01:14)
  • 令和ではもうこんな事件起きないのかな、、? -- (まふりーぬ) 2025-07-16 19:05:21
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最終更新:2025年06月02日 20:35