Silver Dragon

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kirishima

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Silver Dragon(しるばーどらごん)

湖、池、田など、流れがないか、もしくはごく緩い淡水域に生息する。ヤンマ類の中では馴染み深い種類で、各地にいろいろな方言呼称がある。
成虫は4月-11月頃に発生し、昼間に水域の上空を飛び回る。飛翔能力は高く、高速で飛ぶうえにホバリングなどもこなす。
──Wikipedia『ギンヤンマ』

基本情報

仮想全高 1~2m
仮想質量 測定不能
存在規模 四号級
穢装等級 等級Ⅳ

ステータス

存在強度 E- / 攻撃が当たりさえすれば脆い。
疑似知覚 A / トンボに近い五感を持つ。動体視力が高い。
穢装出力 A- / 高圧電流の穢れを纏う。ただし、電気絶縁性が高い素材には効果が薄い。
空間機動力 A+ / 最高速度は光速。現実世界と電脳空間を自由に飛行する。
知能 知性自体はトンボ~家畜動物に近い。しかし、電脳空間やコードなどサイバーなものに強い理解を示す。

概要

ヤゴ型の界異「赤夜児」から羽化する界異の一種。体型は巨大なギンヤンマ。銀色の体色と半透明な銀の羽を持ち、常に電気を纏っている。
この界異が初めて発見されたのがアメリカであるため、英名が主となっている。和名は「銀乱魔(ぎんらんま)」。

現実世界と電脳空間を自由に行き来する能力を持ち、ネット回線を伝って物理的に繋がっていない場所にも自由に移動ができる。
飛行能力が非常に高く、ホバリングを含め自由自在に飛翔を行うほか、移動速度も最高速で光の速さに到達するなどべらぼうに移動に強い。
この移動能力の高さから攻撃を回避されやすく、昆虫型界異の中では祓滅が最も困難な界異の一種として知られる。
トンボ型界異の中では餌や新しい生息域の発見の役を担うと推測されている。

基本的に積極的な攻撃は行ってこない。
が、常に体表に超高圧電流の穢れを纏っており、移動中に人間にお構いなしにぶつかって感電・焼死させるという非常に危険な性質を持つ。また、好奇心が強く、生物を見かけると突進してくるため、より危険性が高い。
焼死させた人間の焼けた眼球を好んで食すことから、実は意図的に人間を焼死させているのではとの予測もされているが、真相は不明。

推奨対処法

回避能力が桁外れに高いため、近接での戦闘は推奨されない。
祓う際には停止している状態のものを遠距離から狙撃するか、広範囲に設置型の罠を仕掛けるのがオススメ。
また、電脳空間を移動している際にはセキュリティ上に網を作り、引っかけて祓うことも可能。

発生場所

赤夜児の生息する水辺で、赤夜児から羽化することがある。
インターネット回線が多く通っている地域周辺では、羽化先に選ばれる確率が比較的高いようだ。

関連ページ

羽化する前の姿。トンボ型界異全般の幼体である。

権利情報

権利者 霧島明
コンタクト先 Twitter:https://twitter.com/museum1127
他作品での使用範囲 自由にご使用ください。縁起としての使用も可。
登場作品 『電海に巣食う者(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21944861)』
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