那須原奈々緒(なすはら・ななお)

最終更新:

darksidepot

- view
メンバー限定 登録/ログイン

那須原 奈々緒(なすはら・ななお)

基本情報

所属 警視庁公安部「神祭課」
誕生日 不明
血液型 不明
年齢 不明
身長 168cm
体重 58kg
好きなもの 和食全般、コーヒー、落ち着いた場所、人の話を聞く機会
嫌いなもの 臭いの強い生物、キツい香辛料、界異全般、たぬき

ステータス

身体強度 C
霊体強度 A
加護出力 A
被呪耐性 A
祭具運用 B

概要

警視庁公安部における対呪詛犯罪課である「神祭課」の課長を務める女性。
所謂"狐憑き"と呼ばれる存在であり、半人半妖であるとされている。そのため非常に高い加護を内包し、各種祭具の扱いに長ける。
「人の世の秩序と安寧の維持」を自身の理念に掲げ活動しており、公安部のもとで呪詛犯罪の撲滅と世間への隠匿を積極的に行っている。

  • 性格回り
落ち着いた物腰と穏やかな口調で他者と接する姿は警察組織の人間らしくない柔和さを持つが、その一方でよく「どこか胡散臭い」と称される。
本人にその気はないらしく、それを指摘されるたびに少し困った顔をしてみせ、それがなおさら胡散臭さを生んでいる。
しかしながらその静かな雰囲気とは裏腹に人と触れ合い関りを持つことを好み、特に聞き手に回ることが得意らしい。

  • 思想、活動
「人の世の秩序と安寧の維持」を自身の理念に掲げ活動しており、公安部のもとで呪詛犯罪の撲滅と世間への隠匿を積極的に行っている。
公安部への忠誠心はそれなりにあるらしく、境対課が「第三の公安」と称されることを良しとしない上層部の意図を汲み、呪詛犯罪への境対課の干渉を阻止すべく暗躍している。

そして彼女の属する「神祭課」自体が現状所属職員および隊員の少ない課であるため自身も現場へ赴くことも多く、その実力は折り紙付きと言われている。
また、若い見た目をしているが公安部における大ベテランであり、実際の年齢を知る者は非常に少ない。

その正体

+ 概要

七尾の銀狐

「人の世の安寧を脅かすものは排除せねばなりません。それが、例え何者であろうとも」

身体強度 B
霊体強度 ???
加護出力 ???
被呪耐性 ???
祭具運用 F
  • 奈々緒の正体
その正体は、七つの尾を持つ「銀狐(ぎんこ)」と呼ばれる土着の妖狐のひとつが人間の姿をとったもの。
善の妖狐の中でも夜側に身を置く狐であり、人への奉仕と人の世の安寧を求め活動する存在である。
つまり彼女そのものが強大な力を持つ界異であり、また縁起であると言える。
「人の世は人により人の為有らねばならない」と唱え、界異や穢れの力が人間社会に干渉する事を良しとせず、それを積極的に行う者や存在を排除する為警視庁という組織を利用・暗躍している。
それは善悪を問うものではなく、彼女にとってはたとえ人々の為であろうとそこに祭具や加護、不浄の力を用いて干渉する境対課の存在は認め難いものらしい。

つまるところ、奈々緒のエゴは端的に言えば「自身の力を以て日の本を陰から支配する事」と「その邪魔になるものを排除する事」であるとも言えるのだが、本人がその本質に気付いているかは定かではない。

その一方で自ら人社会に属し生きることを選ぶ程度には人間好きという事も確からしく、
何の力も持たない所謂"ただの人間"に対してはデロデロに甘い面があり、側から見ると「やりすぎでは…?」というほど甘やかす。一種の人をダメにする存在でもある。

「人の生活を脅かすものは何であろうと敵」が彼女の基本スタンスのようだ。

加護を全開放した本来の姿は七尾の妖狐であるが、その姿を人前に見せることはまず無く、本人も闇雲にその姿を晒すことを良しとはしていない。

呪術・祓魔術etc

  • 神炎【狐火(こか)】
彼女の持つ最も基本的な妖術。自身の加護を練り込み対象を発火させる。
熱や加護の伝わるものであれば大抵のものは発火させることが出来、例えば加護を込め射出した弾頭を任意のタイミングで炸裂するものへ変える・触れたものを直接融解させる・視界内にあるものを発火させる…など用途は多岐にわたる。
対象の被呪耐性及び直接距離により威力が変化するため、何の耐性も無いものはその気になれば視界内に居るだけで即死させる勢い焼き尽くすことも可能。

また、この力は本人はの意思によって対象を癒す力へと転じることも可能であり
炎のような形状に変えた自身の加護の力を伝える事で、対象の肉体的損傷の回復・穢れの侵食の抑制が可能とされる。
ただしこの力も対象の被呪耐性の影響を被る為、決して万能とは言えない面がある。

  • 結界【狐包(こほう)】
基本的に祓魔師たちの展開する結界術と大きく変わるものはない。
が、ひとつの特徴として祭具を媒介することなく自身の加護の及ぶ範囲なら自由に展開することが可能という点がある。
その力は狭いほど厚く強く、広いほど薄く弱くなる。
また、その内部に居るものの加護の力をある程度強めることが出来るとされている。

  • 呪眼【狐視(こし)】
彼女の眼を見た者の直近幾許かの記憶を改ざんする力。直接でなくとも、例えば何かの画面越しであっても効果を発揮する。
主に情報操作へと使用されるが、高い被呪耐性を持つもの、または耐性のある祭具や形代を持つものへは効果を発揮しない。

  • しっぽ
至高の触感

那須原奈々緒の真実

 ※以降の設定は各カノンの根幹設定に干渉する可能性のあるもののため、
 運用において遵守を必須とするものではありません。
+ ...

葛の葉伝説

一度、私は人から恩義を受け、交わり、愛するものを得、そして棄てようとしました。
…棄て切れなかったのです。なんと浅ましい事なのでしょうか。

那須原奈々緒のルーツは、平安時代中期を舞台とした伝承『葛の葉伝説』に登場する一匹の狐であるとされている。
「信太妻」「信田妻」などとも呼ばれ、五穀豊穣を司る神「宇迦之御魂神」の神使であるという一説も残されており、
現代においても葛の葉稲荷を祀る神社が近畿地方に存在し様々な伝承の残される存在である。
また伝説の中でかの陰陽師「安倍晴明」の母ともされる存在であるが、那須原の口からそのことが直接語られたことはない。

つまり、那須原奈々緒自身が1000年以上を生きた界異。つまり妖狐であるということだが
その事に関しても、本人も口から直接的に語られたことはなく公安部のデータベースや彼女のプロファイルに記載もされていない為、眉唾の話であるとされている。


台詞

「人の生活を守る事。それだけが我々の責務なれば」

「こんにちは。…おや、驚かせてしまいましたか?ふふ…」
「食事に?…ええ、私のようなものであれば喜んで」

「不安は疑心を、疑心は混乱を、そして混乱は秩序の崩壊を招きます。……我々は護らなければならないのです。平穏と、安寧を」
「こちら"FOXY"。それでは始めましょう。迅速に、そして内密に」

関連ページ

所属組織「警視庁公安部神祭課」

権利情報

権利者 魔剤海豹
コンタクト先 Twitter(DM開放中)
他作品での使用範囲 イラスト・ノベルなど大歓迎!
死亡を含む暴力表現、R-18な性的描写など全て歓迎します
ただし、所属組織である「神祭課」に関しては関連ページ先の
ガイドラインをご了承いただいた上でご使用ください。
登場作品 https://www.pixiv.net/artworks/122699950
ウィキ募集バナー