グッドアフターライフ

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kirishima

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グッドアフターライフ(ぐっどあふたーらいふ)

Every tiny part of us cries out against the idea of dying, and hopes to live forever.
(我々人間はみな心の中では、死ぬという考えに猛然と反発し、できることならば永遠に生きたいと願っている。)

──Ugo Betti(1892-1953)

基本情報

仮想全高 8~10m
仮想質量 -(完全霊体のためなし)
存在規模 三号級
穢装等級 等級Ⅳ

ステータス

存在強度 - / 存在はするが、霊的質量はない。
疑似知覚 C / 人間程度の五感が存在する。
穢装出力 A / 死者をゾンビとして蘇生する特殊な瘴気を放つ。また、防御としても使用。
空間機動力 D / 基本は空中で静止しているが、移動時は自転車程度の速度で浮遊する。
知能 不明。人の言動を理解し、嘲笑する知能はある。

概要

8~10mの、人間の頭骨を模した界異。出現中は空中に半透明の髑髏が浮いているように見える。
周辺区画の使者をゾンビとして蘇らせる特殊な瘴気を放つ。

ゾンビとして復活した死体は穢装等級Ⅱ程度の瘴気を放ちながら、周囲の生きた人間を捕食しに動き出す。
特に、死体の血縁関係・精神的に深い関係にあった者へは襲撃の優先順位が高い。
ゾンビに殺害された人間がそのままゾンビになることはないが、死体となったことでグッドアフターライフの瘴気圏内に入り、結果的にゾンビになることが多い。

グッドアフターライフ本体は完全霊体の存在であり、霊力を纏わない物体をすり抜ける。
また、基本的にグッドアフターライフ本体は攻撃行動を行わない。
本体そのものは防御力を持たず、低火力の祭具でダメージを与えられるが、瘴気を防御のベールのように纏うことがあり、その際は存在強度C~B程度に防御力が上昇する。

推奨対処法

ゾンビに対処するメンバー、界異本体に対処するメンバーに分かれて対応を行うこと。
ゾンビへの対応は一号級界異に対応できる祓魔師であれば十分可能である。
界異本体は空中に浮遊しており、区画の建造物の屋上程度の高さにいることが多いため、遠距離攻性祭具で射程に捉え、集中的に攻撃するのが良い。

発生場所

出現する条件はランダムのようだが、出現頻度としては南アメリカが多い。
おそらくはインカ神話、古代インカ文化が民間に口承される過程で歪曲し、その際に発生した"とある怪談"がグッドアフターライフの出処と考えられるためである。
ただし、怪談の出処と内容が消滅しており、現状の真偽は不明となっている。

亜種?

11月1,2日のみ、メキシコ周辺に亜種らしき無害な特殊個体が観測される。
基本南アメリカを出現地とするグッドアフターライフが、何故メキシコに決まった期間現れるのかは不明。
このイベントで出現する個体は死体をゾンビとせず、代わりに上空よりマリーゴールドの花弁を散らす。
通常個体と違いカラフルな模様と装飾が施されている。この模様は個体と出現年によって差があるようだ。

関連ページ

随時追加予定...

権利情報

権利者 霧島明
コンタクト先 Twitter:https://twitter.com/museum1127
他作品での使用範囲 自由にご使用ください。縁起としての使用も可。
登場作品 『うちひさす(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=23343581)』
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