封印執行課

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makian

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封印執行課


基本情報

正式名称 環境庁神祇部封印執行課
略称 封印執行課
代表者 御堂丸
規模 80人程度
本部 環境庁

概要

神祇部内の課の一つ。執行室、維持室、管理室の三室によって構成される。人員は80名。内訳は執行室20名、維持室45名、管理室15名となる。課長は御堂丸(みどう・まる)。
主な業務内容は祓滅方法が限定的な界異及び呪われた物品の封印とそれら封印の維持、管理。また執行室の職員は境対前線部隊の代わりに三号級以下の界異の祓滅を行うこともある。
第二の前線部隊と言われるほどの危険な業務内容だが、前線部隊が受け持つような四号級以上の界異への直接的な対処を請け負うことは基本ない。直接的な戦闘能力より、専用のマニュアル書【太郎坊マニュアル】【封印儀法大全】に記載されてある手順、業務内容をいかなる場面でも完璧にこなす業務遂行能力を求められる。
時に神祇部内でエリートのような扱いを受けるが、実際相当な知識量を要求される試験に加え、厳正な適性検査もあって初めて所属を認められる課であるため、その扱いも不自然なものではない。
求められる業務遂行能力が高く、また精神的な成熟、安定なども重要視されることから職員は全員が成人済みの大人であり、特例的な存在も極力省かれている。

各室の概要

境界対策課前線部隊や結界管理課の職員と違い潜在能力的な適性が重視されない分、職員らの戦闘能力はピンキリであるが、業務遂行能力という面で言えば狭き門を潜り抜けてきた最高水準のエリート達である。

  • 執行室
定員は20名。全五班。
封印の執行及び界異の祓滅を行う封印執行課における前線部隊。
かつては殉職者が多い危険な職場であったが、同室室長を兼任する第一班長の渡屋太郎坊(わたりや・たろうぼう)が二十年かけて作成した界異対処法指南書【太郎坊マニュアル】により現在の年間殉職率は2%となった。
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【太郎坊マニュアル】
渡屋太郎坊が製作した封印執行課職員のためのマニュアル。三号級までの現在国内で確認されているほぼ全ての界異及びその類型に対する対処法が記載されている。
全千頁余りのこのマニュアルと、さらに分厚い封印儀法大全を完璧に暗記することが執行室所属の祓魔師達に求められる最初の任務である。

  • 維持室
定員は45名。全九班。
業務内容は定期的な封印の維持及び監視。執行室が行い、現在も解かれていない封印は全503件存在し、彼らはそれら封印の維持のために日夜日本各地を飛び回っている。人数が多く大抵の封印執行課職員がここに割り当てられることから、より危険で実働的な執行室や、全体管理を担う管理室と比べて軽んじられる傾向にあるが課の職員達は彼らこそ大黒柱であると認識している。

  • 管理室
定員は15名。
封印執行課における全体の管理業務を担う。また封印の存在する地域の自治体や組織との連絡係も担う。
封印執行課の要となりつつある【太郎坊マニュアル】の編纂にも携わっている。
所謂事務方のポジションであるが、その管理権限は課の全体に及ぶ。加えて封印されている事物の【最終執行決定権】を待つのもこの室。
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【最終執行決定権】
封印されている界異はいずれも当時の技術、儀式手法的な問題で適切な祓滅を行うことができなかった特異な界異である。しかし時代の流れの中でそれらの界異を祓う方法が確立された際、境界対策課前線部隊祓魔隊と執行室の祓魔師達が合同で当該界異の封印を解き祓滅を行うことがある。それが最終執行である。管理室は様々な角度から検討を行い、この最終執行の発動を決定する権利を持つ。

主な職員

  • 課長
御堂丸
  • 執行室第一班
班長:渡屋太郎坊
塚本真
  • 執行室第三班
班長:今吉谷陣駒
初目奏多
冬天月
春日雷
  • 執行室第五班
鏑木樹
  • 維持室第二班
班長:舌藤是空

扱いについて

 タクティカル祓魔師診断における封印執行について、こちらで内容を創作したものです。あくまでも二次創作であるため、封印執行については各カノンに準拠してください。

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権利情報

権利者 マキアン
コンタクト先 https://twitter.com/Makianpan
他作品での使用範囲 基本的にあらゆるカノンでの登場・使用を歓迎します
ただし、当組織はあくまでも二次創作・非公式に存在するものであることを
ご了承の上、ご使用いただければ幸いです。
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各キャラクターページでのガイドラインをお守りください。
登場作品 https://w.atwiki.jp/nandayo/pages/588.html
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