Shax/鸛原端正(しゃっくす/かんばら・たんせい)
人間を恐ろしく思うときは、最初に「人間同士の常識や法は理解してくれているだろう」という前提で接するから怖いのだ。あるはずのものがない時、人はそれを理解できず、恐怖を覚える。
──#109『掟破りども -後編-』
基本情報
所属 | へクス・プロフェッショナルズ・ギルド |
---|---|
爵位 | アール |
誕生日 | 12月26日 |
血液型 | B型 |
性別 | 男性 |
身長 | 173cm |
体重 | 56kg |
好きなもの | 快いと思うもの |
嫌いなもの | 不快だと思うもの |
天敵・弱点 | 共感性・罪悪感の欠如 |
ステータス
身体強度 | C-(穢面装着時:B+) |
---|---|
霊体強度 | C- |
加護出力 | E(穢面装着時:B) |
被呪耐性 | B+ |
祭具運用 | A |
総合能力 | 存在規模二~三号程度 |
※呪詛犯罪者であり加護を使用しないため、「加護出力」を「瘴気出力」にて対応しています。
概要
呪詛犯罪組織『へクス・プロフェッショナルズ・ギルド』に所属する呪詛犯罪者。位階はアール。
悪魔の一柱として知られる「Shax(シャックス)」をコードネームとしており、盗みを得意とする由来の悪魔と似て主に盗みの依頼を生業とする。
悪魔の一柱として知られる「Shax(シャックス)」をコードネームとしており、盗みを得意とする由来の悪魔と似て主に盗みの依頼を生業とする。
生身で犯罪を起こす以外にも、憑依型の器物界異の一種である『穢面』を所持し変身能力を有しており、依頼業務内であれば戦闘・暗殺も行う。
正面戦闘では破壊力はないものの、素早い動きで相手を翻弄しつつ、針や罠で相手の動きを制限する戦法を得意としている。
正面戦闘では破壊力はないものの、素早い動きで相手を翻弄しつつ、針や罠で相手の動きを制限する戦法を得意としている。
普段の言動は品行方正で丁寧、気遣いのできる温厚な青年。
しかしその実、善悪の概念を理解しておらず、全ての物事を快不快でしか判断をしていない危険人物。他者に親切にするのも、単にその方が周囲に優しくされて快いからというだけである。
金を得るという快のためならば、どんな具合の悪くなるような内容の依頼でも受ける。
生まれついて盗みや殺しといった悪行への罪悪感を持たない自然な動作により、犯罪の腕は天才的であり、若くしてアールの地位についている。
しかしその実、善悪の概念を理解しておらず、全ての物事を快不快でしか判断をしていない危険人物。他者に親切にするのも、単にその方が周囲に優しくされて快いからというだけである。
金を得るという快のためならば、どんな具合の悪くなるような内容の依頼でも受ける。
生まれついて盗みや殺しといった悪行への罪悪感を持たない自然な動作により、犯罪の腕は天才的であり、若くしてアールの地位についている。
生い立ち
端正が呪詛犯罪者となったのは生まれや環境、過去によるものではない。円満な家庭、イジメのない学校、理解ある友人たちと良い経歴にて過ごし、実際に彼も品行方正・成績優秀・親孝行な青年として育った。
しかし、生まれついて「善悪を判断する倫理に欠け、物事を全て快不快で捉える」という欠陥を持つ彼は、青少年時代はそれを運良く隠せていただけであった。暴行や殺人こそ"抵抗されると不快"、"手が汚れるのが嫌"という理由で犯してはいなかったものの、被害者が目の前にいない窃盗だけは繰り返し行っており、学生時代からバレないままに7桁近い被害を出していた。
しかし、生まれついて「善悪を判断する倫理に欠け、物事を全て快不快で捉える」という欠陥を持つ彼は、青少年時代はそれを運良く隠せていただけであった。暴行や殺人こそ"抵抗されると不快"、"手が汚れるのが嫌"という理由で犯してはいなかったものの、被害者が目の前にいない窃盗だけは繰り返し行っており、学生時代からバレないままに7桁近い被害を出していた。
成長するにつれ内心周囲との価値観のズレを感じていた端正は高校卒業と共に消息を絶った。
上京した先で呪詛犯罪者から器物型界異『穢面』の一つをそれと知らず盗み、使用を始めた末、自身と価値観の近い呪詛犯罪の世界へと飛び込む。
上京した先で呪詛犯罪者から器物型界異『穢面』の一つをそれと知らず盗み、使用を始めた末、自身と価値観の近い呪詛犯罪の世界へと飛び込む。
使用祭具・儀式技術
- 界異『穢面:コウノトリの面』
かぶった者に「形なき物も盗む」「隠された死角に入る」能力を与える穢面。
端正はこの穢面を正式に装着した際には、コウノトリをモチーフとした黒いローブの怪人へと変化する。
「自身が仮面によって別の役になっている」という認識により、殺人への躊躇い(衛生面での嫌悪感)が平時よりより少なくなるようだ。
端正はこの穢面を正式に装着した際には、コウノトリをモチーフとした黒いローブの怪人へと変化する。
「自身が仮面によって別の役になっている」という認識により、殺人への躊躇い(衛生面での嫌悪感)が平時よりより少なくなるようだ。
+ | 【穢面とは】 |
- 長針
手首から指先ほどまでの長さのある、黒い丈夫な針。大量生産できる工業的黒不浄によって生成された、使い捨てタイプの違法攻性祭具。
戦闘時にこの針を相手の神経に刺す、筋に通す、服を地面に縫い付けるなどして動きを制限する。
同時に、頸部や脳に刺すことで命を奪うこともできる、見た目以上に危険性の高い武器である。
戦闘時にこの針を相手の神経に刺す、筋に通す、服を地面に縫い付けるなどして動きを制限する。
同時に、頸部や脳に刺すことで命を奪うこともできる、見た目以上に危険性の高い武器である。
台詞
一人称 | 僕 |
---|---|
二人称 | 貴方、○○さん |
「はい、本日の依頼を担当いたしますシャックスです。頼まれたものは必ず遂行いたしますので、よろしくお願いいたします」
「道に迷われたんですか?案内しますよ、僕」
「はい。これで全額ですね、ありがとうございます。……え?標的が赤ん坊だったことを気にしないのかって?えーと、どういうことです?」
「(殺すと手が汚れるから嫌なんだよな。やるなら血が出ないように、後ろから一発がいい)」
「(あ、さっきの人の財布持ってきちゃった。うーん、中身の少なさの割にかさばるなぁ、めんどくさい)」
「道に迷われたんですか?案内しますよ、僕」
「はい。これで全額ですね、ありがとうございます。……え?標的が赤ん坊だったことを気にしないのかって?えーと、どういうことです?」
「(殺すと手が汚れるから嫌なんだよな。やるなら血が出ないように、後ろから一発がいい)」
「(あ、さっきの人の財布持ってきちゃった。うーん、中身の少なさの割にかさばるなぁ、めんどくさい)」
関連ページ
所属する組織。
権利情報
権利者 | 霧島明 |
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コンタクト先 | Twitter:https://twitter.com/museum1127 |
他作品での使用範囲 | IFであれば自由使用可能。それ以外では死亡、噛ませ表現を避けてくださると幸いです(希望の場合は権利者まで)。 |
R18作品での使用範囲 | 女性攻め・ふた攻め以外でしたらご自由にお使いください。 |
登場作品 | 『その敵、呪詛犯罪者。(https://www.pixiv.net/novel/series/11696691)』 ※wikiページ⇒https://w.atwiki.jp/nandayo/pages/186.html |