鎹ゐ(かすがい)

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kirishima

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鎹ゐ(かすがい)

※本キャラクターは「呪詛犯罪者」のキャラクターです。
男爵(バロン)、子爵(ビスカウント)、伯爵(アール)……その上にある爵位にして、実質プロフェッショナルのランクとして上から二番目の称号、侯爵(マーキス)。職業呪詛犯罪者を抱えるプロフェッショナルズにあって、確固たる強さと実績の証である。
──『超人アクターch、危機一髪!2~演者VS暗殺剣~』より


※立ち絵はマキアンさんより

基本情報

所属 九頭龍城跡地下迷宮へクス・プロフェッショナルズ・ギルド
爵位 マーキス
誕生日 1月25日
血液型 B型
性別 男性
身長 189cm
体重 89kg
好きなもの 金、支配、愛刀『悪童太』、ショウガ
嫌いなもの 棗 柴虎死火、身の丈を知らん阿呆
天敵・弱点 自分に怯まない相手、車酔い

ステータス

身体強度 A
霊体強度 A+
瘴気出力 C-
被呪耐性 A
祭具運用 B+
総合能力 存在規模四号程度
※呪詛犯罪者であり加護を使用しないため、「加護出力」を「瘴気出力」にて対応しています。

概要

呪詛犯罪組織『へクス・プロフェッショナルズ・ギルド』に所属する呪詛犯罪者。位階はマーキス。本名は「鎹 龍郎(かすがい たつろう)」、57歳。
プロフェッショナルズという格式ある組織に身を置きながら、下衆な言動で支配人や他プロフェッショナルから嫌悪感を持たれる人物。

大太刀黒不浄『悪童太』を軽々と振るう、パワーと速度を両立した剣術を得意とする。
また、物理的強さがあることに胡坐をかかず、卑怯・卑劣な手段を容赦なく使う外道。人質などは序の口で、正面から戦おうとする武人相手に大勢をけしかける、民間人を巻き込みたくない相手に人混みで襲撃を仕掛けるなど、非常に汚い。
依頼を達成できればいい、勝ちさえすればいい、という思考がありありと見える。

他者を傷つけることを心の底から好む生粋の悪党で、依頼に言及されない部分で残虐行為(対象外の幼児の殺害、ペットの虐殺、放火、窃盗など)を行うことも多々。笑い上戸で人を嘲笑うような煽りをすることが多く、悪い意味で昭和の年長的、振る舞いに品がない。
ただし、依頼だけはきっちりと達成し成功率も高いため、組織に対しては忠実だと言える。

口調は関西弁混じりだが、一時期関西で過ごしていただけで、特に関西出身ではない。
また、プロフェッショナルとしての仕事をしながら、九頭龍城跡地下迷宮『北側』の首領でもあるという変わった経歴を持つ。

九頭龍城跡地下迷宮『北側』首領

若い頃はプロフェッショナルとしての業務一本で過ごしてきたが、下記の事件をきっかけに管理側としての強い呪詛犯罪者地位を求めるようになる。
結果、五号級界異『ヤトノカミ』の圧倒的な力に惹かれた彼は跡地へと足を運び、その実力と生存能力で『北側』の抗争をのし上がっていく。
現在では九頭龍城跡地下迷宮『北側』首領として『北側』地域を管轄しているが、ある程度はまだ棗柴虎自治会長のもと人情のある『南側』と異なり、『北側』は暴力と死が全ての空間と化している。
上記の劣悪な環境の方が鎹ゐの性にあっているらしく、改善する様子は見られない。

死火との確執

二十数年前に、呪詛犯罪者になってすぐの死火に本人曰く「お灸を据える」「かわいがる」ため、襲撃をかける。
しかし、死火の強烈な強さに圧され、驚きもあって対応に苦慮し苦戦を強いられる。
最終的に大きく顔面を切り裂かれ、当時の『悪童太』を叩き折られる憂き目に遭う。
何とか生き長らえるも見逃されたことは明らかであり、現在も鎹ゐの中で強い憎悪と屈辱として残っている。
その際に「自身は才覚はあるが天才まで到達することは難しい」と悟り、剣の道だけでなく管理側の呪詛犯罪者としての道を探るようになる。後の九頭龍城跡地下迷宮の首領になるきっかけである。

使用祭具・儀式技術

  • 黒不浄『悪童太』
鎹ゐの愛刀。1.3mと長刃の大太刀型黒不浄である。
二十数年前に死火に太刀型黒不浄旧『悪童太』が折られた際、『悪童太』の能力である「穢れを取り込み、黒不浄として長大化する」が発現。残った刀身を融解、別の穢れと合わせて大太刀型黒不浄として打ち直した。
上記に加え本来の『悪童太』のものである「斬った部分の痛みを増幅させる」に加え、5つの能力を加え、現在7つの能力を持つ長刀と化している。
①痛覚増幅 切断した箇所の痛みを大幅に上昇させる。
②穢れ融合 穢れを吸収し、刀身に新たな能力を追加する。
③麻痺ガス 刀身より運動神経麻痺効果のあるガスを噴出し、散布する。
※鎹ゐ自身は高い身体強度と霊体強度により防いでいる。
④認識阻害 鎹ゐの所有する物体について、他者に存在しない、または別のものであるように認識させる。
⑤損傷拡大 切断した箇所の傷を拡大する。①と併用も可能。使用時には自身にも同じ痛みを伴う。
⑥加護/結界破壊 加護/結界を破壊し、狩衣越しでも穢れを与えることを可能とする。
⑦概念破壊 傷を与えた相手の持つ何らかの概念を破壊する。
ただし、自身も代償として何かしらの概念を破壊する必要がある切り札枠。

  • 収納祭具『珠袋』
自身の所持する物を大きさ問わず収納することができる巾着型の祭具。
日頃から黒不浄を持っていると目立つため、『悪童太』の④の効果と合わせてこの祭具に収納し、凶器を所持していないように装っている。
腰に回したベルトに装着していることが多い。

台詞

一人称 ワシ
二人称 アンタ、あんさん、オマエ、ニイちゃん、ネエちゃん、○○クン
「ワシゃあ鎹ゐ、プロフェッショナルとしてあんさんの依頼聞きにきた男や!一目惚れしたらアカンで!なっはっは!」
「うははははははは!調子っぱりの動画配信者相手にワシ出すんか!こらおもろい!ええよええよ!受けたるわ、その額で!」
「標的に名乗るわけないやろ。コロシが仕事の人間やぞ」
「今、ワシからお前に対する期待はこれの分や。でもな、これが2本になろうとしよる。なんでかはわかるよな?ん?まだワシはお前に期待かけとってやりたいねん、これ以上折らせんでな?」

メタ的な使用用途

へクス・プロフェッショナルズ・ギルド所属の呪詛犯罪者、及び九頭龍城跡地下迷宮所属の呪詛犯罪者の中でも上位で外道な存在としてコンセプトしています。
何かしらの残虐な事件などを起こす際には便利な企画役・黒幕役として使用していただくことが可能です。
また、九頭龍城跡地下迷宮『北側』の権力者としてバックにつけていただくなど、権力者としての使用もいただけます。

関連ページ

首領として支配を行う。詳しくは上記。

九頭龍城跡地下迷宮『南側』首領であり、鎹ゐにとって最大の宿敵。
お互いに首領として立つ以前から祓魔師と呪詛犯罪者として命がけの戦いを繰り広げてきた仲であり、今でもそれは変わらない。
鎹ゐは明確な排除意欲を示しており、強い殺意を向けている。

上記の通り、確執を持つ相手。
トラウマというほどではなく、鎹ゐ本人としても「次は負けるわけあらへん」と言っているが、接触を避けている部分もあり、実際死火をどう感じているかは不明。

実子。一応は『北側』の支配者の後継という形で指名しているが、実際は傀儡にするつもりでしかない。子というよりは、都合のいい道具である。

権利情報

権利者 霧島明
コンタクト先 Twitter:https://twitter.com/museum1127
他作品での使用範囲 IFであれば自由使用可能。それ以外では死亡、噛ませ表現を避けてくださると幸いです(希望の場合は権利者まで)。
R18作品での使用範囲 女性攻め・ふた攻め以外でしたらご自由にお使いください。
登場作品 『その敵、呪詛犯罪者。(https://www.pixiv.net/novel/series/11696691)』
※wikiページ⇒https://w.atwiki.jp/nandayo/pages/186.html
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