クランマスターより

2020年6月、我々は、なんとなくの流れによって、日本人が不自由なくこのゲームを楽しむという信条にささげられた新しいクランを、この海に誕生させた。

今我々は、敵の一大攻勢のさなかにあり、戦いを余儀なくされ、時間を奪われ、不自由なく楽しむという信条にささげられたこのクランが、或いは、このようなあらゆる英国のクランが、長く存続することは可能なのかどうか試されているわけである。
我々はそのような戦争の一大激戦の地で、相会している。
我々はこのクランが生き永らえるようにと、このゲームを楽しむ日本人の最後の安息の場所として、この海の一部をささげるために務めてきた。
我々がそうすることは、まことに適切であり好ましいことである。

しかし、さらに大きな意味で、我々は、いまいちど我々の目的を再確認すべきである。
海戦がしたい者、交易・生産がしたい者、この海に人生の一部をささげる我々は、なんのためにそうしているのか。
この攻勢の最中に、あるいは、クランの再興が成せなくなると考え、憔悴し、あるいは、我々の努力が奪われると考え、憤るだろう。
しかし、我々がここで成した事は決して忘れ去ることはできない。

クランがなくなることもない。

かつて我々が楽しんだこの海は、かわりなく我々に楽しみをささげつづけている。
そして、ここで何事も持っていなかった我々が推し進めてきた未完の事業をかつて成し遂げてきたのは、我々なのである。
我々が零から築き上げてきたものは、例え後退しようとも零にもどるだけであって決して終わりを意味しない。

―それは、いまいちど我々がなぜこの海にいるのか考え、決して楽しみを忘れず、この海に英国の下で自由なクランを存続させるために、そして日本人の日本人による日本人のためのクランをこの海から決して絶滅させないために、われわれがここで固く決意することである。
2020/08/06 ArStay
2020/12/12 校正


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最終更新:2020年12月14日 01:51