戦闘テクニックの基礎

ここにはNavalActionの戦闘の基礎が書かれています。
このページの内容は完全に理解しなければnoobを脱することはできません。


操作方法(デフォルト設定)

操船

 W  展帆を指示 一段階ずつ展帆していきます。指示してから帆を開くまでは、少し時間が掛かります
 S  縮帆を指示 一段階ずつ縮帆していきます。指示してから帆を縮めるまで、かなり時間が掛かります
 T  支索帆(ステイセイル)の展帆・縮帆 直ちに展帆・縮帆されます
A/D 取舵(左)/面舵(右) ダブルタップで一杯に固定、反対のキーを押すと解除
Q/E フォアマストの帆桁を操作 操作すると自動操帆が解除されます。ダブルタップで最大角度まで動きます
Z/C メイン・ミズンマストの帆桁を操作 操作すると自動操帆が解除されます。ダブルタップで最大角度まで動きます
 F  自動操帆 帆桁の操作を自動にし、常に速度を出す為の角度が維持されます
 B  バトルセイルに設定 W/Sで操作するので、あまり使われません

マウス右 照準モード
マウス左 斉射(照準モード中)/簡易射撃モード 簡易射撃モードでは照準は中心位置に戻ります
Space 単発で発射(照準モード中)/斉射(簡易射撃モード中)
 R  集束距離の切り替え 水面モードでは照準している着弾する水面の位置に合わせて集束します
 V  射撃順の切り替え 船首から・船尾から・無作為の三種類
F1~4 デッキごとに射撃可否の切り替え 装填は停止しません。数字の若い方が上のデッキ
 F5  装填可否の切り替え 視点の向きで船首,左舷,右舷,船尾ごとに設定できます。装填済みの場合は射撃可能です
 [  左舷斉射(非照準モード中のみ) 白兵戦中も可能。Enterの隣なので、チャットを打つ際に誤発射しやすい
 ]  右舷斉射(非照準モード中のみ) 白兵戦中も可能。Enterの隣なので、チャットを打つ際に誤発射しやすい
左Alt 照準モード中の視点移動 使ったことが無い
左舷・右舷斉射のキーは矢印キー等に割り振っておいた方が誤操作し難い。

その他

 G  移乗攻撃 お互いの速度が3.5knot以下の時に乗船可能
 X  回収と船員移動 撃破された船の近くで、ある程度速度を落とす必要がある。戦闘終了後は、どこに居ても可能
 J  鐘を鳴らす 他の船が接近した時に自動で鳴るが、手動で鳴らすことも可能。特に意味は無い
F10 クルーブレース クルーを隠れさせ、クルーの被害を軽減するが、一切の操作が不可能になる。他の船が爆発する時、被害軽減する為に使うことがあるくらい


基本的な知識


Naval Actionでの操船の前提となる基本的な知識を紹介して行きます。
ゲーム上のモデルが作りこまれており、
リアリティーのある戦闘が楽しめるNaval Actionでは帆船の仕組みを理解することで戦闘で優位に立ちまわったり、
ゲームをより楽しむことが出来るようになります。

縦帆(支索)と横帆


一般的に帆は縦帆と横帆に分類されます。

縦帆は風上に向かって帆走した際に
帆に受ける風の圧力差と帆に受ける作用及び反作用を船底の
キールに伝えて船首方向へ分解した力により効率的に推力を得ます。
一方で風下へ向かう際は、純粋に帆が風によって押される形で推力を得ることが出来ますが、形状により風が逃げてしまいます。

横帆は風上に向かって帆走した際に一応縦帆と同じ原理で推力を得ますが、形状により風を掴みすぎてしまい押し戻されてしまうので縦帆より推力をかせげません。
一方で風下へ向かう際は、広がった帆が完全に風を掴んで効率的に推力に変換します。

風上に向かう際は縦帆が効率的で
風下に向かう際は横帆が効率的に風を掴めます。


画像のre doutableは一般的な三本マストのシップで
それぞれのマストに横帆(Square sail)が貼られており、
全部に突き出したバウスプリンターとそれぞれのマストの間に挟まれているのが縦帆(stay sail)です。
最後尾にある魚のヒレのようなものはスパンカーでstaysailではないのですが縦帆です。
フリゲート以上の大きさの船は大体この配置です。

シップの帆走特性を網羅したURLがあるので貼っておきます。
http://arcws.com/na/index.php?page=ships&idx=2

覚えておいてほしいのはstaysailのような縦帆は風上より45°の角度で最大の推力を得られますが、
風下より0°に向かって進む際は極端に推力が落ちます。
横帆も風上0°では帆が重なって風を掴みにくくなり推力が落ちます。
よってシップは風に対して船が90°直角になった際に最も推力が得られますと言いたいところですが、
横帆のほうが強いので90°より風下へ少し傾けたときに最大推力が出ます。
また、船が大型で重たくなるほど風上へ向かっていく能力が軽快なフリゲートに比べ相対的に弱くなります。


ゲーム中において一部を除いてシップとスループは縦帆と横帆の両方を備えており自在に機動しながら戦闘することが出来ます。

横帆の役割

横帆は揚力や風が帆が押し出すエネルギーを利用することで船首が向いている方向に推進力を生み出す役割があります。
一方で、風は帆を押し出しているので前進方向以外に対してもエネルギーが発生します。

例えば、上の画像のように右舷の真横から風を受けている状態では、帆船は一見真っ直ぐ進んでいるように見えます。
しかし実際は、風のエネルギーがキールに伝わり前進方向に推進力が生み出されると共に、風が帆を押し出すことによるエネルギーも発生しています。

俯瞰視点で見ると分かりやすいのですが、横帆が真横から風を受けている時、帆船は徐々に風下へ流されながら前進しています。
つまり、実際には船は斜め前に進んでいるということになります。
このように風が帆を押し出すエネルギーによって生じる船体の横移動を本ゲームは再現しており、これによってさらに高度な機動を取ることも可能となります。
例えば、タッキング時は帆の形を"くの字"にすれば良いと覚えているプレイヤーも居ると思います。
それは正確には、風を裏帆に当てて、風が帆を押し出すエネルギーによって旋回しているのです。
この特性を理解しているのといないのでは、機動力に大きな影響を与えます。

支索帆の役割

支索帆は横方向からの風を揚力によってエネルギーを生み出す役割を持っています。
このゲームでは単純に速度に影響するのみで、横帆のように風に帆が押し出されるエネルギーが生じることはありません。
Tキーひとつで瞬時に展開・縮帆することが可能なので、速度の調整に便利です。

横帆を上記のように風と平行にすることで、横帆の影響をゼロにでき、支索帆を展開しない限り船は動きません。
横帆は展開・縮帆に時間が掛かる為、それだけで速度調整をしようとすると機敏な動きに対応することはできません。
そこで、横帆は常に風と平行にしてTキーで支索帆を出し入れを繰り返すことで、微妙な速度調整をするテクニックもあります。

注意点として、船を横に流す力は実装されていませんが、ヒール(船の傾き)を生み出す力は存在しています。
射撃する際はヒールを消さないと、弾は敵船を飛び越えるか全て海に着弾します。
ヒールは支索帆を畳み、さらに横帆から風を抜く(風と平行にする)ことで完全に消すことができます。

操船のテクニック


正しい操船の手順を学ぶことで高度な戦術を扱うことが出来るようになります。

最小半径の回頭

速度が出ていると旋回半径は大きくなります。
状況に応じてステイセイルを格納し、速度を下げて旋回しましょう。

タッキング(上手回し)

タッキングとは、風上に船首を向けて旋回する行為のことを差します。
小型艦で速度が出ている時は勢いで回ることも可能ですが、船が大きくなるとこのテクニックは必須になります。
基本的には裏帆を当てて船首を風下に流して旋回します。
この時、ステイセイルも格納しておくと船が後退するので舵を操作も合わせることで素早くタッキングすることも可能です。
ヤード、ステイセイル、舵を操作して、状況に応じた的確な速度と角度で旋回できるようにしましょう。

利点

  • 最小半径で旋回できる

欠点

  • 大きく減速してしまう。タイミングが難しい

タッキング時、速度がマイナスになったら旋回したい向きの逆へ舵を切るとより曲がることができる。しかし、速度がプラスになったら舵を戻すことを忘れないこと。

※初心者向け補足
タッキング中は機動力が著しく低下し、その後の動きも予想しやすいことから敵にとって絶好の攻撃機会となります。
一方的に攻撃され、こちらが攻撃できるタイミングでは敵は既に離脱&防御姿勢を取っているなんてことが起こり得ます。
これを回避する為にはタッキングを素早く終わらせるしかありません。
具体的には、フルセイルを用いて速度低下を最低限に抑え舵の効力を極力維持し
ヤードパワー(セイルに風を受けることによる旋回力)を最大限利用して逆風下での旋回速度を上げます。
また、頂上付近の速度がマイナスへ転じるタイミングでステイスルを畳むことで後進速力を大きく稼ぐことが出来、逆操舵による舵力にも期待できます。
バトルセイルでは風上へ向かう時の失速が激しく、逆風下での旋回速度もヤードパワー不足により
大きく低下してしまう事からタッキングに非常に時間がかかってしまいます。

ただし敵もこのことは把握しているので鎖弾などを撃ち込んでくる可能性があり、その際の
ダメージ軽減処置としてバトルセイルを併用することは有効な戦術となります。

ウエアリング(下手回し)

ウエアリングは風下に旋回することを言います

利点

  • 操帆が容易。速く旋回できる

欠点

  • 旋回半径が大きい

急停止


帆桁を風の向きに水平にすると、帆が風を掴まないので船は減速を始めます。
ただし、ステイセイルを展開していると一定の速度を維持します。
また、風を裏帆を当てることによってブレーキを掛けて素早く速度を落とすこともできます。

上記のように裏帆を当てると減速し、そのまま維持すると船は後退を始めます。
この時、支索帆を展開していると前進と後退の両方に力が生じるので上手く動くことができません。


初心者で操作がこんがらがっちゃう人向け説明書(解りやすいとは言ってない)

大砲Tips


  • F1~F4キーでどの砲列を発砲させないかを決めることができる。

例えば第1砲列がカロネードで他がロングカノンの場合、照準はカロネードに合わせてしまうため、近距離以外は別々に発砲したほうがよい。

  • F5キーで向いている方向の舷の再装填を止めることができる。これにより必要人員を減らし、他の仕事へクルーを回すことができる。


帆の状態によるボーナス


Stop(停止)
帆桁パワー  =
操帆クルー数 =
帆のダメージ =
マスト厚み  = 45%
マストダメージ=-80%
(停船時のボーナスは上記の値より減少しています。)

Slow(微速)
帆桁パワー  =
操帆クルー数 =-85%
帆のダメージ =-75%
マスト厚み  = 35%
マストダメージ=-65%

Half(半速)
帆桁パワー  = 10%
操帆クルー数 =-75%
帆のダメージ =-60%
マスト厚み  = 25%
マストダメージ=-50%

Battle(戦闘)
帆桁パワー  = 10%
操帆クルー数 =-50%
帆のダメージ =-40%
マスト厚み  = 25%
マストダメージ=-30%

Full(全速)
帆桁パワー  =
操帆クルー数 =
帆のダメージ = 10%(ダメージ増加)
マスト厚み  =
マストダメージ=

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最終更新:2021年10月02日 17:09