戦術・戦法

ここではよく用いられる戦い方を紹介していきます。


SternCamp

通称、NDK。
由来は戦車ゲーム「World of Tanks」で快速戦車が重戦車を倒す際に用いる戦法から。
格上の艦を相手取る際に最も用いられるベーシックな戦法。
NavalAction内では一般的に知られている戦い方で、クラン外でも「SternCamp」と言えばたぶん通じる。

具体的な戦い方は名前の通り、敵艦の船尾に張り付いて一方的に攻撃し続けるだけ。
反撃を受けずに攻撃を続ける戦い方で、格上を相手にするときはこの戦法を取るのが最も一般的。
船尾に攻撃を受け続けると、船殻・船員に被害が拡大するとともに、最終的にはマストも折れる。
側舷が損傷を受けていない場合、船殻が1/3以下になると減り難くなるが、それまでには戦闘能力が失われているので難なく勝てる。

ランク1~3の船に乗っている初心者が、ランク4辺りの私掠船にこの戦法をされて何もできずにやられることが多い。
ただしランクに限らずSnowやXebecといった低ランク船でも頻繁に使用され、大型艦同士の戦いでも有効な場合もある。
また、対人戦に限らずNPCの大型艦を、より小型の艦で倒す際にも用いられることもある。

対処法

対人戦慣れしていないプレイヤーは敵の追尾をなんとか振り切ろうと、速度を出して船を左右に振りながら攻撃できる機会を作ろうとする。
しかし、速度を出して旋回戦に持ち込む行為は、それこそ相手の思惑通りである。
大抵の場合は相手は格下艦なので射撃戦に持ち込めば当然有利だが、相手の方が機動性が勝っている以上、速度を出して振り切ったり、単純な旋回で攻撃できる機会を作ることは絶対にできない。
このような戦い方をする初心者は自艦の機動力を最大限発揮しようと風下方向へ向かうが、当然ながら相手の艦も機動力を最大限発揮できるということなので、元々の機動力に差がある以上、有利にはならない。

機動力に差がある船を相手にする時は、その機動力を奪う必要がある。
方法は様々で、マストや帆を撃つのが最も効果的ではあるが、そもそも射撃機会を得られないのであれば不可能。
しかし、どうにかして射撃しなければならず、その為には相手の機動力を奪う必要がある。
この一見どうにもならなそうな状況だが、船というのは動かないのであれば止まる。
何を言ってるのか分からないかもしれないが、この止まった状態というのは、機動力がほぼ無い状態である。
つまりどういう事かというと、敵の方が機動力で勝り、艦尾に張り付いて剥がれないのであれば、自艦は止まってしまえば良い。
そうした場合(そうでない場合でも)、相手は動くか止まるしかない。
相手も止まるなら敵の機動力を削いだことになり、攻撃機会を得るチャンスとなり得る。
逆に相手が動き続けたとしても、止まっていたり極めて低速な船に対して、船尾を攻撃し続ける位置を維持するのは難しく、風向きによっては不可能である。
相手が自らこちらの射界に入ってくることもあれば、反転して一時的に距離を取って再び船尾を狙いにくることもある。
いずれにせよ、敵は戦い難くなるので上手くやれば反撃も可能となる。

具体的な手段というのは状況によって大きく異なるので一概に言えないが、相手を風上に向かせれば一時的に機動力は失われるので、その隙にどうにか射撃を当てることを意識すると良い。
ではどうやって相手を風上に向かせるのかというと、これもやはり状況よって大きく異なるので一概に言えないが、敵はこちらの射撃を恐れて船尾を狙ってくるのだから、これを利用して風上に向かわざるを得ない状況を作り出せば良い。

とはいえ、これが上手くできるのであれば初心者とは呼べず、どんな相手にもそれなりに対応できるはずなので、やはり初心者は何度も負けて経験を積んでいくことが必要になるのがNavalActionである。

Nakajiアタック

CJJにおいて圧倒的人気を誇る最強の戦法。
単純明快!敵の片方の舷に集中して攻撃し続けるだけ!
最大効率で敵を撃破します。
これは一歩間違えるとカウンターで大ダメージを受ける隠し技なので確実にこれができるメンバーは高確率で一番最強になる。

片方を狙い続けるということは自艦も片方にダメージが集中することでもある為、敵に反転する余地を与えず、なおかつ自艦のダメージは上手く分散させる必要があり、極めて高度な操船技術が必要になる非常に難しい戦法。

本来のNakajiアタックは単純に相手の片舷にへばりつく戦法で、頭空っぽにして行う雑な戦い方と言った意味合いの蔑称でもあった。
しかし、Nakajiアタックを行えるのは操船の理解度が極めて高い証でもあり、対処法を知らない者にとっては脅威となる強力な戦法でもあった。
現在は片舷を集中攻撃をするという有効な戦法の一つとしてクラン内では頻繁に取りざたされ、頭の悪い戦い方という認識は薄まっている。

昼飯の角度

砲弾に対して被弾面を斜めに構えると、砲弾が貫通せずに弾かれるというアレ。
本作でもこの辺りは再現されていて、これを理解するとしないとでは被ダメ・与ダメ共に大きく違ってくる。
具体的には
  • 撃たれるときは敵に対して船を斜めに
  • 撃つときは敵に対して垂直に
以上の二点を意識して戦うことで、同等の投射量でも彼我のダメージ量に相当な差が出てくる。
ここで問題なのは、敵もこちらが船を斜めにしている時に無闇に撃ちはしないし、こちらが撃つタイミングで土手っ腹を晒して待っていてくれる訳でも無い事である。
ではどうするか?これはもう確かな操艦技術と豊富な経験で僅かなチャンスを作り出し、それを確実に掴み取っていくしか無い。

確かな操艦技術と豊富な経験が欲しい方はデートの心得ページへどうぞ。

これではあんまりなのでいくつかポイントを
角度を付けるならきっちりと
 中途半端な角度付けでは砲弾を弾けない上、射角外のため反撃のチャンスも逃してしまう。
舷側は抜かれても船殻にダメージが入りにくくなるため全くの無意味では無いが、折角攻撃チャンスと引き換えに角度を付けるならしっかりと角度を付けて弾きたいところ。
つまり攻撃と防御のメリハリ
一拍遅らせてでも真横で斉射
 もう痛いほど身に染みていると思うが、本作のリロードはクソ遅い。
早くぶっ放したい気持ちは良くわかるが、ここぞというタイミングまで発射を控えたほうが結果的に与ダメが増える。
艦首・艦尾は気にしない
 帆船の戦闘において弱点とされている箇所ではあるが何のことはない、船首尾方向に綺麗に縦射されない限りは装甲が少々持っていかれる程度で済む。
ここを気にするあまり舷側を削られたのでは元も子もないのである。

史実における戦闘例

USS Constitution VS HMS Java

最終的に艦長が重傷を負いマストを折られたためHMS Javaは降伏したものの,Constitutionの船尾を取り、敵前でタッキングをするなどランバート艦長以下は敢闘したと言える。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2021年10月08日 21:44