船の装備は表示画面が2種類あり、通常の装備設定画面(左)と、ドックやオークションで船名をマウスオーバーした際にも表示される(右)。
※画像はそれぞれ別の船。
①塗装
船の塗装を装備するスロット。塗装はDLC「Painter」を購入すると24時間に一つ入手できる。
対応する船を旗艦にした状態だと塗装をプレビューすることが可能。
塗装アイテムは使い切りで、一度装備すると破壊しない限り取り外し不可。
塗装自体は取引できないが、塗装を装備した船は取引可。
②港ボーナス
ボーナスを持つ港で造船した際に付与される性能補正。左の画面ではマウスオーバーすると表示される。
港ボーナスは港に投資することで増やすことができ、一度開発すれば全ての港で適用される。
ボーナスは5種類で、それぞれ1~4までのレベルがある。
港ボーナスの一覧
- Crew Bonus
- 最も重要なボーナス。クルー数が増えるが、特に修理量が増えることが重要。
- Gunnery Bonus
- 砲の装填時間を短縮し、精度と貫通力が向上するボーナス。
- Hull Bonus
- Mast and Rig
- 5種の中では最も影が薄いが、帆のダメージを軽減し、マストのHPと厚みを増やす。
- Sailing Bonus
③アップグレード
船のアップグレードモジュールを装備するスロット。通称、"枠"。
基本は3つであり、造船時にランダムで枠数が増えるが、5枠ある船は貴重でオークションでは非常に高額となる。
NPC船を拿捕したものに限り、1~2枠の場合がある。
なお、アップグレードは一度装備すると破壊しないと取り外しできない消費型のアイテムである。
船が沈没すると当然失われるが、他の船が戦利品としてランダムで回収できる場合がある。
アップグレードには種類がありイラストで表現されている。
基本は同じ種類のアップグレードは重複して装備できないが、[U]の表示のあるUniversalModuleは重複装備可能。
④スキル
船のスキルスロット。こちらも通称"枠"だが、区別する為に"スキル枠"と呼ばれることもある。
スキル枠はその船で戦闘し、船経験値を溜めることによって開放されていく。
この船経験値は船種(船名)ごとに固有であり、一度溜めれば別の船でも枠は開放されている。
※例えば画像のように4枠開放したEndymionならば、別のEndymionも同様に4枠開放されている。
鍵マークにマウスオーバーすることで現在の経験値を表示可能。
アップグレードと違い、こちらはアイテムとしての本を装備するスロットではない。
スキルはSkill Book(通称、本)を使用することでプレイヤーが会得することができ、会得したスキル一覧の中から船に装備させる。
船に装備してもスキルが失われることはなく、自由に付け替えも可能。
なお、NPC僚艦はスキルは装備できず、枠は全て閉鎖される。
これを利用して、船を"艦隊に送る"ことでスキルを全て取り外すことも可能。
一度使用した本は基本的に不要となるが、本の中には複数の本を合成して得られる上位本や、上位アップグレードの素材となるものが存在する。
それらは非常に優れており、素材自体が貴重な為、本は安易に破棄したり売却してはいけない。
貴重な本一覧
- 上位アップグレードの素材
- A Treatise on Rigging Handling
- A Treatise on Square Sails Trim
- A Treatise on Staysails Trim
- Service Historique de la marine
- The old flag officer
- Instructions aux cannoniers
- Treasure on making saltpeter
- Expert carpentry handbook
- The conmplete Fencing master
- 上位本"Art of Ship Handling"素材
- Art of Proper Cargo Distribution
- Art of Streering by Rudder
- 上位本"Gunnery Encyclopedia"素材
- L'Horizon Balistique
- Sur le Canonnage a Bord
- Table of Parts of Ships of War
- Means of Directing the Fire
- 上位本"The Book of Five Rings"素材
- The Fire Book
- The Ground Book
- The Water Book
- The Wind Book
- The Book of the Void
特に"Art of Ship Handling"と"Gunnery Encyclopedia"は極めて優秀なスキルで、完成品も素材も非常に高額。
できれば自分で会得したいスキルなので、素材はコツコツ集めておきたい。
⑤砲
砲の装備スロット。それぞれの砲門の数だけ砲を用意しないと装備できない。
砲は2種類あり、装備できる口径が異なる。
現在の使用では全ての船の装甲値が低い為、小口径砲を装備した方がDPSの面で圧倒的に有利。
基本的には最小の口径を選択し、あえて口径の大きい砲を装備する意味はほとんど無い。
相手の装甲に対して貫通力が足りないと、砲弾は弾かれる。
避弾経始も計算されるため、角度が付くと見かけ上の装甲厚が増し、貫通し難くなる。
Cannon
カノン砲。さらに2種類に分けられる。
余談だが、Gunと言えば現代では(特に日本において)主に小火器のことを差すが、当時は大砲をGunと呼び、狭義ではCannonを意味した。
一方で当時の小火器はMusketやPistolといった具合に呼ばれていた。
英語でGunが意味するのは火器全般の事なのだが、人類最初の火器は大砲(射石砲)で、以後しばらくは火器と言えば大砲であった為、大砲のことをGunと呼んでいったと考えられられる。
その根拠に、個人で使用する小型の砲が、当初はわざわざHand Gun(手銃)と呼ばれていた。
一般的には周知されていないので、日本語ローカライズではGun(砲)が"銃"と訳されてしまうことが稀によくある。
ゲーム内では市場に自動生成され、安く手に入る基本の砲。
これを装備するのは、ほとんどの場合において最良の選択。Long Gunと比べて貫通力と精度は低いが装填時間が短い。
あえてMedium Gun以外を装備することに優位性はほとんど無い。
長砲。高射程で精度と威力・貫通力にも優れている。
史実では一般的にこのLong Gunが装備されていた。
Carronade
大口径で砲身が短い近接戦闘用の砲。史実では後年まで補助砲扱いだった。
広義ではGunの一種ではあるが、Carronadeを差してわざわざGunと呼ぶのは一般的ではない。
NavalActionではなぜか口径が半分のCannonとダメージが同等であり、ゲームバランス的配慮がされている。
口径
砲はダメージ量からある程度の等級に分けることができるが、最小の口径を装備した方が良いのでどうでもいい。
例えばCannon18pdかCarronade32pdを選択できる場合、ダメージ量はほぼ同じなのでCannon18pdを選択した方が良い。
またウェザーデッキ(上層)などはCannon9pd/Carronade32pdといった具合に、Caronnadeの方がより等級の高いものを装備できる場合が多く、この場合はCaronnnadeを装備した方が火力が高まる。
|
Cannon |
Carronade |
Tire0 |
2~4pd |
- |
Tier1 |
6pd |
12pd |
Tier2 |
9pd |
18pd |
Tier3 |
12pd |
24pd |
Tier4 |
18pd |
32pd |
Tier5 |
24pd |
42pd |
Tier6 |
32pd |
- |
Tier7 |
36pd |
68pd |
Tier8 |
42pd |
- |
※なお、この等級分けはこの場における便宜上のものであり、実際にゲームや史実でこのように分けられているわけではない。
⑥フレームと張り板
船に使われている建材。Frame(骨格)とPlaking(張り板/装甲)に別けられる。
建材によって船の性能は大幅に異なる。
当然ながら造船時に限り選択可能で、後から変更はできない。
建材による性能への影響はFrameの方が大きい。
なお、(S)が付いた木材はSeasonal Woodのことで、よく乾燥された上質な木材であることを意味し、無印の木材よりも優れた性能補正になっている。
補正は乗算の為、基礎の値が高いほど効果的。
通常の対人戦で使用される船のほとんどはTeak Frameで、Plakingは船種や好みによってBermuda Cedar、Teak、White Oak、Sabicuが選ばれる。
主に使用される木材
速度重視の木材で、特にFirは安価で生産できる。
耐久性は全く向上しない。
Fir |
耐久 - 装甲 - 速度↑↑↑ |
Bermuda Cedar |
耐久 - 装甲 - 速度↑↑↑ |
速度と装甲厚が上昇する。
特にゲームでは速度が極めて重要なので、より影響を高める為にFrameによく使用される。
殆ど誤差ではあるが装甲厚はTeak>Mahogany、速度はTeak<Mahogany。
Teak |
耐久↑ 装甲↑↑ 速度↑ |
Mahogany |
耐久↑ 装甲↑↑ 速度↑ |
主に船のHPが大きく上昇値、装甲も微上昇する。
機動性は全く向上しない。
Oakは安価だが、その分性能は控えめ。
HPはWhite Oak<Sabicu、装甲厚はWhite Oak>Sabicu。
現在は元の装甲値が低く、あまり装甲値が上昇しないのでSabicuの方が良い。
Oak |
耐久↑↑ 装甲↑ 速度 - |
White Oak |
耐久↑↑ 装甲↑↑ 速度 - |
Sabicu |
耐久↑↑↑装甲↑ 速度 - |
Flameに限り使用可能で、Plakingには使用できない。
HPと装甲厚が大幅に上昇するが、最高速度と加速性能が大きく低下する。
基本的に1~3等戦列艦に使用し、フリゲート等の機動性が重要な船に使用してはいけない。
一般的にNPC戦や港湾戦における艦隊戦の為のもので、通常の対人戦で用いられることはあまり無い。
速度が出なくなるため、敵を追うことが不可能になり、負けなくても勝つこともできなくなるからである。
Live Oak |
耐久↑↑↑ 装甲↑↑↑↑速度↓↓↓ |
Locust |
耐久↑↑↑↑装甲↑↑↑ 速度↓↓↓ |
⑦内臓アップグレード
造船時に付与される性能補正。NPC船にも付与されていることもある。
狙って付けることはできず、完全にランダムで付与される。
優れた内臓アップグレードが付いた船は貴重で、高額で取引される。
最終更新:2022年10月23日 19:13