お市

戦国時代の姫君。一般には「お市の方」とも呼ばれる。BASARAシリーズでは2から登場している。
史実では織田信長の実妹であり、政略結婚で近江の浅井長政に嫁いだが、夫婦仲は睦まじかったという。
浅井家が滅ぼされた後は織田家に引き取られ、後に織田家家老・柴田勝家と再婚。
勝家が賤ヶ岳の合戦で羽柴秀吉に敗れると、越前北ノ庄で夫と共に自刃した。
戦国一の美女とされ、その数奇な運命から、戦国時代の女性の代表格として扱われることが多い。
彼女自身が実際に戦場に出たことは勿論ないが、戦国時代をモチーフとした作品によく登場する。
なお、彼女の遺児である三人の娘も「浅井三姉妹」と総称され*1、母を想起させる美貌と非業で名高い。

BASARAシリーズでは珍しく、戦国無双を参考にしたような要素は少なく*2
一般的な「信長の妹、長政の妻、悲劇の美少女」という設定になっている。
死者の魂などのおどろおどろしい武器を用いており、その性格は自虐的で暗い。
最新作・B3では夫や兄の死後、記憶喪失状態で織田残党軍に祭り上げられている。

一応Bのプロデューサーである小林裕幸はお市の担当声優・能登麻美子女史の熱狂的ファンとして知られている。
そのため、お市はゲームやその他メディアミックスで異常なほどの優遇を受け、
織田家滅亡後という設定の戦国BASARA3でも、「僕(小林)が出したかったから」という理由で、
他の有名武将を差し置いて、モーションをも一新させてプレイヤー武将として続投。
小林の作品私物化を象徴するキャラクターとなっており、その優遇ぶりにはファンすらも批判の声を上げている*3

付記
B市のデザインは、戦国時代の女性の正装と言うべき、鬢削ぎ(所謂「姫カット」)に(二又)薙刀というものである。
これ自体はオーソドックスなデザインであり、問題らしい問題はないと言える。
だが、これを逆手に取り、采配ガラシャや、無双3から登場した綾御前*4を市のパクリというB厨が現れた。
しかし、無双ガラシャの原案*5の一つが、B市に酷似していたことが発覚しており、
その文脈でいうなら、B市は無双ガラシャの原案のパクリと言えるであろう。

付記2
史実において、市の曾孫は女性ながら天皇として即位しており*6
現在の皇族にも系譜が繋がっている*7
ゲーム内の登場人物である以上、性格や外見にデフォルメを加えなくてはいけない側面があるとは言え、
B市の暗く破滅的なキャラクターは皇族関係者やその支持者にも悪印象を与えるとは言えないだろうか。


大久保徹

Production I.Gに所属するアニメーター・作画監督。
基本的には外部の人間であるが、アニメ版Bのスタッフを務めた経歴から、
B4の新規キャラのデザイン業務を先任の土林氏に代わって務めることとなった。
同時に、B4作中におけるアニメ要素を担う側面もあると思われる。
公開されたB4のキャラクターデザインは旧作とは異質であると指摘されることがあったが、
それが事実であることを証明するものと言える。

B以外にも複数の作品に携わっているが、それらの作品にパクリと呼ばれるような悪評は無い。
そして、上記の土林氏からスタッフ変更があっても、Bという作品の病理は何ら好転する様子すら無いことを見るに、
B公式の腐敗は、上位(小林・山本ら)からの命令の結果であることを傍証するものであると言えよう。
その意味では、仕事上の付き合いとは言え、声優陣と並ぶBの被害者の一員である可能性が高いと考えられる。

大谷事変

アンチの間で、B大谷吉継の設定のあまりの酷さに起きた一連の騒動を指す言葉。
一次と二次が存在し、一次ではアンチと信者の間だけだったが、二次では外部も動く一大事となったため、
アンチと信者、ひいては外部に与えた影響は絶大なものがある。
詳細内容は第一次大谷事変第二次大谷事変の項を参照のこと。

大谷吉継

安土桃山時代の武将。戦国BASARA3でPCとして登場。
史実では、豊臣秀吉の近侍上がりの将であり、官職に基づく「刑部」の通称で知られる。
業病(ハンセン病という説が有力)を患ったため、白布(頭巾とも)で顔を隠していたという。
関ヶ原の戦いでは不利であることを理解しながらも畏友・石田三成に味方し討死したため、
戦国時代を代表する義将と評価され、戦国史ファンからの人気が非常に高い人物。
小早川秀秋の裏切りを見抜いて馬防柵を配備するなど優れた戦術眼を持つ他、
徳川家康を含む多くの大名と親交があり、朝鮮出兵時には兵站業務と和平交渉で才能を発揮し、
その器量は、主君の豊臣秀吉から「百万の兵を指揮させたい」と言わしめるほどであった。
戦国時代の挿話集である『名将言行録*8』には、「吉継、汎く衆を愛し、智勇を兼ね、能く邪正を弁ず。
世人、称して賢人と言ひしとぞ*9。」と記されている。

戦国BASARA3では「重い病を患ったせいで豊臣秀吉存命時代に疎んじられ」「周囲の人間を不幸に陥れたい」
と願う、上記の一般的な印象と正反対のキャラ付けであり、合致するのは三成及び西軍方の人物という設定程度である。
包帯を体中に巻きつけたミイラのような外見をしている他、足が悪いという設定のためか輿に乗っている*10
Bファンの間では、担当声優が立木文彦氏ということもあり、「マダオ」という愛称*11で呼ばれる。
史実の大谷吉継の人格や業績、ひいてはハンセン病を患った人を愚弄するようなこの設定は、
アンチや一部のファンを驚愕、あるいは激怒させ、大谷事変と呼ばれる事態が発生した。
詳細内容は第一次大谷事変第二次大谷事変の項を参照のこと。

ちなみに、無双シリーズ本編にこそ出ていないが、『100万人の戦国無双』で大谷吉継は先行して登場しており、
ここでは、大谷吉継のデリケートな部分である病の部分ははっきりと書かれず、
「白頭巾を使用していた」という伝承を元に白い布で顔を覆うのみにとどまっている*12
むしろ本作で吉継は史実における「三成の親友」という点を強調しており、女性層を中心に高い支持を得ている*13
この点でも無双側とB側で素材を上手く扱えるか否かが浮き彫りになったと言えよう。

大友宗麟

戦国時代の武将。戦国BASARA3ではNPCとして登場する。
史実では豊後の戦国大名・大友家の当主であり、戦国時代を代表するキリシタン大名として有名。
家臣や立地に恵まれ北九州に勢力を拡大するが、自身のキリスト教への入信や、
領内でのキリスト教の布教の推進によって家臣や領民との軋轢が発生。
結果、宗麟は大友家内外の人心を失い、晩年は島津軍の猛攻に苦しめられることになる。

戦国BASARA3では、ザビー教に傾倒する金髪の美少年として描写され、
「愛なんか信じなくても僕の命令は守りなさい」などのセリフがある。
西洋的な容姿はフランドルの画家ヴァン・ダイクの宗教画を由来とされるが、問題なのがザビー教との関係である。
ザビー教は、フランシスコ・ザビエルのパロディであるオリジナルキャラクターの「ザビー」が、
戦国BASARA(初代)から掲げてきた宗教であるが、3で実在したキリシタン大名・大友宗麟が、
ザビー教に入信しているという設定を付してしまったために、ザビー教がキリスト教の悪質なパロディであることを、
愚かにも自己暴露してしまった形となっている。
戦国BASARA3は海外展開を謳っているが、海外では宗教表現に対して強硬姿勢を採るキリスト教団体が少なくない。
まして、宗麟はキリシタン大名として欧米圏にもその名が伝わっている人物であり(先の宗教画はその一例)、
宗教問題に発展するのではないかと一部で懸念されている。

付記
なお、パクリ元である戦国無双シリーズは、大友宗麟をNPCとしても出演させていない。
これは一般的にゲーム内における宗教表現の問題(特にキリスト教関係)がタブーであることを考慮し、
カトリック=イエズス会の問題とは不可分である彼を意図的に不参戦にしているものと思われる。
宗麟同様キリシタンとして名高い細川ガラシャ・黒田官兵衛は、無双では洋装を纏いキリシタンであることを示唆するが、
宗教とは無縁の人物として描かれる。

付記2
2011年8月末に発売された『戦国無双3 Empires』では、大友家、ひいては大友宗麟にも出番があった。
ここでは大友宗麟は「狂信者」となっているが、その対象が神ではなく音楽という扱いになっている。
宗麟が史実で目指した「無鹿*14」の国の思想を、宗教色を消す範囲で採用しているわけである。
宗教色無き狂信者という、ギリギリまで踏み込んだ描写は、B宗麟よりも遙かに配慮に溢れたものと言えよう。

付記3
『宴』のエンディングにおいて、ザビー教に入信した毛利元就と共に天国への階段を登って扉を開く描写があり、
これを『戦国無双3(猛将伝&Z)』の阿国シナリオへの当て付けであると指摘する声もある。
無双阿国シナリオの元就は、阿国の協力で信長の大軍団を退けると、領国を孫の輝元に任せて彼女の旅に同行*15し、
エンディングではあの世の入り口を意識した鳥居が出現し、そこに戦死者の霊を誘っていく。
一方、B宗麟シナリオの元就は宗麟との戦闘で体力が残り少なくなると、「領国の事はもうどうでもいい(意訳)」と零し、
撃破後に先述した通りのエンディングとなる。
端的に言えば「毛利元就が聖職者(?)とともにあの世の門を潜る」という描写が偶然被るとは考え難く、
アンチ他周辺に疑惑をもたらしている。

オクラ

アオイ科トロロアオイ属の食用作物。
正式和名はアメリカネリであり、陸蓮根(おかれんこん)の異名もある。

B腐の間においては、毛利元就を指す隠語である。
戦国BASARAに登場する元就の兜の色・形が似ていることから付けられたのだろう。
厳島神社にオクラを奉納したBASARAファンが出現したことで、アンチの間では一時期笑いの種になった。
オクラは明治時代に日本に入ってきた野菜であり、毛利元就とは勿論何の関係もない。
BASARAファンが本当に歴史人物を尊敬しているのか一考させてくれるアイテムである。


付記
このオクラ奉納の件を中日新聞の投書欄(内容)に送った中学生の存在が、ネット上でも話題となった。
内容自体は極めて正論であり、B厨・B腐の行動規範が小学生程度の物でしかないことを明白にした意義は大きい。
だが、昨今のBに関わる問題を鑑みると、この件はまだ生易しい方であるという事実にまでは、
残念ながら言及されなかった。

付記2
現行犯を抑えられたわけではないため、実際にはネタ雑談から派生したデマという可能性も指摘されている。
しかし、このような愚挙それ自体があり得ないと批判した周辺からの声が極めて小さいこと自体、
B関係者の周囲からの評価を物語っているともいえる。


ちなみに戦国BASARA Xでも毛利元就を指す隠語として使われることもある。
バナナにも書いてあるが、BASARA XプレイヤーとB厨とは別の人種なので見かけてもそっとしておこう。

お財腐

アンチによる、本編を含めたB関係のグッズを買いあさるB厨・B腐(特に後者)への蔑称。由来はお財布+腐女子。
これが深刻化すると、ATM呼ばわりされることとなる。
小林以下Bスタッフの財布扱いになっていることを揶揄するものであり、ある意味幸せな方々ではある。

織田信長

安土桃山時代の武将。戦国BASARAシリーズにも登場している。
言うまでもなく、日本史上最も有名な人物の一人といっても過言ではない人物。
桶狭間の戦いで駿河の大大名・今川義元を破って以降、卓越した軍事的才能で勢力を拡大。
国政における商業の重要性をいち早く察知し、楽市楽座などの制度を政策に採り入れた。
また南蛮文化など新奇なものを積極的に受け入れ、日本ではまだ珍しい黒人に「弥助」と名付け、
大事に育てるといった、偏見なく透徹した理性を持っていたことでも有名。
他人の才能を見抜く力にも優れ、無名の流民だった木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)を
引き立てるなどして家臣団の増強にも努める一方、敵勢力や裏切り者への仕打ちは凄惨を極めた。
室町幕府を滅亡に追いやったこと、比叡山焼き討ち、自ら「第六天魔王」と署名したことからも、
伝統権威の破壊者・仏敵・神をも恐れぬ男としてのイメージも少なからずつきまとう。
1582年6月2日、京・本能寺で宿営していたところに家臣明智光秀の襲撃を受け、自害。
一時代を切り拓いたそのバイタリティは日本史を語る上で不可欠であると同時に、
現代を生き抜く日本人にとってすら憧憬と畏怖の対象であり、様々な歴史小説や大河ドラマに登場した。

戦国BASARAでは1から3までPCとして続投。
第六天魔王のフレーズの通り、銀の甲冑に黒いマントといういでたちの壮年男性である。
「すべてを滅ぼす最強の魔王(悪役)」というポジションで描かれており、
史実の信長に見られるような理性や見識はまったくもって皆無である。
担当声優が貫禄ある声かつ特徴的な演技で有名な若本規夫氏ということもあり、
動画などで声優つながりのB厨被害が多い一因となっている。
B3ではリストラされたと思われたが、その後隠しプレイアブルキャラクターとして復活する事になる。
詳細は魔王再臨の項を参照のこと。

付記
小林裕幸プロデューサーは愛知県名古屋市出身だったこともあり、
「子供の頃から信長が好きだった、信長の本の読書感想文も」と過去に発言している。
しかし、B信長は「子供の頃から信長が好きだった」人間が考案したとは思えず、
史実の信長の魅力を表現していないキャラクターであることは瞭然である。
2英雄外伝以降に至っては、B信長の扱いはもはや小林P最愛のキャラクターである、
お市の引き立て役になっていると言わざるを得ないほどお粗末なものとなっている。

鬼武者シリーズ

カプコンより発売された、戦国時代を舞台としたアクションゲーム。正式名称は『鬼武者』。
「幻魔」の力で世を統べんとする織田信長と、「鬼」の力を得た人間との戦いを描いた1~3と、
同じく「幻魔」の力で世界征服を目論む豊臣秀吉との戦いを描いた、『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS』が発売された。
初代はPS2黎明期に発売され、国内PS2ソフトでは初のミリオンセラーを達成した。
2もミリオン、3もハーフミリオン以上をクリアしたが、『新』があまり売れなかったためか続編こそ出ていないものの、
PS2初期の傑作ゲームとして名高く、トンデモ戦国が好きなら買って損は無い一作である。
なお、「幻魔」や「鬼」という言葉を見れば分かる通り、一部を除けば史実とはまったく異なる。
結城秀康など史実で実在した人物も多数登場するが、それでもBASARAと違って「日本の歴史だ」などと語らず、
実際の歴史とは異なると明言している。
また。外国人枠キャラがちゃんとスペイン語を話したり、本多忠勝がこちらでは軽装である等、
締める所はちゃんと締めているだけでなく、何よりアクションゲームとしての完成度に天と地ほどの差がある。
アンチの間では小林氏の「戦国時代をテーマにしたライト向けアクションゲームはBASARAが初」との発言を、
同じカプコンの作品であり、自分より上の立場の人間の作った本作品をも無視したものとして、
小林氏の人間性を示す妄言と扱うことが多い。

付記
現在はブラウザーゲームで最新作『鬼武者SOUL』が発売され、『ヴァンパイアシリーズ』、
『大神伝』といった人気作と共にBもコラボ作として参加したが、
このゲームのためにコラボイラストが書き下ろされた『ヴァンパイアシリーズ』や、
本作オリジナルストーリーで絡む『大神伝』とは違い、Bは使いまわしのうえオリジナルストーリー無しという、
やっつけ仕事と言っても過言ではない扱われ方をされている。

汚林

小林氏の蔑称。由来は汚い+小林。蔑称としては他に「ウンコバ」がある。

小山田信茂

戦国時代の武田家の武将。
史実では武田家の親族(武田信玄の従兄弟にあたる)であり、武勇にも秀でた武田家の柱石の一人であったが、
織田家の武田征伐の最終局面である「天目山の戦い」で主家を裏切ったため、武田家の滅亡を決定付けた。
後、この裏切りを信長の嫡子・信忠に責められ処刑された。

BASARAではアニメ「戦国BASARA弐」(アニメ二期)に登場する。
本来は無個性のモブ武将であるが、ゲーム本編未参加の古谷徹氏が声を担当したため、一部で話題となった。
実は登場初回のEDクレジットと公式サイトでは「信」と表記している*16
最終的には「小山田信」に修正されたため、アニメスタッフのケアレスミスであることが判明。
小林氏だけでなくアニメスタッフまでもが実在した人物の名前を間違うという醜態を晒した。

オレ的ゲーム速報@刃

AAキャラクターのやる夫、やらない夫の二人のAAキャラクターのボケツッコミを中心にしたゲームニュースサイト。
B関係では、一貫してB評価&戦国無双批判を続けており、その意味ではBアンチ層の仇敵の一つである。

最近では小林が名目上プロデュースしたPS3/Xbox360ソフト『ドラゴンズドグマ』を、他社作品と比較すると異常な程持ち上げている他、
2012年5月下旬に『戦国無双 choronicle 2nd』の発表があった時以来、ネガキャンを堂々と現在進行形で続けていることを、
度々指摘されている。

付記
遂に2ch公式から直接指名の形での転載禁止通達がなされ、今後の活動は縮小していくとみられる。
最終更新:2021年08月05日 14:53

*1 長女の茶々(淀殿)、次女の初(常高院)、三女の江(崇源院)。

*2 戦国無双2の鬱っぽい描写程度。その鬱要素も戦国無双3では見られなくなっている。

*3 「もう死なせて(長政の下に逝かせて)やれよ」と言うファンもいる。

*4 なお、彼女は正式にPCに昇格した際、汎用武器の薙刀から杖へと武器が変更されている。

*5 ゲームの設定資料集ではなく、2猛将伝の正式登場以前に「無双通信」というファンブックに掲載されたサービス企画の一つ。

*6 市の娘である江が産んだ娘のうちの一人・徳川和子の娘が明正天皇である

*7 江の娘の一人・豊臣完子は九条家に嫁いでおり、その子孫が大正天皇と婚儀を済ませ貞明皇后となっている。つまり、現在の今上天皇の祖母である

*8 なお、本著作は幕末期に編纂されたものであるため、やや信憑性を欠き、史料的価値自体は低い。だが、現在人口に膾炙する戦国武将のパブリックイメージは本著に依拠する場合が多く、その意味では重要な作品である。

*9 私訳すると、「大谷刑部は広く民草を愛し、知勇兼備の人物であり、正邪を区別することが巧みであった。世間の人は、このために刑部を賢人と称賛したといわれる。」あたりになる。

*10 史実において、大谷公は関ヶ原では輿に乗って戦に臨んだといわれる。これは、もはや歩行や騎乗も困難であるほど病状が進行していたためであり、彼の覚悟と義人ぶりを示すものと言える。このような事実を軽々しくネタに出来る時点で、公式の神経は疑われねばなるまい。

*11 実態は蔑称なのは言うまでもない。

*12 その後発売された『戦国無双4』でも、このデザイン同様口元を顔で隠した青年として書かれている。

*13 『100万人の戦国無双』作中キャンペーンで行われた人気総選挙では1位を獲得している。

*14 むじか=ラテン語で音楽を指す。実際には讃美歌などの宗教音楽であるが。

*15 無双の元就は歴史に造詣が深く、彼自身もまた歴史家志望と言う設定であり、最初は渋っていたものの、阿国の「自分と一緒に来れば歴史がどうなるかを見せることが出来る」という言葉を受けて同行することを決めた。

*16 蛇足だが、「信繋」は真田幸村の本名でもある。