メタルスレイダーグローリー ディレクターズカット
とは、【スーパーファミコン】用のゲーム。
概要
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【スーパーファミコン】
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32Mbitロムカセット
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アドベンチャー
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任天堂
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HAL研究所
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☆よしみる
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1人
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プリライト版:2000/11/29 (日本) 書き換え:2000/12/01 (日本)
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CERO:B
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【Wii U】?:バーチャルコンソール
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【スーパーファミコン】の【ニンテンドウパワー】向けに販売されたゲームソフト。
かつてHAL研究所が【ファミリーコンピュータ】末期に発売したソフト『メタルスレイダーグローリー』のディレクターズカット版。
SFC末期であるためかSFメモリカセットのプリライト版は予約販売限定となっており、ニンテンドウパワーの一般書き換え版より若干早く配送された。
スーパーファミコンの最後のライセンス作品でもあり、スーパーファミコンが現役の時代に発売された「最後の新作ソフト」でもある。
ストーリー
宇宙で勃発した大規模な戦争が終結して8年が経過し、
平和を日常として感じられるようになった地球圏。
日向 忠(ひむかい ただし)は、エリナ・ファーファと共同で、
作業用メタルギアームをはじめとした、
様々な機械のオペレートを引き受ける仕事をしていた。
ある日、忠が購入した作業用メタルギアームを起動させると、
それが巧妙に偽装された軍事用の
メタルスレイダー「グローリー」であることが判明する。
忠は8年前の戦争で使用されたグローリーのコックピットで、
「創造主を探せ・・・地球は危機に瀕している・・・」
という謎のメッセージを発見し、コックピットに残されたディスクを
手がかりに宇宙へと旅立つ。
ここから忠たちの運命の変転が始まり、
彼らは恐るべき陰謀と封印されていた真相を知ることになる。
オリジナル版との変更点
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グラフィックとサウンドの向上
元々ファミコンのゲームでも随一のグラフィックを持っていた。
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容量の都合によりファミコン版ではカットされたシーンが一部追加。
選択肢も増えている。
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権利関係の都合によりBGMを総差し替え
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エンディングに新規イラストが追加
キャラクター
※元がHAL研究所販売のHAL研究所作品のため、『メタルスレイダーグローリー』初出のキャラクター及び乗り物のページは作らないでください。
メインキャラクター
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日向 忠(ひむかい ただし)
主人公。17歳。重機・メタルスレイダー等のオペレイターで、超一級の腕前を発揮する。抜群の行動力を持ち、小さなことにはこだわらない主義。妹のあずさには神経質。ちょっと女好き。
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日向 あずさ(ひむかい あずさ)
忠の妹。12歳。明るい性格で、学校の成績も良い。年齢の割には幼いところも残るが、兄の忠に対してはとても素直。エリナからもかわいがられている。
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エリナ・ファーファ
忠のガールフレンド。17歳。判断力にすぐれ、それでいて優しい性格。忠の女好きな点には呆れることも。メカのオペレ-ション技術はなかなか。終盤ではメタルスレイダーに乗って忠と共に戦うことも。
作中で出会うキャラクター
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ゲン・ランクル
忠の作業所の隣で、自動車からメタルスレイダ-まで手広く売買を行う“GEN’S AUTO”の経営者。
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チャーミー・グリント
ゲンの店に勤める店員。きめこまやかできれい好き。だが、ぼーっとしていることも多い。
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シルキーヌ・マルソー
第35居住区の主任で最高責任者。何か重要なことを知っているようだ。
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小夜子(さよこ)
シルキーヌの秘書。
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キャティ・ヴィトレイ
第35居住区にあるファーストフードショップで働いている店員だが……。
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ペトルーシュカ・コルサコフ
ターミナルステーションの案内係。
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ジフ・クレイムス
ターミナルステーションの主任で最高責任者。
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シン・イチノセ
ターミナルステーションにあるメカニックベイ「SHIN'S MECHNIC」を経営する男性。
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ルナ・ミルドリッド/アイ・ブランシュ
「SHIN'S MECHNIC」の店員。
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如月 やよい(きさらぎ やよい)
月にあるレストラン「Vivace」のウェイトレス。
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技 燕改(ぎ えんかい)
「私設軍」のメンバーの1人。
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日向 政忠(ひむかい まさただ)
忠とあずさの父親。8年前の戦いで戦死。
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日向 エイミア(ひむかい エイミア)
忠とあずさの母親。あずさが幼かった頃に亡くなっている。
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ヴィヴァーチェ
8年前の戦争が終結した後に忽然と姿を消した科学者。
メカニック
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GLORY(グローリー)
機体番号「V-MH」。一般作業用メタルギアームに偽装されて日向忠の元に届く。元々はヴィヴアーチェが開発した日向政忠専用の試作機。
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NUDIA(ヌーディア)
機体番号「V-02」。キャティ専用機で唯一の女性型メタルスレイダーかつGLORYの後継機でもある。
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HORN De MURM(ホーンドマーム)
T・ストークに搭載されているメタルスレイダー。エリナが使用した機体の機体番号は「I-6001」(61号機)。
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HONEIL MURM(オネイルマーム)
私設軍が運用しているMURMの改良機。各パイロットに合わせたカスタマイズがなされている。燕改専用機の機体番号は「V-800S」(14号機)。
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P・O・D
異星生物の主力兵器であるバイオメカの一種。機動力に優れており、誘導ミサイルとシールドを搭載している。
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E・P・F
異星生物の主力兵器であるバイオメカの一種。攻撃力に優れており、エネルギーボールとレーザーソード、シールドを搭載している。
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大型機動要塞
異星生物の母艦。そのサイズは100kmを軽く超える超巨大な要塞である。
地名
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GEN'S AUTO
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エアポート
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ターミナルステーション
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居住区
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MOON FACE
ゲン・ランクルが所有する小型貨物船。忠達がGLORYの謎を解明するために借りることになる。
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03区
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T・STOKE
私設軍が密かに建造していた超巨大戦艦。
紹介動画
リンク
公式サイト
スタッフインタビュー
移植・リメイク
余談
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原典の『メタルスレイダーグローリー』は巨額の開発費と6年もの歳月をかけて完成させた作品であり、その資金の回収は難しいだろうと言われるほどであった。(参考)
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開発費は無事に回収出来たものの、その後HAL研究所は一度倒産しており、流通数の少なさも合わせて
この作品が倒産の原因ではないかというデマまで流布してしまった。
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資金の回収に関して当時HAL研究所所属だった岩田聡が珍しく憤っており、その原因は営業系の人たちがのんきなことを言っていたからではないかと桜井政博は考えていた。
コメント
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最終更新:2024年01月21日 15:44