ジョブガイド・ゲーム中盤編
not found (001.png) 概要
ダメージクラスのセットアップ(装備とステータスの調整)について基本的な情報を整理した。
≫ゲームの中盤を想定した。
≫この段階でのセットアップは、メインスキルを「連打」できることを最優先する。よって、連打速度を最大とするための必要条件とそれを満たすための調整について重点的に記載した。
なお、特定のスキルに特化しないビルドや、「連打」より「威力」を重視した調整も十分にありうる。ただし一般化がなされておらず、Wiki的には記載がちょっと難しい。
not found (001.png) セットアップの基本
ここでは、スキルの「連打」に関係する基本的なサブステータス(詠唱やディレイのカット率など)の確認と、セットアップの背景にある仕様、情報の記載ルールについて、具体例を挙げつつ解説する。
≫読み飛ばして、具体的なセットアップ例をコピーする方が早い。
≫ニッチなビルドを組みたい、あるいは、もう少し安くビルドを組みたい、場合はこれらへの理解があると良い。
スキルの時間パラメータ
スキルの性能・仕様に記載される、「秒」を単位とするパラメータである。スキルの出の早さや再使用までの間隔は、これらのパラメータにより決まる。
≫スキルの入力から効果の発生までにかかる秒数を決める。変動詠唱と固定詠唱のトータルが詠唱時間となる。変動詠唱はステータス(IntとDex)で減る(減らない変動詠唱も稀にある)。固定詠唱はステータスでは減らず、「固定詠唱を減らす」効果を受けることで減る。
- ディレイ
- アフターキャストディレイ(ACD)
- モーションディレイ
≫スキルの効果発生から、次のスキルを入力できるまでの秒数を決める。これらのうち、秒数の最も長いものがラグタイムの秒数となる。ACDはACDパーセントカット効果(ACDR)で減る。
≫モーションディレイはキャラクターのステータスに依存するパラメータで、攻撃速度(ASPD)を反映する。ASPDが高いほど、モーションディレイは短縮する。
≫「その」スキルの再使用インターバル秒数である。同じスキルを繰り返し使用するとき、ACDよりCDTが長い場合は、CDTにより再使用までのラグタイムが規定される。スキルに対応する特定の装備で減る(こともある)。
≫スキルの連打間隔を最終的に規定するパラメータである。これを低減する装備の追加ひとつで、スキルの評価が一変することも。
セットアップの最適化の基本
基本的には、上述パラメータを短縮することで、連打速度は上昇する。ただし、連打速度には「7スキル/秒」の上限が設定されている(モンスターハンターでは「5/秒」)。よって、連打速度がこの上限値に一致するよう、パラメータを短縮することが最適化(連打間隔についての)の基本となる。
ただし、一部のスキルにはCDTがある。さらに、装備などのボーナスでこれを消去できない場合、そのCDT秒数が連打間隔を規定する。こうしたスキルについては、連打間隔がこのCDTとなるよう、(ACDとモーションディレイを)調整する。
- キャスティング
- 変動詠唱(VCAS)
- 短縮し、0秒に。
- Int+Dex*2 > 530(1)
- または、パーセントカットをトータル100%(2)
- (1)と(2)のミックスは不可
- 固定詠唱(FCAS)
- 短縮し、0秒に。
- 「FCASマイナス~秒」効果をスタック、該当スキルのFCAS以上に。
- 「FCASパーセントカット」効果は不可
≫変動詠唱の短縮では、ステータスによる短縮とパーセントカット(カトリーヌケイロンカードなど)による短縮は加算されない(乗算される)。なので、無詠唱には、どちらか一方で変動詠唱をゼロとする必要がある。これは、固定詠唱の短縮でも同様である。さらに、固定詠唱のパーセントカットは「カット率が最も大きい効果のみ有効となる」という仕様があるため、実際のところ、パーセントカット効果によって固定詠唱をゼロとすることはできない。
- ディレイ
- アフターキャストディレイ(ACD)
- 短縮し、< 0.14秒(=1÷7)に。
- ACDパーセントカット(ACDR)効果で、スキルのディレイ秒*(100-ACDR)/100 < 0.14。
- モーションディレイ
- 短縮し、< 0.14秒(=1÷7)に。
- ASPD193相当。
≫これは、CDT < 0.14秒のスキルの場合である。CDTが残るスキルの場合は、その秒数にACDとモーションディレイが一致するよう調整する(ACD < CDTとなっても、CDTに制約されスキルを再使用できない)。
≫ACDの秒数はスキルごとに違うため、上記を達成するために必要なACDカット率(ACDR)はスキルごとに異なる値となる(基本のACDが長いスキルほど、より大きなACDカット率が必要となる。)。
≫モンスターハンターではACD、モーションディレイともに、< 0.20秒(=1/5)で調整する(ASPD190相当)。
≫特定のスキルのCDTカット効果を持った装備を使用することで、短縮される。しかしゼロ秒まで短縮することが(現状では)出来ないスキルも少なくない。
≫ここでの記述では順序は逆になってしまったが、セットアップの調整のフローとしては、1)スキルの最短CDTを決定し、2)それに合わせてACDのカット率、ASPDを計算する方が正しい。
セットアップの調整例
ルーンナイトのソニックェーブを例とする。Wikiによればソニックェーブの基本性能は次*である。
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- クールダウンタイム(CDT)は基本1.75秒
- アフターキャストディレイ(ACD)は基本0.5秒。
- ACDをCDTの0.25秒まで短縮
- ACDカット率(ACDR)は (0.5-0.25) / 0.5 = 「50%」必要(目標ACD秒を超過するACD秒÷基本ACD秒、が必要ACDカット率)。
- 攻撃モーションディレイをCDTの0.25秒まで短縮
- 攻撃速度(ASPD)は 200 - 50*0.25 = 「187.5(188)」必要(5スキル/秒ならASPD190、7/秒なら193)。
- 詠唱(VCAS・FCAS)は0秒
≫ソニックェーブのCDTは現状ではゼロにはならず、0.25秒が最短。よって、1/0.25 = 4発/秒を目標に、ACDR(ACDのパーセントカット率)とASPDを調整する。
not found (001.png) ビルドタイプとセットアップ
クラスごとに、代表的なダメージスキルについて、「連打」のために要求されるサブステータス(クールダウンやディレイのカットなど)を確認した。
≫要求サブステがキツいスキルは、ミッドゲームでの運用は難しいことも。
≫ミッドゲーム通過のためにお勧めのスキルビルドについては、別紙にて具体的なセットアップを紹介(準備中)。
ルーンナイト(RK)
ウィンドカッターを
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- ウィンドカッター(WC)はCDT0.3秒。ACD-40%でACDイコールCDTとなり、3.3/秒の最大連打。ACDを40%カットするセットアップの定番は、イリュージョンテグリョン+ニューウェーブサングラス(NWS)+サライヤリング(ACDエンチャント)
- WCのダメージを強化する装備は、ペオースセットと、漆黒のリボン。
- グレイスセットのドラゴンブレスバージョンにはACD-20%が付く。これとテグリョンを合わせACD-40%という調整は、威力でペオースに劣るが、鎧・肩のカードスロットがフリーになり、タナトスアクセをセット運用可能、といった利点がある。
- WCには1)高FLEEモンスター、2)リフレクトシールドという明瞭な弱点がある。RKはHIT補正スキルに優れることからミッドゲーム段階では1)が問題になることは少ない。2)は武器を槍に持ち替えることでWCを遠距離判定とし無効化する、という小技がある。
- イグニッションブレイク(IgB)はエンドゲーム全般、ソニックウェーブ(SW)はモンスターハンターで、主要なビルドとなる。しかし、スキル性能を発揮するにはCDTの短縮とCri発生率の確保が必要で、ミッドゲーム段階、少なくともグレイスセットベースでの達成は難しい。
- グレイスベース・イリュージョン武器採用の試作セットアップ(画像)。勇ましさは感じるものの、やはりCDTがネックとなり、ファーミングでは不便を感じた。
ロイヤルガード(RG)
グレイスセットはキャノンスピアとレイオブジェネシスを強化するが、いずれもミッドゲームでの運用は難しい。唯一メインスキルなりうるのはオーバーブランドだが、この段階でアクセスできる装備にはこれをサポートするモノは少なく、セットアップが難しい。
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- オーバーブランド(OB)は近接・術者中心の範囲攻撃。運用にはFCAS0.5秒のカットが大前提、さらに連打速度を上げるためにACDのカットが必要で、ACDイコールCDTの最大連打を達成するにはACD65%カットが必要。
- FCASは、グレイスアタックブーツを採用することで解消。
- ただし、ACDカット率では、テンポラルブーツ(マッスルエンデュランス)とKSSI(リジット)の組み合わせが最高値となる。
- ACDカットは、イルシオンアーマー+ウィングB、NWS、サライヤリング(ACD)、イリュージョンシルバーガードをベースとし、ハートウィングヘアバンドやケイオティックアコライトカードを検討。それでもなおACD-65%調整はかなりキツく、ダメージとのトレードオフを強いられる。
- OBにダメージ補正を与える装備は、Bio5ハットのオールドカスケットプロテクション。イリュージョンブリュナークもあるが両手槍。
- レイオブジェネシス(RoG)は術者中心・聖(無)属性魔法。エンドゲームではビルドが成立するが、ミッドゲーム段階での運用は難しい。
- イリュージョンエクスカリバー+イリュージョンセイクリッドミッションでCDT-1秒。ただし、ACDを短縮しないと、ACD>CDTとなり、CDTカットの効果が生きないことに注意。
ギロチンクロス(GX)
ローリングカッターは連打のためのサブスタータス要求が緩い。加えて、グレイスセットを得て調整はさらに容易になった。クロスインパクトは強力な単体攻撃だが、ファーミングをメインとするミッドゲームでの出番は少ないか。
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- ローリングカッター(RC)の連打速度はACDとASPDに律速される。実測では、ACD-40%・ASPD188で8/秒、ACD-30%・ASPD186で7/秒(回線速度などプレイ環境により最適値は相違)。一方のみ過剰でも連打速度は上昇しないことに注意し、この付近で調整する。
- ACDカットは、グレイスセット+NWS+マジックマッシュルームで充足。
- ASPD調整
シャドウチェイサー(SC)
オートシャドウスペルをフィーチャーした装備が複数あるが、ミッドゲーム時点でのビルド成立は難しい。複数のモンスターに接敵するムーブには大きな負担をともなうが、メイン攻撃は魔法でありHPリーチ効果が発動しないため、HP損失をリカバできない。
メインスキルの選択肢はトライアングルショットかフェイタルメナスとなる。トライアングルショットは取り回しの良い単体攻撃。フェイタルメナスは近接範囲攻撃、リーチ装備とダメージの両立が出来ればワンチャンス。
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- トライアングルショット(TS)
- 遠距離・単体攻撃。武器は弓に限定。CDT0.25秒で、ACD-29%から最大連打。
- ウィークリーのアイテムハントや、イリュージョンツインズ・ルアンダを回すポテンシャルは十分にある。しかし、単体攻撃のため、イリュージョンラビリンスなど、モンスターの密度が高い狩場は苦しい。
- 単体攻撃のため、インキュバスのみでは慢性的にSP不足傾向。
- TSにダメージ補正を与える装備としては、Bio5ハット、MHシャドウギア(武器・盾)、17.2カードセット()がある。
- その一方で、グレイスセットが用意されていない、また、イリュージョン武器にSCが装備可能な弓がない、といったビルド構成パーツに恵まれない印象がある。
- フェイタルメナス(FM)
- 短距離・小範囲攻撃。CDTはゼロで、ACDカットとASPDに応じて連打速度が上昇する。
- パラダイスダガーとグレイスセット(フェイタルメナス)でACD-25、サライヤACDとNWSで合計ACD-45、3.6/秒。
- FMにダメージ補正を与える装備は、グレイスセット(フェイタル)*、テンポラルサークレット(シャドウチェイサー)、スウェッジベネナムカード*。
- 複数のモンスターに隣接し戦うスタイルとなるため、HP回復ポーションに依存せずに戦うには、HPリーチ(吸収)効果が必要になる。
- エッダ武器や、シン武器の短剣が候補となる。パラダイスダガーからダメージを維持しつつ乗り換えようとすると、過剰・エンチャント済みのモノが必要となり、それなりに高価。
- イリュージョンダンジョン武器の短剣はいずれもオートシャドウスペル志向で、物理ビルド向けではない。遺憾である。
メカニック(Mech)
ナックルブーストはスタートアップに最適。アームズキャノンは強力な範囲攻撃だが、要求サブステータスがややキツめ。バルカンアームは連射可能な範囲攻撃だが、スキル倍率が低いため、ダメージを補正する装備・カードによる補強が必要。アックストルネードは新装備の追加によりCDTをゼロとし、ASPD速度での連打が可能になったが、要求される装備はやや入手難。
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- ナックルブースト(KB)
- 遠距離・単体攻撃。属性は装備武器を参照。弾丸の消費はなし。
- 連射速度はVCASとASPDに依存。
- 特にASPDの調整が重要で、ASPD111で1/秒、ASPD111で1/秒、と顕著に連射速度が上昇する。
- KBのダメージを補正する装備は、リインフォースドパーツ(ガンバレル)*、テンポラルサークレット(メカニック)*。武器の候補は、エンジンパイルバンカー*、パテントメテオストライク*など。
- バルカンアーム(VA)
- 遠距離・範囲攻撃(5*5)。弾丸「バルカンバレット」を消費。攻撃属性は装備武器を反映。
- 攻撃範囲は狭く、複数のモンスターに当てるためには、被弾しながらの集敵が必要。HP回復スキル「リペア」がこうしたムーブをある程度は許容する。
- 連射速度にASPDが寄与するが、依存度はKBより小さい。ASPD185付近で0/秒、それ以上は顕著な速度上昇なし。
- グレイスセット(バルカンアーム)はVAダメージを強化。武器カードではキックアンドキックカード、ブロークンクリーニングロボットのカードセット*も補正値が大きい。モンスターハンターのメカニックシャドウギア(武器・盾)*もVAにダメージ補正を与える。
- 武器は、キックアンドキックカードの+10ボーナスを期待するのであれば、イリュージョンドゥームスレイヤー*、ただし両手斧。片手斧のイリュージョンウォーアックス*もあるが、精錬ボックスのファーミングが難しく、+10作成の難易度は高い。
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最終更新:2022年07月22日 10:53